2019 はてなダイアリーから移行しました

FRF2019 二日目@苗場スキー場

FUJI ROCK FESTIVAL 2019 二日目
@苗場スキー場


朝風呂いつになったら空くかな、って思ってたら風呂難民に。
宿とってんのに自分とこの宿の風呂が他の客多くて入れないって何よ。
結局風呂諦めて遅れて出発しました。
とりあえず奥の方へ。
ホワイトでは人に甘えまくって生きてるくせにやたら偉そうな人のバンドが
すっげでかい音でリハやっててうるさいよ、と。
もういい、今年はいい人週間なし、いつも通り性格悪くてひねくれてて
友達いないひがみっぽいおっさんそのままのフジロックや。


玄米バーガーとビール買ってアヴァロンの超後方で落ち着く。
バーガーもちもちうまいけど固いので食べようとすると挟んである身がはみ出す。


・久保田リョウヘイ @アヴァロン
イケメンで笑顔の可愛い21歳。
新潟は燕三条に住んでパンを広めようと頑張っている人らしい。
MCがちょっとずれてるとこも好印象。
しきりにありがとうと変な笑いをしてました。
パン音とてもきれい、「ライジング」という曲、最後にやったけどとても良い。
高校生ぐらいからパンを気に行って練習して今こうなったって、どう考えても変人。
俺は変人が好きだ。
あ、パンってハンドパン、スティールパンの派生楽器のことやで。


・蓮沼執太フィル @ヘヴン
ヘヴン後方で座って休憩しつつ、と言いつつ結構寝てしまった。
気持ちいんだよ音が、寝ても聞いてもいいってやつやな。
MCがちょっとうざいですが、そもそもミュージシャンなんてそんなもんだ。
これはかなり良かったと思ったのでまた別途ちゃんと見たいです。


・Zoo @ホワイト
野外のスカ、あんまりスカスカしたスカは好きじゃないけど、ラテンスカ、
ちょっと独特なところもあって昨日パレスでみたより断然楽しめた。
やっぱ野外がいいんだな。
次があるのでしぶしぶ4曲で退散。


キセル @ヘヴン
トイレ寄ってた分リハーサル遅れ。
「柔らかな丘」をやっててああ最高、だけど本編でやって欲しかった。
急いでヘヴンのステージに向かう途中ゴミを捨てようとヘヴン入り口のゴミ箱の前、
俺は「柔らかな丘」のメロディに合わせてうっとりと口ずさみながらゴミ箱に
近づいたら中のボランティアにくすって笑われた。
いいんだよね、ここはこういうことをしてていいんだ、こっちが正解。
やっぱりフジロックは最高の空間である。
ということで本編キセル、久しぶりだがやっぱ素晴らしい。
最初は2人だけのステージ。
お兄ちゃんのTシャツの色が微妙っていう話おもしろかった。
無になるような「ナツヤスミ」、新曲をやったり。
バックバンドはいつものゆうこりんと知らない管楽器の人とキーボード野村?
管楽器の人をエマーソンかと思ってたら違って、ああそうなんだってなった。
毎回フジでキセルのライブ見ると泣く俺ですが、今回は「ビューティフルデイ」。
なんて、素晴らしいのだろうな。
温かく穏やかに、キレイなサビで自然に両瞼から流れ出す涙。
終盤は「ギンヤンマ」からの最後地味な曲、新しめのやつやね。
ヘヴンの昼、キセルは毎年出てもいい。


セットリスト
1.くちなしの丘
2.夜の名前
3.エノラゲイ
4.ナツヤスミ
5.新曲
6.ビューティフルデイ
7.ギンヤンマ
8.ひとつだけ変えた


・渋さチビズ @オレンジカフェ
トイレ難民でこっち来てみたんだったかな。
ステージの方がわいわいしてるので近寄って行ったら、あーそうだ渋さやってんじゃん。
っていうもはや最後の「仙頭」の終わりのところでした。
キセルと被ってたのでマーク外れてました、残念。


・Unknown Mortal Orchestra @ホワイト
これね、結構人も入ってるし好きって人も良く聞く。
俺は実際見ても良さがわからんかった。
メンバーはステージから客席へ突入してかなり盛り上がってはいた。


