天幕渋さ木更津2019
@木更津ハルヤ駐車場特設ステージ
・渋さ知らズ天幕オーケストラ
前座は店の中、その後17時からテント開始というテメタボでした。
だったらこんな急いで来なくても、なんてまあ済んだことをぐだぐだ言ってもね。
結局ゆっくりラーメン屋で飲んでたので天幕開始ギリギリに到着。
店側から入ったらちょうど渡部さんがステージに入っていくところ。
店員さんがお客さんの入り口は反対、って言って急いでめっちゃ走って
裏側まで案内してくれた。
ちょっとしたことだけど、こういう心遣いってとても嬉しい。
中は結構な一杯。
こういうちょうどいいぐらいに客が埋まるっていうのいつも不思議だと思う。
不破さんがステージでホッピーを飲んでいて既にだいぶ上機嫌な雰囲気。
最初の曲、なんと「おっぱいいっぱい夢一杯」久しぶりー笑
ぶかぶかのトレーナーで露出は無しながらそれでも胸が強調されちゃう
なんばちゃんが最初から登場。
俺的にはもうこれで既に入り込んじゃったな。
既に結構飲んでたけど、これ酒飲まないで見てるの勿体ないやって思って
何曲目かのソロ回しの間にテントを出て隣にあるスーパーへ。
スーパーの駐車場までもガンガン音が響いてて、なんつか最高。
こないだイースト新春渋さでも思ったように、渋さのライブってこうやって
途中好きなタイミングで抜けて酒飲んでおしっこしてまた戻って騒いで、
自分好きなように自由に楽しめるのがとっても好き。
たまっていたおしっこを輩出してワインのボトルを買ってテントへ戻る。
かなり長く前奏をバンドに任せて不破さんがほったらかした状態から
始まった「火男」最高。
一生イントロやっててもいいって思った。
あと酔ってて忘れちゃったけど、飛行機だっけな、いや違うな、
バラード、玉井さんが歌ったやつ、すげー良かったな。
あれ不破さんも途中マイクとってたな、歌下手だけど良かった。
不破さんはベースの女性から楽器借りてちょっと自分でも弾いてた。
不破さんのベース弾く姿はめちゃくちゃかっこいい、派手じゃなく渋くて。
ギターは片側反り上げ長髪の若者、二回目の長いソロ、渡部さんに
ギターを渡して渡部さんがギター弾いてた、ちゃんと弾けてたのかは知らん。
途中白塗りの首領（若林さんというのかな）のでっかい人形がテント内に
乱入してきて豚鼻をつけたパフォーマーと寸劇とか。
ダンサーはペロちゃんとバナナ隊2人。
バナナ隊の2人、ほんとに誰も見てないのにずっときっちりやってるのすごい。
あれをやり続けるモチベーションを知りたい。
ペロちゃんはいつになく妖艶な雰囲気、投げ銭の札束をたくさん胸元に
挟んだまま誘惑するような表情を。
それにやられた不破さんがセクハラ抱擁してました。
ちょっともうこのご時世それはしゃれにならんとこまで来てんな。
ぺろちゃんなので何もなく済んでますが。
あとはどっからか持ち込まれた日本酒の一升瓶、ペロちゃんがラッパ飲みして
客席に掲げる、客席で誰かが飲む、また掲げる、って回し飲み。
おっさんはもとよりおばさんも結構いたし若い女性も飲んでたり。
当然ながら俺もいただきましたが、めっちゃうまい酒だった。
銘柄を知りたかったぐらい。
つーかよ、これインフルとかいたら集団感染じゃんねめっちゃウケる。
こういうの含めて許容しちゃうのが渋さ、これがアンダーグラウンド。
ここが俺の居場所だ、って思った、ぐっときた。
盛り上げ曲とか、終盤「本工」とかは若い男も居て頑張って暴れてたけど
ダイブしようと2回試みた奴2回とも失敗してて危なかった。
年寄りも多いし子供もそこそこいてそもそもダイブ文化ではないからあれは
自分が悪いね。
その「本工」、天幕と言えば、ってぐらいここでのなんばちゃんの詩の語りが
見せ場なんだが、なんとどうしたことかなんばちゃん立てず。
曲が始まって、「渡部さんが、ぐずってやがる（にやっ）」って言って
ステージ袖でうずくまるなんばちゃんのところへ言って声をかけるが駄目。
後方の装飾担当の人かな、その人がマイクもって檄を飛ばすがダメ。
不破さん見切りをつけて「本工」そのままスタート。
だからなのかわからないけど、管楽器隊が客席にみんな乱入して完全に一体と
なった演奏になりました。
めちゃくちゃに吹きまくる泉さんのシャツに千円札を投げ込んで超叫んだ歌った。
こういうこともある、渋さにはいろんな感情があってよい。
過去2回の天幕で、俺は鬼神のようななんばちゃんのアジテーションを見ているので
むしろあんな弱々しいなんばちゃんが見れてまた一つ深く渋さたるものを
知れた気がしたよ。
プロじゃない、っていうのは別の話、ってか今日のライブそもそも無銭だっつの。
怒るなら来なきゃいいだけ。
いや、誰も怒ってないと思うけどさ。
明日またもう1回やってから今後天幕は日本を巡るらしい。
終演後に酔っぱらった不破さんが客に向かって言ってた。
辺野古に行く、とか、それは俺も行こうかな。
