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山陰初日

前夜22時15分に横浜駅発のサンライズ出雲にてはるばる山陰へ。
一度乗ってみたかった寝台列車、去年フィンランド旅行がコロナでダメに
なってそれを補うつもりで計画した山陰旅行、それもコロナで中止にしたので
今回はそのリベンジ、前回泣く泣くキャンセルしたサンライズ出雲のツインを
また取ることができて、ようやく乗れました。
なんだけど、なかなか寝られないもんですな。
朝方岡山に着くころにはもう飽きてたし、ベッドが固くて身体が痛い、
微妙に冷房が効きすぎるし、かと言って消せば暑いし。
社内はソフトドリンク以外の販売はないということでクーラーボックスに
ビールを入れてつまみを持って行ったりもしたんだけど、明石で切り離し時に
急いで売店で妻が買った弁当を横浜から持って行った弁当と一緒に食べてからは
早くつかないかなーっていう気持ち。
山陰に向かう山の風景はとても落ち着くいい景色だったけど。
ということで松江駅到着0931、列車は出雲まで行きますが俺達はここで下車。
朝の松江市内をふらふら歩いて松江城下の勾玉屋で妻が買い物をしている間に
隣の土産物屋の上の階の喫茶店でやっとゆっくりビールを一杯。
そうこうしてるうちに昼になったので予約していた第1メシ屋、まずは寿司。
このご時世で客が減る中、平日昼に俺達のためだけに開けてくれたようで
じいさんとその息子(多分同じ年ぐらい)の歓待を受けました。
醤油が甘いとろっとしたタイプで東京者の妻は顔には出さないがかなり
衝撃を受けていたようで、しょっぱい醤油を欲していたみたい。
俺はそれはそれでいいんだが、お寿司自体はざっくりした感じだったな。
これは好みの問題かもしれません。
で、じいさん中心にいろんな話をしてくれたんだけど、
ここの街がとってもきれいなのは、原発マネーなんだね。
人は少ないし企業が多いわけでも公営ギャンブルが盛んなわけでもない、
こんな街がやたらハコモノ多くてそれもきれいに保たれている理由。
原発ができると地域が潤う、ということ。
彼ら親子断然原発推進派、福島の話はたまたま起こってしまっただけ
安全に運転すれば良い、今出てる廃棄物など太平洋の真ん中に捨てれば良い。
なるほど、こんな風に人は考えるのだなと思いました。
理解はするけれど視野が狭い、もっと想像力を持って福島を地元と思って考えるべき。
昼食後は電車で玉造温泉へ。
田舎に突然現れる温泉街、川沿いにそれなりに高級そうな旅館が並びます。
その中でも多分最高峰に高級な星野リゾートに宿泊。
屋内半露天風呂付きの部屋、高級食事付きでしたが、まあ快適だなぐらいで
金額に見合うほどの満足感は得られなかった気がする。
ありがたみがわからないというか。
ってか疲れてめっちゃ早く寝たし。
一度泊まってみたかったという意味では良かった。
そんな感じで前夜からの長い初日は20時ぐらいの早い時間で終了。