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ハイライフ八ヶ岳2020 2日目

ハイライフ八ヶ岳2020 2日目
@サンメドウズ清里


家にこもっていることだけが感染対策ではないはずだ。
できることを考えて可能な限りの活動をしていくことがこれからの世の中で大事。
そう、ずっとみんなでこもってたら社会が死にます。
そこに勝井さんも参加していて、そういうところに共感する気持ちもあって、
しかもロボが出る日にちょうど休日出勤が当たらなかったという、
そんないろんな巡り合わせもあって行きました八ヶ岳
前日の仕事は結局25時半上がり、それからちょっと寿司食って締めに
ラーメン食って27時に寝て、朝はさすがにそんなに早く起きるのは諦め。
10時ぐらいの新宿からの中央線快速、全然混んでない、けど、隣の2人組中年女性が
マスクしないで話をし続けるのほんと嫌。
まあそんなこんな最寄りの清里駅に12時半ぐらいに到着。
フェスにも出店してるカレーと地ビールの店ROCKまで歩いていくが
とんでもない行列になっていて諦め。
代わりにたまたま見つけた地元のラーメン屋で一杯やってから駅に戻り
タクシーでサンメドウズ清里へ。
もともと八ヶ岳のリフトの商業施設があってそこに一般客も来ている状態。
施設を抜けたスキー場っぽいところにたくさんの屋台、そして3つのステージ。
入場者より出展とかの人のが多いかもなんて思った。
天候は曇り、雨じゃなければなんでも良いです。


・yonawo
メインステージでやってたのを最後ちょろっと。
おしゃれオーガニックサウンドって感じ。


・おお雨
サブステージ側に移動して久しぶりに美雨さんを少しだけ見る。
いい声ね。
トイレいきたくて1曲ぐらいで退出。


・ハラグチヨシフサ
リフトの無料券がチケットについてくるということで折角なのでまず高い方の
リフトに乗ってみる。
その途中にちっさなステージがあってなんかエレクトロパーカス的な
人の横で泉さんも一緒にパフォーマンスしてた。
面白そうではあったんだがリフトを優先。


肌寒いぐらいの気候の中10分ぐらいリフトに揺られて上の方へ。
そこそこ人いたな。
晴れてると眼下に雲が見えるらしいがものすごい霧で何もみえず。
逆に神秘的で良かった。
朝ここでライブがあったらしく、それは確かにとても良かっただろうな。
標高は1900メートル、結構すごくね。
頂上で買ったビールを隠し持って飲みながらリフトを下りていたら
上りの家族連れ小学生ぐらいの男子にこんにちわー、って言われたので手、というか
ビール振っといた。
下のほうに下りてくるとメインステージからおときさんのMCの声。
それに吸い寄せられるようにステージに観にいった。


加藤登紀子
久々ですね、今日のライブはギター弾き語りの形。
既に形がかっこいいです。
コロナ禍の自分の動き方についてのMCを含めて染み入ることをおっしゃいます。
胸にぐっとくる。
紅の豚の曲とか100万本のバラとか、声量はそんなにないんだけど説得力ある低音。
最後、4月の13日にコロナで考えて作った歌。
数字で表される感染者、その1人1人が辛い想いをしている筈、会えないけれど
その人に会いに行きたいキスしたい一緒に美味しいものを食べたい抱き締めたい。
全てが美しいです、ここで観れてとても良かった。


泉邦宏
チケットなくても見れる小ステージ、5人ぐらいしかステージ前にいない。
その中で飄々とエレキギター弾き語りから。
その他打ち込みリアルタイムサンプリングと、やっぱりサックスが入ると良い。
とても気持ち良い空間だったんだけど、ボンクラのリハにいかないとと途中退散。
ロボの岡部さんが後方で観てました。


