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巡礼@リキッド5周年

LIQUIDROOM 5th ANNIVERSARY
Y.Sunahara/rei harakami/ASA-CHANG&巡礼/agraph
@恵比寿LIQUIDROOM


開演直後ぐらいに入場。
バースペースががらんとしてたので空いてるのかと思ったら、既に7割近く
入っててフロア一杯になってました。
びっくりしたな。


客層は男はたまに勘違い入ったお洒落系と電気系音楽ヲタが多数、
女はクラブ系とサブカル系が多くて普通の人少ない感じ。
年齢層もやたら幅広くて勿論20代前半が多いんだろうけど、普通に30〜50代
ぐらいまでいた。


agraph
卓上機材とその両端に置いたPC2台を操る一人エレクトロユニット。
のせるとか躍らせるではなくて音響的な感じ。
そうだと思って聞けばまあこんなものかなあ、ってところ。
「あんまり慣れてないんで、粗相だったらすみません。」とか言ってた。


ASA-CHANG&巡礼
フジロック振り、巡礼ライブ。


セットリスト
1.背中
2.巡礼トロニクス大活躍のいろんな曲の切り替え
3.Jippun
4.日の出マーチ
5.影の無いヒト


5曲50分の演奏。
MCに結構時間とってて、最初「さっさとやって!」とヤジが飛ぶ。
お前がどっか行けっつってやろうと思ったら、アサちゃんが「うるせえ、この野郎!」
って言ったそばから「すみません、お客さんにうるせえなんて、ごめんなさいね」
って謝って場内笑いに包まれる。
その後も2回ぐらい、最初と違って客側も友好的な絡み方ではあったけど
なんだかんだ言われてたな。
「Jippun」のリズミカルな演奏の後、久々に「日の出マーチ」!
だったんだけど、アサちゃんあんまちゃんと歌えてないし、フロアも笑えばいいのか
イマイチ空気が読めないような微妙な感じでした。
そしてふざけた空気のままツアーの話しとかをユザーンに振ったりして
(湯沢君って言って訂正してた(笑))さんざん油断させといて「影の無いヒト」。
ライブで見るのが3回目なんだけど、だんだん凄みを増してきてる気がする。
「花」も「つぎねぷ」もなしながら、最後でびしっと締めたね。
素晴らしい。


rei harakami
ヤノカミ名義の時にサマソの07で見て以来、ハラカミさん単独としては2005年の
MDT野音以来。
結構好きなんですが、最初の曲はちょっとアンビエント色強くて頑張って
聞いてた感じ。
で、その後なんとアサちゃんとユザーンを招いてのコラボ。
ユザーンはタブラで、これはハラカミさんの電子音ととてもあってたんだけど、
アサちゃんは下手な(ごめん)歌で共演。
しかも曲は美空ひばりさんの「愛燦燦」で、場内大爆笑。
アサちゃんの歌は下手なだけじゃなくて、「じ〜んせえ〜って〜え〜〜」のところを
「じ〜んせえ〜い〜って〜」って変な歌い方するもんだからなんかもうしっくり
こないこと甚だしかった。
一応大喝采浴びてましたけどね。
その後ハラカミさん単独に戻ってからはとても良かった。
感覚を刺激しない優しい電子音と穏やかに流れるようなリズムでふわふわ。
よくわからないんだけどタイムテーブルに出てた時間よりだいぶ早く終了でした。
もっとやってくれよ、って感じ。


・Y.Sunahara
で、今日の多くの観客のお目当て砂原良徳がまいた時間の分早く登場。
俺は初見初聞きで元電気メンバーって事以外全く知らないんだけど、左右の
操作卓に1人ずつ出てきて、どっちがまりんかさえわからんかった。
最後挨拶に来てた男前の方であってんだよね。
基本的にはテクノよりエレクトロニカ、なんでしょうが、全然踊れない。
抑揚のない微妙なクラブミュージックで、俺にはわからなかったな。
一応最後まで見たけど、アンコール求めてる人達って本気なのかな?
まあ本気なんだろうね、俺が理解できないだけなんだろう。
いや、びっくりするぐらい俺にはダメでした。
サマソ初日の深夜最後はまりんさんだけど、俺は始発まで寝ます。


ハラカミさんの巻きが効いてリキッドメールにあったタイムテーブルにのっていた
予定より15分ほど早く終了。
おかげで一本早い湘南新宿ライン乗れて良かった。