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巡礼@晴空

アウフヘーベン! vol.4
押見修造 × ASA-CHANG&巡礼
@代官山 晴れたら空に豆まいて


ASA-CHANG&巡礼 with 押見修造
客6,70ってところですかね。
1940到着でもう始まってました。
「行間に花ひとつ」をやってた、物悲しい。
「海峡」独特やな相変わらず。
押見先生は右の小上がりで描いてる絵がステージバックに映される。
「海峡」バイオリンが合うな。
ってか杏ちゃん、ピンクのパンツルックとても似合ってます。
美し過ぎる。
フルートバイオリンのイントロから「影の無い人」。
こういうもんなのか知らないけど、押見先生書いてる女の子の絵の目を何回も
塗り直して表情とか雰囲気がどんどん変わっていく、ほんとすごい。
ここでほっと肩の力が抜けるアサちゃんのMC。
押見先生は画風が変わったらしいです。
和やかになったかと思ったら「慶応4年〜」、草履濡れてる曲気持ち悪い。
杏さんがちっさいアコーディオン、ゴセッキーはちっさい謎の笛。
から「つぎねぷ」。
押見先生は重ねて書く絵の水分を乾かすためにドライヤーを
使うんだけど、その音がまたなんか現場に合ってるというか。
でもアサちゃんが言ってたとおり、これは別に難しいことを考えなくても
っていうとおり総合芸術とかそういう目線でないのがまた面白い。
前衛って騒がれてるものも意外と本人達はそういう気持ちなのかも。
「びんろうと女の子」、歌、るーるーるるるー、謎だなあ笑
ゴセッキーが漫画解説をしてからの「まほう」。
じわーってくるね、いつも。
その後、よくわかんないビルボードの曲のラジオ放送みたいのが巡礼トロニクスから
出てくるのをゴセッキーのサックスと杏ちゃんのバイオリンの短い音のたびに
切り替えて曲が変化していくシリーズ。
それが次のまた「海峡」みたいな曲に繋がってるのか、さらに「花」に
繋がったのか、この辺はよくわかりません。
なんかもう世界感。
押見先生の独白とかも入ってくるなか、現実世界では先生のセットした
プリンターからコピーした絵の印刷がどんどんフロアに落ちてくるというシュール。
最初のうちは周りの人が拾って遠くの人に渡していたんだけど、
終盤はもう落ちてくる紙が頭をかすめても無視、みたいな。
シュールってよく言うけど、ほんとに出会うとほんとにシュール。
そんななかでうわあぁああああ、って声の入る怖い「花」。
光はいらない、水をください、って曲のあと、アサちゃん
「年取ると手元見えなくて怖いので光をください」、マジウケル。
誰も笑ってなかったけどくそおもしろかった。
ラストは最近いつもどおりの「告白」でした。
アンコール、押見先生もステージ前に戻ってきたんですが、
アサちゃん「押見先生、その辺て聞いててもらっていいですか」、ひどい笑
アサちゃん歌による「家へかえりたい」の後は先生も参加、
年末を乗りきるために「カクニンのうた」をみんなで合唱。
アサちゃんが聞いた所半分以上初めての客だったのでびっくりしただろうな。
俺は大変満喫しました。
結局アルバム「まほう」も世界にはまったく見つからないまま、
こうやって100人いかないぐらいの客の前で相変わらずライブやってんだけど、
本人達さえこれでよければ俺はこれでいいんだと思うな。
武道館でやるようなもんでもないしね。
すごく時間はかかりそうだけどまた新しい曲とか展開を期待してます。