FUJI ROCK FESTIVAL 2017 一日目
@苗場スキー場
宿の朝メシからスタート。
ここは朝軽食がつくんだけど、いつもそれと別にお金払って
定食を頼んでた覚えがあって、洋定食900を注文。
なんかね、軽食が昔よりグレードアップしたこともあて
逆にちょっと割高感がありました。
宿泊客サービスの軽食でパンサラダバナナコーヒー、十分かな。
・Doctor Prats
元々の予定ではピラミッドのアサちゃん開始予定だったんですが、
前夜祭でのドクトルのライブが素晴らしく、そうなると
もう次いつ見れるのか、もしかしたら見れないかもって思うと
こっち選ばざるを得ないよね。
始まるまえは若干雨がぱらつくも途中はほぼ雨なし、
ってかさ、最後のほうは晴れ間も。
ラス前にやるエモイサビ前のメロディからわーって爆発する曲、
あれがほんと素晴らしいの。
やる前に「i hope you like」って言ったよね、なんか想いのこもった
曲なのかもしれない。（アヴィーチーのカバーだそうで）
サビ前のエモイメロディのところ、人を迎えるように両手を高く大きく
開けて歌う、そこから祝祭となる。
すばらしすぎのところにタイミング良く晴れ間が出てきてさ、
あまりに美しくて最高過ぎて泣いた。
で最後は途中でみんな一回しゃがんでジャンプする曲。
その後は抑え切れない衝動に任せてモッシュへ突っ込んだ。
スカパンクのりで楽しそうって思ってみてた人達の中には中盤から
微妙になったなんて言ってる人もいたけど、単純なスカパンクのりじゃなくて
そういうメロウでミドルテンポでもみせられるのがほんと素晴らしいのに。
人のことはいいや、最初っから最高のライブ最高のフジの始まり。
・Rei
休憩がてらアヴァロンへボードウォーク。
やたら混んでるなと思ったらギタ女、ですかね。
人気あるんですかね、知らんかった。
今年初ヘヴンはスルー、アヴァロンで、パクチーガパオ。
パクチーは確かに多いがガパオじゃなくてただのミンチ肉ご飯でしたね。
・Rag'n'Bone Man
グリーンでのんびり座って観賞。
恰幅のよいヒゲもじゃ青年。
笑顔かわいい。
あと、Thank Youの声がめっちゃええ声です。
後半じゃっかんぱらぱらっときてたけどまだカッパも着ないで
とっても気持ちよい時間。
・EDEN
ってとっからレッド後方待機してたんだけど、どうも雲行きが怪しい。
これはやばいと思ってレッドのテント内に入ってみてたら
ゲリラ豪雨来ました。
俺ぐらいになると苗場のゲリラは読めるからな。
エデンなんつか面白い音楽ではあったんだけど、いかんせん雨が
ものすごすぎて、曲間とかステージじゃなくて外の様子について
ざわざわざわ。
ちょっと可哀想でした笑
エデン終わった頃には小降りになったんだけど、このあと寒くなる
予感がしてまだ足を濡らしたくない、とかそういうひらめきが
きたので素直に従って一旦宿へ戻って、しかも雨なのでしばらく休憩。
寝てなかったしこれは正解的判断だったかも。
そういえば豪雨後のレッドで久々の友達Mちゃんに会いました。
よく見つけたなーって感じ。
それと場外でルーロー飯があったので食べてみたんだけど、
みかけも違うしサイコロみたいな肉で台湾好きの俺に言わせると
これはルーロー飯ではないと思います。
対応も良くないってかバイトし始めの学生なの？って感じ。
そうだったらセンスないから別の仕事探したほうがいいかもな。
あー、全然いい人週間じゃない、朝始まる前仕事の連絡きたしな。
・スチャダラパー
終盤だったけど行ってみたら後方レッド外からブルーギャラクシーまで
人でぎっしり。
で、タイミングよく「ブギーバック」。
「おざわけんじは来ません」でウケた。
「まだ新潟にさえいない」、らしい笑。
トラップ風低音でレッド場外のジーマ屋のねーちゃんまで
巻き込んだ壮大な一体感、すごいねえ、こういう曲って。
もう1曲最後にって言ってる中大移動していく客。
俺も渋滞に巻き込まれたら困るなと思ってここで退散。
・The XX
各所で大絶賛のペケペケさん。
それらしくはあるかな、ってぐらいは思った。
クールかと思いきやちゃんと機嫌良くMCもあり。
なんかエデンとかでも思ったんだけど、新しい世代のちょっと
抑えた感じのセンス重視の音楽っていう感じかね。
グリーン上手のかなり後方でみてたってのもあるのかもしれんけど、
俺は全然わからんでした。
音源もダメだったし多分向いてない、もう感覚が違うんで
しょうがいないと思います。
ジェイムスブレイクとか、FKAツイッグスとか、そういうのにも
通じるんだけど、前者がダメで、後者がいい、って思うのは
なんだろうな。
・Catfish And The Bottlemen
ホワイトそこそこ一杯入ってました。
ラストのとこだけ見ましたがひしゃげたギターソロが長くて我慢できず。
