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渋さ@EAST

渋さ知らズ30周年 新春恒例 LIVE 2019 O-EAST
@渋谷TSUTAYA O-EAST


渋さ知らズ大オーケストラ
開演予定15分過ぎに開始、まずはゲスト池間由布子さん弾き語り。
中性的な印象でしたが歌い出すと女性(当たり前)。
ちょっといまいち付いていけない世界感で3曲は多いと思った。
途中からペットの女性の人(石渡岬さん?)も控えめに参加、
あとチューバ久々の高岡だいすけ、ギターのおじさんと
パーカス関根さんもいたかな。
あと、舞踏の首領っぽい女性服着てる人が花道で悠然と演舞。
最終的に不破さんが入ってきて、っつかステージ袖にいるところから
既にタバコ笑
最後に不破さんが池間さん紹介して彼女はここで退場。
小森さんとか何人かは途中から入ってきてて静かに演奏が始まって
ぞろぞろとステージが埋まるようになって最初の曲は
ナーダム」ぐわあって一気に盛り上がる。
が、フロアの反応弱いな笑
俺が見てきた20年弱の間に明らかにファンも歳をとったというか
若い人もいるにはいるが動かないおじさん多い。
楽しんではいるんだろうけど。
そんなことはどうでもいいや、俺は3年ぶりのナーダムに参加。
そうだったwe are 渋さ知らズオーケストラだった。
ステージほんとに一杯。
さやかさんがステージに復活、さやぺろコンビ嬉しい。
今回ホーン隊がもう移動できないほど一杯なんね。
後方ドラムとかキーボードとかまで気がまわりません。
最初の盛り上がりからフロア上に龍の風船登場。
ほんと最初の一発で一気に楽しいが爆発して昔の記憶と感覚が蘇った。
2曲目に「ライオン」。
既に結構飲んでいたので落ち着いたところで早くも1回目のトイレへ。
渋さのワンマンライブってこれでいいんだよなって思ってる。
ずっと居なくてもいい、好きなタイミングで抜けて酒飲んでまたおしっこして
悪いなって気持ちもあるけど、だって演者も中抜けしてる人いるっしょ。
こんなふうに楽しめるライブって最近はフジのジャム系ぐらいかも。
中盤、反町鬼郎登場でなんとかブルース、すっげ良かった。
渋い歌モノを無駄に豪華なバック演奏でやるの最高、演歌でもやれるの強い。
で、そこにこれまた久々泉さんがステージ前出て二人で歌。
泉さん出てきた時から異常に騒いでて悪ノリって感じもあり、
「たいまかいきんー」って連呼しまくってた笑
って力抜ける一方で狂ったみたいなサックスも吹ける、これですよ。
背中に諸行無常の服を着てチャンこと佐々木彩子登場、今思ったけど
あーりんと一字違いなのか。
チャンが居た頃ってあーりんまだJSかよ、芸能活動始めたぐらい?
それはいいや、チャン、歳取ったけど元気変わらず。
渋さとして「ムーチョ」やるのも久々なのかな、フロアの反応はずっと弱い笑
ちなみにむろあやは前にムーチョ、って書いたシャツを着てて、
こちらはライブの最初っから渡部さんと変なダンス踊ったりして絶好調でした。
相変わらずフルートの音は全く聞こえません笑
ホッピー神山さん、エレピソロ結構目だってた、が、エマーソンは気付かなかった。
ペット担当にかわいらしい女性、吉野菫(すみれ)さん21歳。
ソロは見た目よりもしっかり音出てました(舐めたらあかんな)。
高1で上京したその日に渋さに初参加したことがあってそれ以来の参加だってさ。
あとそうそう、大塚さるへん、変な顔でのギターソロ、変わってないけど
顔のしわは増えた、歳はとった、でも嬉しくなるよみんな元気だ。
終盤女性ホーンソロ連続のところで、皮服みたいの来てグラサンして