で、終わってコートニーまでこのままホワイトで休憩しようか、って思ったら
すんごい豪雨きました。
しばらく待つ気でいたんだけど、これは無理だってなって避難することに。
避難ってどこに?
もういい帰る方向で、というところでこの後アジカンがあったのを思い出して
グリーンの出口に一番近いあたり後方で待つ。
なるべく雨が垂直に流れるように動かずにまっすぐ立って待つ。
辛い。
豪雨の時の雨のカッパを打つ音ってものすごく精神的にダメージ与えるよね。
しかもこんな強烈な雨は今まで味わったことないってレベルのやつが
断続的に続いて心折れそうだった。


ASIAN KUNG-FU GENERATION @グリーン
いかにもなJPOP曲から始まってすぐ2曲目に「リライト」。
これをフジロックで聞くのは13年振り。
2006カミさんが来てたフジロック、グリーンの奥後方の土手で寝っ転がって聞いた。
懐かしい。
良く聴いた「イースター」があって、5曲目「君の街まで」。
人差し指振るやつもちらほらいるJPOP空間、雨で盛り上がりにかけるでっかい
グリーンステージ、それでもこの曲はやはり素晴らしいと思いました。
その後ゲストでホームカミングス畳野彩加とかあったけど、紹介した時の反応の
薄さったらちょっと可哀そうってか目を覆うような感じでした。
すべては雨のせいだね。
俺もあんまり乗り切れないままに終了。


セットリスト
1.君という花
2.リライト
3.イースター
4.荒野を歩け
5.君の街まで
6.今を生きて
7.UCLA with 畳野彩加
8.センスレス
9.スタンダード
10.ボーイズ&ガールズ


結局食べれてないので宿への戻りがてら場外のそば食ってちょっとぐらい
身体をあっためてエネルギーを補給して、と温玉そば700円。
豪雨の中店の人が「雨入らないように蓋つけますか?」って気遣ってくれたけど
そんなんいいよ、熱いのがぬるまってすぐ食えて丁度いい。
って思ってがーっと食ってたら肝心の玉子の黄身が入ってへんという、おいおい。
これはさすがにウケた。


ということで夕方に宿へ戻って休憩。
ここで前日から全然とれてない睡眠も少しとれて結果的にはOK。
宿の人達も暗くなってから続々帰ってきて俺は目も醒めたし宿のビールとか
結構飲んで楽しくなってたんだけど、みんな悲壮な顔で横たわってライブ配信みてて
なんだつまんねーなって思いました。
配信みるぐらいなら俺なら外に出る。
諦めたなら酒飲もうぜ、って言おうと思って思いとどまりました。
そんな仲いい人達なわけじゃないんでした、てへ。
雨雲レーダーによると27時で雨はおさまりそうな感じだったので
しばらく前から万全の準備をして再び会場へ。
地獄のようだった雨はほぼ止みました。
さすがにオアシスも閑散としてます。
これだったらメシ食えるなってことでオアシスのカレー屋、
ほうれん草カレー700、ナンは焼きたてで手で持てないぐらいあつあつでうまかった。
ソースはそこまであったかくなくて普通でしたね。


・Anna Lunoe @レッド
ちょっと押してたのて少し見れました。
言うてもそこそこは人残ってたね。


・okadada @レッド
まさかまさかフジロックでオカダダを観ることになるなんてね。
ネット配信黎明期のことを懐かしく思いながらスッカスカのレッドの前の方へ。
結構アクションあるDJ、意外にイケメンですのね。
何かけてたか正直あんま覚えてないんだけど、なかなか楽しめたよ。
アンコールは洋邦の歌謡的なので意外性というかかなりひねった対応。
ついったで予告してたボンスリはなしでした。


オアシスはほぼ空、あの2009の初日の明けた朝のような有様。
ただレッドには前の方とかそれなりに人いたんだよな。
そのうちの半分ぐらいは楽しそうにしていた。
一番楽しい2日目の夜、これが明けてしまってからの寂しさをなるべく先まで
考えないように、ずっと踊っていたかったよ。