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日フィル@サントリーホール

エストロ小林研一郎80th祝祭演奏会 VOL.2
小林研一郎80歳(傘寿)記念&チャイコフスキー生誕180周年記念
チャイコフスキー交響曲全曲チクルス GALA振替公演
@赤坂サントリーホール 大ホール


・日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]
ヴァイオリン:神尾真由子


プログラム
1.チャイコフスキー:オペラ『エフゲニー・オネーギン』から「ポロネーズ
2.チャイコフスキー:弦楽セレナーデ
休憩
3.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
4.チャイコフスキー:序曲「1812」


いろいろあって最初あまり集中できず。
2曲目弦楽セレナーデがとてもすばらしい。
バスとチェロのアルペジオがとてもきれい。
声を出せない対策で考案されたと思われるブラボータオルが客席にはためきます。
後半はヴァイオリン協奏曲から。
有名なフレーズのソロはすげーむずそうだが軽々と弾きこなされます(当たり前)。
一楽章が超長くて満足した客がいたのか、まだ続きがあるのに楽章終わりで拍手発生。
めげずに2,3楽章へ。
ほんとの終了後大喝采、この辺から客席の熱狂も高まる。
ヴァイオリン神尾さん、ソロのアンコールあり。
トリッキーな早弾きがすげー、これはすごいです。
最後の曲の前、ステージに管弦以外もいっぱい、タイコとか鐘とか。
開始が2100ちょい前。
ラマルセイエーズに被さるロシアの軍楽、鐘の音。
和装のタイコの2人と大太鼓担当は終盤とラストの2回、10発ぐらい叩くだけという無駄遣い。
爆発するようなフィナーレにすでに前方席はスタンディングオベーション
それに応えてコバケンさんの挨拶、スポンサー感謝、ロームの社長は昨年なくなった、
81歳だけどもう少し迷惑かけつつ続けたい、サントリーホールは大好きで450回やってて
ダントツ1位の記録、これを500までは伸ばしたいな、でまた客席から拍手。
最後ポロネーズのラストの部分をアンコール代わりに再演奏、2120ぐらい。
演奏終了で紙テープ発砲、押さえられない歓声と大拍手、うねるブラボータオル、
そして最後方の俺もスタンディングオベーション、客席の半分ぐらいは立ち上がってた。
ほとんど守られない規制退場を待ってステージから楽団員が履けるまで拍手してたら
やっぱり最後にまたコバケンさん登場。
四方に礼をして戻られました。
いやいやなにもかもが素晴らしいコンサートでした。