ニューアルバム『ROVO』発売記念LIVE名古屋公演
@今池TOKUZO - 得三 -
1年半ぶりのトクゾー、消毒、検温と個人情報記入などかなり厳重な
感染症対策だが店の人達が押しつけがましくなくとても感じが良い。
限定50席かな、4列目の端バーカン前が空いてたので確保。
すぐに酒買えるのはありがたい。
・ROVO
1935メンバー入場、勝井さんが立ちたい人が席の前で立って周りに気を使って
踊ることを良しとしませんか、という問いかけをして会場拍手。
といいながら、「シノリゾメ」始まりだったので開始すぐはほぼ着席。
後方は立ち居たのかもしれないけど、俺の前と同列、前4列は立ちゼロ。
「シノリゾメ」の中盤、もっさんが合図してどーんってところ、ここで行けば
良かったんだが気持ちが固まってなくて立ち損ね、失敗したって思った。
なんですが、このままじゃいけない（笑）と曲終わりぐらいでバーカンで
ジェムソンロックを購入して立ったついでにそのまま座らず身体を揺らすことに。
「カマラ」からの、旧曲「ローキックス」で少し踊る人も現れたが
また座ったり、俺はもう気持ちよくなってきてるのでそれでいいです。
「バール」のダカダカダカダカってリズム、前が座ってるので芳垣さんの
ドラミングがばっちり見える。
ダカダカダカダカの合間に別リズムをさらっと入れてたりしてなんという
すさまじい演奏なんだという感動。
ツインドラムと益子さんセッションみたいになったのもやばかった。
そしてこれなんの曲だろって思ってた壮大な曲へ。
珍しい「火の鳥」だったんですね。
壮大な中でも鉄壁＋神の遊びが入るリズム隊、この1リズムたりとも
聞き逃したくない見逃したくないという気持ち、そう考えると涙出てくる。
ふわー、すげかったなーっていう既に満足感で一部終了。
2036、ちょうど一時間ぐらいね。
15分ぴったし休憩して2051に二部開始。
勝井さんが始める前にMC、全然立たない前方客を見て、「なんか、新鮮です」。
って確かにな。
といいつつ、「アクセト」で開始してさすがに前の客も半分ぐらい立って
踊るようになってくる。
なんつうか、こういう自然な感じが一番いいよな、しかも座っててもガチのり
してるやつ多数。
ミドルテンポの曲をしばらく、2杯目のジェムソンロックも効いてかなり
気持ちいい感じに、踊りながら最高だなって思ってた。
「エクリプス」前にもっさんが立ったので「アルカ」来たかな、って思ったら
今日はまだじっくり「エクリプス」これがまたすごいよね。
中盤からのスピードアップ、一旦静まって拍手も起こる中からの再起動。
大きなうねりの中にリズムは常に激しくしかも正確に進んでいく。
ほんとにお腹いっぱいのライブだけど、まだ「アルカ」来てないので
今度こそそうでしょう、っていうごくっと生唾飲みこむような期待。
そしてもっさんのゆったりソロ、からの、激しいイントロソロへ。
ずっと座ったまま激しく頭振って拳上げまくっていた前の席の青年が
弾かれたように立ち上がって踊り出す、そういうフロアの熱の急上昇が
曲に添加されたように演奏もどんどん熱情的に。
終盤、ずっとマスクしたまま演奏してたもっさんがマスクを投げ捨てるように
むしり取って連続爆発コーナーへ。
強引で荒いグルーヴで無理やりに爆発させる展開、神、です、神の「アルカ」。
節度を持って、周りに気を使って、そういう新しいライブの在り方で
なくてはって頭に置いたまま、それでもめちゃくちゃに頭を振って拳を振り上げた。
初披露から驚かされて感動してきた「山本メソポタミア」はここ今池トクゾーで
「アルカ」として真の神曲となりました。
圧巻。
大喝采（マスクはしてます）の中すぐにアンコールの手拍子。
手拍子してない人いないぐらい一体になっていた。
2144にアンコール「サイ」、きれい。
こんなに幸せな最高な時間、うっすらと涙が滲んでくる素晴らしい演奏。
確かに来ることには少し迷いはあったんだけどいろいろ、でもこれを
見逃さなくて良かったって本当に思う。
演奏が終わって勝井さんが挨拶をしてメンバーがはけたあと、
呆然とした感じで椅子に座りこむような客もいました。
俺も気持ちは同じ、だれかが言ってたように今年一番おっきなロボでした。
セトリ
1.Sino Rhizome
2.KAMARA
3.Loquix
4.BAAL
5.Hinotori
休憩
6.Axeto
7.MIR
8.Eclipse
9.ARCA
E1.SAI
味仙行ったあと、まだまだ元気な妻がホテルまで歩こうというので
トクゾーの前を一応通ってみたの。
そしたらちょうど勝井さんがいました。
特に声をかけるとかはやめて、軽く頭を下げて帰りました。
幸せ。
後日、ついったーの誰かが演者ハコ客のみんなで作った最高のライブって
書いたのほんとそうだと思った。
勝井さんのメッセージを受けて一人一人少し間違いはあってもちゃんと
修正して考えながら進んで今日の最高のラストを迎えられたんだと思います。
そして勝井さんも同じことをツイートしていてとても嬉しかった。