clammbon
10分前にリハですよ、リハですからっていつものくそ面白くもない煽りで一曲。
今日は「サラウンド」、最高だな、そしてミトうざい。
彼ら今日が今年の初ライブということで郁ちゃんは最初から泣きそうって言ってた。
一曲目から「フォルクローレ」合唱(みんな遠慮あり、あんまり声出すのは
感染症的な意味で良くないってのはあるしね)、そして間奏ひっぱりまくり。
演奏する喜びに溢れている、って思いました。ミトうざい。
その流れからの「シカゴ」こりゃたまらんでしょ。
序盤はまだPAぐらいの位置でみてたんだけど、多分今日一の集客、
かなり密ってきたのでもうこれは誰もいないところまで行こうと、
相当な上の方まで移動、その辺はその辺でキャンプに来てる音楽興味ない系が
「これ何人組なのー」とか喋ってるのでさらにさらに、3人が豆粒ぐらいしか
見えないところまで。
そこでもちゃんと音は聞こえる、そしてここならマスクはいらない。
だから満喫できたよ。
中盤初めて聞いた「ウィスキーがお好きでしょ」CM曲。
郁ちゃんの声が合うなー。
途中に長いMCが入ってからさらに「ウィスキーがお好きでしょ」に戻ってくる。
で、次に「ラッシュライフ」がポップに突き刺さる、最高。
終盤前に「カナデダンス」この曲を大事にいつも演奏してくれるところが
クラムボンを好きな理由でもある。
全然合唱が盛り上がらない「波寄せて」からのラストは意外な「タイムライン」。
これがなんともなく時世にもあっているようで感動的だった。


セトリ
1.Folklore
2.シカゴ
3.パンと蜜をめしあがれ
4.ウィスキーが、お好きでしょ
5.Lush Life!
6.yet
7.KANADE Dance
8.波よせて
9.タイムライン


ROVO
クラムボン終わりで1/3ぐらいは帰ったようで前方も余裕ができたのでPAぐらいから。
この後の時間ってバスなくなるしね。
今日の勝井さんのTシャツは金曜に俺が買った新作セージ色のやつ。
俺ももちろんそれを着てきてたので上がった、おそろ嬉しい。
さてライブ開始、サムズと同じ始まりで流れも序盤は似てた。
だんだん暗くなっていく野外ロボ、空を見上げながら身体を揺らす。
これがまた晴れ間出て来たりするわけよ、野外ロボは天候を味方につける。
新作曲から緩いミドルテンポ曲、そしてドラムセッションと続く流れで
多分あんまロボ知らない人だと聞きどころわかんなかったりするんだろうけど
途中離脱も結構いました。
どんどん快適になっていくので俺的には歓迎ですがね。
「KAMARA」だっけな、少し激しくなるところ仁が椅子から飛んだけど
今日もまた豪快にタイミングのずれたところで飛ぶので沸けず。
あんまり気持ち良くてライブ前に買った酒なくなっちゃったので追加ドリンク。
並んでたら前にいた人から「てつとくん?」って言われたけど俺はてつとではない。
ドラムセッション、今日もすさまじい鬼神ぷりでした、終盤ぐわっと盛り上がった
ところからまたゆっくりと多分「SAI」へ。
「NOVOS」も欲しかったけど、そろそろ時間、ラストはこうなったら「ARCA」
だよなーって思ってたけど、曲の前もっさん立ち上がってギターを一旦おいて
上着を脱いでもうやる気まんまん。
そして少しソロギター弾いてからの「アルカ」イントロ来たー!
若干荒い感じの途中の展開の演奏、強引に何度かブレイクを作る感じで
それはそれで野外っぽくて好きな感じでしたよ。
客層的にロボ中心に一体となったそれぞれの盛り上がり、みたいな感じには
ならなかったんだけど、ゆるーい連帯感の中で各自自由に好きに楽しむという
そういう良さはあるライブだったと思います。


セトリ
1.SINO RHIZOME
2.AXETO
3.KAMARA
4.ECLIPSE
5.Drums Session
6.SAI
7.ARCA


終演後アンコールはない、とわかった時点でさっと会場離脱。
タクシーを呼んでいる人もいたけど、行きのタクシーで道を確認して
ずっと下りの一本道5キロなら行けると果敢に山道へ。
結構酔ってるし冷静に考えると途中真っ暗なところもある中帰りの車が
バンバン通って危ないなってのもあるんだがまあしょうがない。
しかも途中雨降ってくるしよ、ロボライブ終わったからやな。
なんとか余裕をもって駅まで行けてそこから在来線で長野側へ1時間半。
佐久平?だっけ新幹線に乗り換えてまた1時間半で東京へ。
つうことで横浜深夜帰宅、よく頑張りました。
今年こんな状況の中、野外音楽フェスに行けて良かったよ。