たカッコいい人が纐纈さん、なんかスカしててそれはそれで良いじゃん、
いろんなのがいるから渋さは面白い。
最初からボーカルで出てたのは玉井夕海さん、なるほどこの人か。
最後のほうノリノリで笑顔良かったな、最初緊張してる感じしたから。
男性管楽器隊キチガイみたいなサックスのソロ、その応酬とか、合いの手をいれて
邪魔してんのかってのもあったりして、あのソロもふわさんが他を
始めるまでやり続けるわけだけど、ここでおりゃあやったるわいって、
主張できない人は少なくともステージにはいちゃいけないんだろう。
そういうミュージシャンとしての意地みたいなものとその表し方が
人それぞれでいろいろでしかもそれがぶつかり合って融合し合って、
だから渋さはすごいんだ面白いんだ、再確認。
ゲストは浅野忠信梅津和時、RCの曲をやる、そしてでっかい片山さん人形登場、
途中で顔とれてたけどかなりクオリティは高い。
ばんどまーん!ってサビ、ちょっと泣ける、実際泣いてる人もいた。
次に浅野のバンドの曲?なのかな、これはしつこくゲットパワーって繰り返して
フロア疲れてて渡部さんも苦笑い、無理やりステージ前盛り上げてて
俺ら何人かで頑張りました。
ライブ始まる前のSEで「スワロウテイルバタフライ」かかってたけど
折角ならそれやれば良かったのに、もう離婚してからだいぶたったろ。
結構終盤だったと思うけど、小森さんのソロがあって、梅津さんが絡んで
いったのかな、なんかね、片山さんに向かって吹いてるなってそう思った。
理由はないただステージの小森さんと聞こえてくる音を聞いてふと思った。
小森さんも久々参加だったんですね。
15年ぐらい前ってまだメンバー言うても若かったからかなり無茶苦茶
暴れたりバカなことしてても小森さんはふんわりさらっと上品なのね。
湘南の浜でやったライブで海に突っ込んでいくメンバーをみて、
俺とカミさんに「みんなバカよねー」って笑いながら話してくれた
思い出があります。
あとぎゅうぎゅうのエアジンにせっかく来てくれたんだからって
頑張ってスペース作って俺と友人を入れてくれたこととか。
変わらない最後の定番は「本工」。
その前に南波ちゃん、ちょっと胸強調しただけの服で1曲、
で、本工の朗読で再登場した時には赤い下着にYシャツのエロ仕様でした。
胸がこぼれ落ちそうで冷や冷やする。
にぎやかし隊も東洋は人数減ったけど代わりににバナナとか
キレイなドレスのダンサーとか増えてた。
そっちの意味でのレベルが上がったような。
あと海賊みたいななりのおっさんパフォーマーもいました。
「本工」はさすがにステージ前に若者が殺到してきての大盛り上がり。
キー的に俺は真ん中のところがうまく出ないのでうまく歌えないんだけど
出来る限り頑張る、お祭りだからね。
で、「すてちき」で終了でした。
アンコール、静かにサックス、不破さんがステージに背を向けて
椅子に座って俯いてんなって思っていたらベース弾いてたんだって。
片山さんなくなってから最後にやってる曲で、これでいつもふわさんは
ベースを弾くらしい。
渡部さんが「俺らこれからどんどん人形になっていくから」って笑わせて
いたけど、ほんと観れるうちに行かないと。
こんな不経済なバンド、続けてくれているだけでも奇跡。
とてもめちゃくちゃ楽しかった最高だった。


翌日の小森さんのツイート。
「できればもう一つ体があって、昨日のステージを客席で観たかった。
青健のアート、さやぺろや舞踏やダンサーさんたちの踊り、
そして会場を横切る銀色の龍みたいなやつ、
そして片山さんとそれを操る汗だくの笠原さんたちを。
そして一所懸命に演奏するみんなを。」
なんか泣ける。
俺はそれをみせてもらってます、ほんとにありがたい。