FUJI ROCK FESTIVAL 2019 一日目
@苗場スキー場
グッズ列やばいし朝からどこも行列。
どうやらほんとにエルレの人が一杯来たみたい。
なんだよ、前出た時とか全然いなかったぞ。
伝説化されて復活すると当時聞いてなかったヤツまでのってくるという
すっごい俺が軽蔑するパターン。
ナンバガと一緒。
あらあら、フジ最初からいい人モードじゃないですね。
・中村佳穂 @ヘブン
それはそれとして気持ち良い天候（結構暑い）中ヘブンへ向かうのは
勿論悪くない気分。
まだ人も少ないヘヴンで中村かほリハ。
この時点で最高。
暑い日差しの中でライブ開始。
キーボードの前、1人で「夢みたい～」って歌い始めるかほさん。
最初の、ゆーめー、って歌ったところで既にぐっと来ました。
この喜びを一緒に感じる即興の歌。
フジロック、最初の音を出せること、それをとても喜んでいて、
俺も今年のフジの最初に聞く音が彼女の声で、とても嬉しいと思った。
こないだのリキッドワンマンでやってた、言った数字の数だけ
音を数えるやつ、今回もやりました。
すごい楽しい、大きな数字は47。
後半になるにつれてのううあああ、って感じがたまらんです。
100ぐらいやってもいいかもな。
ゆったりした曲、ホーン隊、そして「リンディ」へ、ヤバイ。
「きっとね」もヤバイ。
ラストは「アイノウ」でした。
「私の人生に関わってくれてありがとう」
中村かほという音楽を体験した、フジロックで最高の音楽を。
そんな感じ、素晴らしかった。
「そのいのち」をやらなかったので俺はまたかほさんのライブを観に行くよ。
セットリスト
1.口うつしロマンス
2.GUM
3.アイアム主人公
4.FoolFor日記
5.忘れっぽい天使
6.Trust You
7.LINDY
8.きっとね
9.AINOU
とりあえず昼飯食おうとアヴァロンでガパオ。
黄色いライスの変わったガパオうまかったです。
が、ビール注ぐ奴がくるくるぱーでした。
半分ぐらい泡なのでもっと泡減らしてと言ったらシンハー泡多いから
無理なんすよー、ってスゲー言い訳するよな。
呆れて言い返せなかった、もうこの店には行きませんでした、
今後も絶対行かない、いくらガパオうまくても行かない。
なんか俺の幸せな気分を外部から疎外しに来る奴らが多くて困る。
・Upendra and friends plus Mr.Sunil @アヴァロン
一旦アヴァロンでまったり。
いつものバンドにソロの人を呼ぶ形だったみたい。
・七尾旅人 @ホワイト
リハからそのままの流れで本番へ。
バンド編成、メンバーにはドラム達久、キーボードにカンサノとか。
実はこの時宿の同泊メンバーが止めた駐車場の件で宿から連絡があって
結構何度か連絡したりでライブは中途半端な形に...残念。
それでも後半、「ローリンx2」、久しぶりに観た。
これが客を掴む、このグルーヴを捕まえて。
客席へ乱入して、なんつうか物理的にも論理的にも一体になってた。
ライブ時間余った残り2分でカンサノに即興をねだる、激しいやつと
優しいやつ(ただし優しいやつはローリン的でないやつ、という注文笑)
1人でも旅人のライブはこういう感じになるのだろうけど、
23年たってバンドを組めたという旅人が楽しそうにしてるのも良かった。
これもかほさんと一緒だな、存在が音楽なんだな。
またも素晴らしかった。
・King Gizzard & Lizard Wizard @ホワイト
アホサイケメタル。
若い昔風イケメンのフロントマンが目立ってます。
メタリカTだけどムステイン顔なのね。
無駄にツインドラムだったりしてようわからんが盛り上がってました。
間の抜けた日本語のありがとーがまた親近感沸きます。
が、同じ感じで途中で飽きちゃった。
・OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND @ヘヴン
オレンジ行ったりふらふらしてたのかな、その途中にちらっと。
暑くてね、結構疲れていたかも。
こないだ違う一面をみておおって思ったトシローも目に入らず、
やっぱなんか違うなーっていう。
ここで駐車場の件でいろいろあった同泊メンバーから今度は宿の
カギの件で問題があった的な連絡。
なるべく静かなところ、とホワイトからグリーンへ向かうボードウォークの
渋滞の中でなんどか電話をしたりして、なんつか大変や。
・Janelle Monae @グリーン
そんな感じでグリーンに戻ってきちゃったので折角だしジャネールをチラ見。
ゴジラ音楽で登場、キメキメポップダンスでした。
かっけー、って思ってもっと見てても良かったぐらいだけどさ、
これさおもいっきりポップスだよな、ほんと帽子の言うことは適当。
フジさえ続けられるなら早く引退して欲しいです、この今のブッキングの
流れを踏襲している人達とまとめて。
ダメだな、どうしても否定的になる。
・Gary Clark JR. @ホワイト
ジャネールはすぐ切り上げてヘヴンへ向かう途中。
ボードウォークでちら聞き。
渋いね、もっと若い感じあるのかと思ってた。
・SOUL FLOWER UNION @ヘヴン
さて、久しぶりのソウルフラワー。
彼らのフジ出演も久しぶり。
「ブラフマンです」ってニヤニヤしながらサウンドチェック。
実質こっからもうライブ始まってんのよね。
前半は新曲系が多かったのかな、あまりわからなかった。
途中でゲスト、ひでぼー登場、なんと今日誕生日だそうで。
ハッピーバースデーを歌う、本人はイヤみたいだけど笑
いいじゃんめでたいことじゃん。
そしてヒットパレードになるんだが、雨がどんどん強く。