こんな時代錯誤なのでも好きな人はいるんやな。
それぞれやなー。
・Rhye
夜のヘヴン、そんなに人も多くない最高に気持ちいい空間で
後方の椅子エリアでのんびりうとうとしながら観賞。
気持ちよかったー、けど後方の人半分ぐらいステージなんか
関係ない感じだったな。
まあ俺も半分寝てたからな。
PAテントの上でずっと手動で光のパフォーマンスをやってたの
あれシンキロウですかね、だとすると彼らもフジ長いね。
・tio
時間被ってた場合外タレ優先するのでまたそのうちどっかで、
って思ってた四日市出身のインストバンド。
のろのろアヴァロンへの坂を上っていたらかなり気持ちいい音が
聞こえてきて、あーそうだやってんだ、って思って最後だけ観れました。
夜のアヴァロン、音楽の好きな人達の自然な盛り上がり。
それを受けてとても良い笑顔、多分いつも以上にのりにのった
パフォーマンス（だと思われる。）
フジロックのマジックを何度も観てきたけど、また今年も少しだけど
そういうところに立ち会えたなーって思いました。
終了後大喝采からアンコールを求める拍手が続き、でもできないと
挨拶にでたメンバーの顔もとても良かった。
音源だと軽いかと思ってたけどいいライブだったな。
・Queens Of The Stone Age
帰りにホワイト通過しがてらチラっと観たんですけど。
うーん、としか。
思いいれもないしな。
・Gorillaz
日本初ライブだった幕張以来に観ました。
ってあれか2001年以来か、16年ぶりかすごいな。
いやでも別に好きじゃない。
グリーンを移動する間、少し足は止めてみた。
でかいとこでスクリーン派手に使ってやってたらそらまあ
それなりには観えるよなああ、っていう気が。
・スカート
ほんとに通り過ぎに苗食をちらっと。
なんか太ってるけどグッドメロディの人なんだっけ。
メインやってる時間なので空いてた金六のもち豚、美味しくないわけ
じゃないけどあんなに並んでまではいらないかな。
・yahyel
出会いそうで出会ってこなかったのでここでやっと初見。
クールなセンス全面系だけどリズム強いのでこれはまだいける。
ただなんでMCずっと怒ってんのかな。
・リクオ
リクオ見るのいつぐらいだろう。
客数もイマイチ、盛り上がりもちょっとフジのこの時間の客層と
ずれちゃったのかもう一つ足りない感じ。
でも俺はこれは好きよ。
終盤にキヨシロウとの共作「むねがいたいよ」。
曲の最後に空に向かって指を指すリクオ。
風刺の効いた歌詞と胸をかきむしるようなサビのメロディ。
今それが倍の苦しさで突きつけられる気がするよ。
でも、やっぱり前向いて生きないと、そんな「あいのうた」。
相当久しぶりに「あいのうた」合唱した、良かった。
リクオの好きな人の言葉をいろいろ言ってく歌もすげえ良かった。
・Arca DJ & Jesse Kanda AV
アルカは見たかったんだけどレッドつくなり気持ち悪い
映像で吐きそうになるのでもういいか、って思って外へ。
前夜祭で五平餅買った店でともろこし買ったんだけど
やっぱりこれも焼きが甘かった。
ガンバンエリア、スギウラムがDJしててジョシュウィンクかけてたり。
つってももう眠いしちょっと雨来てんだよね。
早めにパレスエリアで雨弱いうちは外で座って休憩してたんだけど、
途中から結構降ってきたので中へ。
・The Marcus King Band
ギターのおじさんが頑張ってた、って感じ。
・Sergio Rotman
ピストルズとかかかってたので眠いの紛らわすべく騒いだ、って感じ。
この時間になんでもクラシックかけたら必要以上にぎゃあぎゃあ
きゃあきゃあするのりってほんとついていけない。
・Doctor Prats
そんな中を耐えて耐えて我慢してのドクトル登場。
今年のフジ、彼らのラストライブ。
夜のパレスのりで最高潮に荒れまして、サークルモッシュ的なのを
指揮って作ろうとするやつも現われて、うまくいってる間は
いいんだけど、曲知らないのに無駄に円だけ作らして放置、みたいな笑
俺はさすがに3回目なんでもう流れもわかってきてたし、後方からでも
十分楽しめました。
これまでの2回のライブで終盤2曲にやった曲、アヴィーチーのカバー、
これマジ最高で感動しすぎて前に突っ込む。
それから最後の曲の前にもう1曲、かなり激しいやつ。
で、最後しゃがむ曲、統率の取れ具合では3回で最低だったけど笑
その分ぶち上がりと無茶苦茶さは最強だったかも。
なんかすっきりやりきったような終わり。
次のDJがまた彼らの曲をかけて盛り上がったりしてたけど、
一通り聞いて退散しました。
いい初日の締め。
戻ったら同宿の人も戻ったところで1時間以上話しててその後風呂入って
寝たのが30時過ぎ。
昼休憩しといて良かった。
