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ウィルコジョンソン@クアトロ

WILKO JOHNSON
@渋谷クラブクアトロ


・Wilko Johnson
ようやく観れました。
ソールドだけど後方はまだ余裕あり。
8分ぐらいの遅れで入ったんですが熱気むんむんでした。
ベースのじいさんとバックにドラムのおじさん、そしてつるつる頭、
顔をしかめながらガシガシギターを引きまくるウィルコジョンソン。
マシンガン弾きも随所で披露、喝采を浴びます。
あと声はかなりしっかり出てるってか声量あるな、歌はもううまいとか
そういうのではない、勢いだよ、ロックンロールなんだから。
ほんとにロックンロールな曲ばっかなのは本来なら俺がもっとも苦手な
音楽なんだけど、音源で聴いてるうちになれちゃったのか、音楽の強さの問題か、
なんかこれはこれでありだなーって思ってしまう。
それをやっと直に観てさらに思い知らされたというか。
今時ロックンロールで説得力出せるのってこれぐらいのじいさんで
ずっとやってきてる人だけなのかもしれない。
他はぜんぶ昔のロックらしき音なぞってるだけに聴こえる、自分達が切り開いた
音楽フォーマットではない、ということか。知らんけど。
抑揚ありますが基本はクラシックなロックンロール曲、ほとんど休みなく
1時間ぶっ続け、本編終盤にジャムっぽい流れからベース紹介、ソロ、
ドラム紹介ソロ、って感じで盛り上がってここだけ超笑顔になってた。
MCは一般的なお礼のあいさつ程度。
すぐに大喝采でアンコール。
ジョニーBグッドのバイバイバージョン、中盤ゆったりして音も小さくして
ってなセッションパートを長くとってまたサビのバイバイに戻ってくる流れ。
途中ギターの弦が切れたのを客席に投げてました。
しばらく切れたまま弾いてたけどバックから替えのギターで復活、
おっしゃって感じでまたガツガツ弾きまくって終了でした。
フロアの熱狂とあいまって素晴らしい一体感、音楽の喜びがクアトロに溢れてた。
ガン克服死地から完全に甦ったオールドロックンローラー、ウィルコジョンソン、
70超にして全盛のような輝きです。
本当にやっと観れて良かった。