こうなったら勢いでカッパなしでいくぞ、っていう心意気がすぐ折れるような
かなりの雨の中で「風の市」がなんとも心に響く。
そして「海行かば～」、モッシュ的なぐちゃぐちゃの騒ぎに。
いや、いいんだけど、こういう系ライブでいつも見るおっさんがすげえ
無駄な肩組みとか、そういう作られた盛り上がりいらないんだけどな。
あいついつもライブ中ずっと後ろ向いてんだよね、音楽メインじゃない
単にわいわいやるためにいるってのがイヤ、そいつに巻き込まれちゃうのが
勿体ない、しょうがないけどさ。
あー、ダメだ、楽しかったライブまで否定的だ。
セトリ
1.レヴォリューションロック
2.踊れ！踊らされる前に
3.風狂番外地
4.グラウンドゼロ
5.こたつ内紛争
6.ソウルサバイバーの逆襲
7.満月の夕
8.そら
9.荒地にて
10.風の市
11.海行かば
12.この地上をご愛で埋めろ
13.うたは自由を目指す
・スガシカオ @ホワイト
ずぶ濡れで一旦宿へ引き上げる、その途中。
特別って感じではなかったのでほんとにスルーした。
・ELLEGARDEN @グリーン
丁度エルレが始まる頃にグリーンを通り抜け。
11年ぶりに観れました。
ほとんど見てないけど。
場外の今井食堂でカレー500、トッピングとかなんもない安いやつ。
甘辛でおいしかった。
で一旦宿にて体制を整えてから再度場内へ。
・Mitski @レッド
後方椅子だらけでも余裕あり
机体操みたいなパフォーマンスをしてた。
確かライブ活動終わりみたいなことを言っていたので一応最後に見ようと
思っててそれは果たせた。
・The Chemical Brothers @グリーン
グリーンのトリを前のほうで見るのっていつ以来だろう。
前っつっても足元悪くない上手のコンクリート地のところで近くのハイネケン
寄ったりしつつ超踊った。
「スターギター」とか「ヒアウィゴー」とか往年の名曲は勿論だけど
序盤の新しめ曲もとても良い。
野外の爆音テクノで好きなように踊って叫んでってなんて気持ちいいかという。
今回もステージは凝った演出で、という話だったんだけど、スクリーン後ろの
映像とかは位置的に見えなくて、それはちょっと勿体なかったかな。
でもその時は自分の見えているものが全てだったから、斜めからみる
ステージがとても最高だったんだ。
あんま良く憶えてないけどね、とにかくクソ楽しかった。
ただビール飲んでるとトイレ行きたくなるのがね。。。
セトリ
1.go
2.free youself
3.chemicalbeats
4.mah
5.eml ritual
6.swoon
7.temptation
8.star guitar
9.got to keep on
10.hey boy hey girl
11.eve of destruction
12.saturate
13.elektrobank
14.no geography
15.escape velocity
16.the golden path
17.hoops
18.get up on it like this
19.under the influence
20.dig your own hole
21.wide open
22.galvanize
23.chemical
24.leave home
25.song to the siren
26.block rockin' beats
・The Lumineers @ヘヴン
ケミカル終わりでボードウォークを歩いて奥へ向かったんですが、
聴こえてくる音で、あ、ルミニアーズまだやってるやん、ってなって急いでヘヴンへ。
結局アンコールだけしか見れなかったんですが、とてもいい雰囲気だった。
疲れていてレッドへ戻るのも辛くてしばらく休憩時間。
カフェドパリ横でマルゲリータを食べました。
うまいが1人で一枚は多いね。
ぐびっとビールを飲んで旧オレンジのテント内の椅子で仮眠。
・BRYAN BURTON-LEWIS @カフェドパリ
レンチもそろそろという頃に何年かぶりのオールナイトフジへ。
会場はカフェドパリ。
そんなに混んでるわけでもないので中に入る。
すっごいスモークで視界がほぼ無し笑
ブライアンも歳とっただろうけど、結構踊れました。
・WRENCH @カフェドパリ
友達が2人来てて本祭始まって初めてちゃんと人と会話したような。
それにしても始まる前の人の少なさは。。。
まあ始まってしまえばゴリゴリ攻撃的ダンスミュージックサイコーでした。
ステージ前方、光のパフォーマンスはシンキロウかな。
音楽ともステージの感じともリンクしてなかなか良かった。
最後と思ってガンガンに踊りましたが泥酔したヤツが邪魔だった。
最後倒れてフロアの隅の方に捨てられてました。
いや、俺も昔はあんなんだったかもしれんし、人のことは言えまい。
・Zoo @パレス
で、さすがに疲れて帰ろうと思ったんですけど、もうちょっと待ったら
パレスでソーがやるじゃないか、となって、トイレ行く関係で友達とも
別れたのでもう1個だけ、とパレス行きました。
ラテンスカ、ですね。
鉄板盛り上がりだがもうちょい突き抜け欲しいかな、って思った。
冷静に考えるとそれでいいのかもしれない。
何しろ疲れていたのでまともに観れてない。
何度か途中抜けしようと思ったがまた雨が強くなって結局最後までいました。
ということで初日から頑張り過ぎな1日。
酒を控えているのでここまで持ってるんだろうな。
とっても満喫できて良いと思う、アイデンティティーに関わる話だが
もう酒はそんなに必要ないのかもしれない。
（ないのは困る）
