春ねむり×下北沢Flowers Loft
“Déconstruction vol.4”
- Flowers Loft Grand Opening-
@下北沢Flowers Loft
2/2オープン、東京の小箱を支配しようとするロフト系列新箱。
下北の駅からはとても近い、そしてきれいでおしゃれ。
だけど構造が変ですね、店員もまだ慣れてない感じでした。
今日はタイムテーブル出てなくて、つるうちさんだけが時間出してて19時半開始、
開演は19時になってたので19時から一組目、と読んだがそうではなかったようで...
・つるうちはな
いきなりいらっとくる声ですが説得力あるパワフル鍵盤弾き語り。
36才メジャーデビューは伊達じゃなく、変さ含めてさすが感ある。
転換中にジンライム2杯目をバーで注文したら、トニックウォーターで割り始め、
それ違うのではと言ったら店長らしき人がフォロー、そちらも差し上げますだそうで
期せずしてジントニックもいただきました。
しかしなんともちぐはぐ噛み合わん感じです。
・yeti let you notice
女性ファンがたくさん入場、事前セッティングがやたら細かくてこういう奴等は
だいたいダメだろうと思ってたが音楽はなかなか悪くなかった。
ステージみたらホスト崩れみたいな4人で、萎えるんだがギターが印象的なリフを
弾くし急にノイズきたり面白いとこありました。
・春ねむり
前のファンもたくさん残ってたが行儀よいと言われるぐらいのフロア。
「ファンファーレ」始まりで機嫌よく進むライブ。
「私は踊るのが下手なんですけど」と言いつつ楽しげにくるくる回る、
俺はこれがとても好き。
踊るって感情の発露だから好き放題音にのるダンスは美しい。
新曲は頭を撃つ音を耳障りにバァーンと発音する曲。
露悪的な表情含めていい感じに嫌な感じです。
一部しか手を上げないフロアに厳しい言葉もあったが最近のライブは反応よりも
曲メインで進むので俺にはちょうどいいかも。
もう一個の新曲「ピンクのユニコーン」ってサビの曲は神様の使い方と中指立てる
パフォーマンスがやめなさいという感じです、曲は相変わらずとてもいいんですが。
面白かったMCが、「こんなおしゃれなビルにこんな時間に不経済なことにわざわざ
ライブを見に来るという不合理」、「でもこれをやらなきゃ意味ない」、
「流行りの音楽を仲間内でやってインスタのせていいねみたいな音楽って
ゴミじゃないですか？」
そう言ってあざけるように笑うの嫌われるだろうけど好きよ、俺はそっち側。
ラストに「ライオット」で締め、アンコール無しでした。
周りの様子見感につられてしまったの反省だな、スーツで目立つし気になるのよね。
「私は1人1人に魂を見せているのであなた達も私にあなたの魂を見せてください」
というMCに全力で応えたいやねほんとは。
まだまだ青いとこ一杯だしむかつくけど、これは俺が支えるべき音楽である。
