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第九@みなとみらいホール

千代田化工建設株式会社 クラシック・スペシャ
第九交響曲 特別演奏会2018


・日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:小林研一郎 [桂冠名誉指揮者]
オルガン:石丸由佳
ソプラノ:安藤赴美子 
アルト:山下牧子 
テノール錦織健 
バリトン:青戸知
合唱:東京音楽大学


プログラム
1.J.S.バッハ前奏曲 ト長調 BWV568
2.J.S.バッハ:新年のコラール 神の恵みを共にたたえん BWV613
3.J.S.バッハトッカータとフーガ ニ短調 BWV565
4.ベートーヴェン交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》


なんということか、開演19時と思ってました。
そろそろ家出ようってカミさんと話してて気がついたのが18時前。
即効でセブンイレブン行って発券、それからタクシーで急行。
バッハのオルガン曲は全く見れませんでしたが、休憩時間に
ビール飲むぐらいはできました。


今日はソリスト用の椅子がオーケストラの後方に置かれる配置。
最近大規模な浪漫派以降の交響曲を観る機会が多かったからか
第九用のオーケストラ配置はそんなにめちゃくちゃ楽器が
多いわけじゃないんだなっていう印象。
それでも後方客席に合唱団入ると壮観です。
若干音抑え目?な感じ?抑制効いた感じに第1楽章開始。
コバケンさんのコンダクトっぷりはいつものようにアツいです。
前日全然寝てなくて若干眠くなったりもしつつ、第九は曲の長さを
忘れさせる力がある。
4楽章中どこをとっても良い、っていいつつやっぱ4楽章入ると
また空気変わるね。
男声ソリストはおなじみの顔ぶれですが、今日バリトン
巻き舌がいつもより巻いてた感じしました。
歌う前から小さく肩を揺らして待っていて気合入ってたのかな。
コバケンさんが高く掲げる左手の先へ向かってほとばしる
大合唱団の歓喜の歌、今年も素晴らしかった。
俺の席の二つ前のじいさんが終演後すぐ立ち上がって100回ぐらい
(嘘)ブラボー言ってて、それはさすがに言い過ぎ、
ってのと立っててコバケンさん見えなくて邪魔です、ってのと笑。
長い拍手後、コバケンさんが最後の挨拶。
「また来年も、再来年も、その先もよろしくお願いします」
ちょっと笑いが起こってたけどホントだよ。


特記事項。
合唱団がパート別に立って礼をするところがあって、アルトの
女性団と一緒に最後列のアルトの隣のテノールの位置にいる男性が
同時に立って礼。
間違って立っちゃったのかって思ったけど、堂々と一連のお辞儀から
座るところまでやってたので、声としてはアルトなのかな、
って思いました。
トランスジェンダーだったりするのかなとか。
うちの後輩に女性から男性に転換した奴がいるんだけど、
声は高いんだよなやっぱ、歌うなら女声でやれると思う。
もしそういうことだったりするなら、素敵なことだなって思いました。