マエストロ小林研一郎80th祝祭演奏会 VOL.2
小林研一郎80歳(傘寿)記念&チャイコフスキー生誕180周年記念
チャイコフスキー交響曲全曲チクルス Aプロ【振替公演】
@赤坂サントリーホール 大ホール
・日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]
コンサートマスター:木野雅之
プログラム
1.チャイコフスキー:交響曲第1番 ト短調 op.13 《冬の日の幻想》
休憩
2.チャイコフスキー:交響曲第4番 へ短調 op.36
E1.チャイコフスキー:交響曲4番 へ短調 op.36 第4楽章終盤
ちょい遅れだったのでコンビニでさくっと飲んでから。
チャイコフスキー1番1楽章終わりで後方席へ。
実は俺の取ってた席が最後方の前の席、端席だし座らしてもらっても良かったのでは。
一番はたっぷり20時前まで演奏。
そして休憩後同じくチャイコフスキーの4番。
こっちの方が展開はっきりして楽しめたかも。
4楽章ラスト、異常にテンポを上げる演奏、コバケンさんも全身を震わせるようなコンダクト。
80歳が2時間オケを指揮してきてラストこの元気さ、すごい。
でっかい拍手、アンコールに応えて挨拶。
感謝をのべつつ必ずオケをまず立てる、スポンサーを立てる、そして観客を立てる
正しい人間の見本のような、それが嫌みではない。
「そんなことはあり得ないんですが」、と言ってから、「もし10年後があったら」、
に大拍手が起こってた、俺もいの一番に拍手した。
90歳のコバケンさん、見たいじゃん。
身体が弱ってきていたら座ってでも、休みながらでも、もっと言っちゃうと
別に指揮しなくてもいい。
オケのみなさん疲れて嫌かもしれないけど、とアンコールもう一回4番最後のところ。
激しく魂が迸る、炎のような勢いのコンダクト。
やばい、ちょっと涙腺にくる。
大きな拍手で退場、団員もバス以外はけたところ、まだ1/3ぐらい残って拍手をおくる
客の前に、上着を脱いだコバケンさん再登場、さすがにスタンディングオベーション。
仕事は元部長におまかせして急いで出てきたんだけど無理してきて良かったと思いました。