2019 はてなダイアリーから移行しました

夢の音

夢の音
監督:松浦健志
2019年


予約の金額が間違っていたようで監督からメールが来てたんだが
どうも要領を得ないメールで会場のココマルさんの店員も良くわからず
そんなんだったら別に300円ぐらいどうでもいい、って思ったところへ
監督登場「今ご連絡しようと思ってました」って遅いよ。
メールの内容では良くわからなかったと言っても、ちゃんと書きましたよね、
って全く悪びれることもなく、あー、なんか映画とかこういう面倒な
表現する人にありがちな感性だなって思いました。
それぐらいじゃなきゃ表現者なんてやっていけないのかもね。
俺みたいな受容するだけの凡人は黙ってればいい。


っで、気分悪かったんですが映画の内容は変にひねらずストレート。
つってもちゃんと伏線をはって、それが自然にきれいに回収されていく。
最終的にはみんなきちんと前を向ける良いお話、面白かった。
ストーリー上、新しいバンドのボーカルとして圧倒的な表現力が必要な
主人公がまゆむらさんの力により完璧に成り立っていた。
圧倒的。
「子守歌」がいろんな人に捧げる内容だった意味も良く分かったし、
これ多分まゆむらさんの才能なんじゃないかと、そう思う。
これから大きくなっていくまゆむらちあきのインディー期が奇跡的な
タイミングでうまく重なった佳作だと思いました。


序盤劇中でうざい、って思う迫真の演技だったおねーちゃん役の方と
ライブハウス店長のおじさん役、そして監督と、いいにおい映画の若手監督
酒井まいさんでアフタートークショー
普通に面白かったけど、やっぱこの界隈面倒な人が多そうだなと思いました。
酒井まいさんも若くてきれいだけど主張強そうだな、とか。