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邂逅'10 一日目

KAIKOO POPWAVE FESTIVAL '10 一日目
@晴海客船ターミナル特設ステージ


今年の野外フェス、俺にとっての第1弾。
行かざるを得ないだろう、っていう完璧にツボをつかれたメンツ。
そして天気もまずまず、っていうか日中は普通に暑かった。
そして本来ならここに名を連ねている筈のゴマちゃんは結局未だ音なしで、
俺はその魂を背負うつもりでいつものディジュリドゥTシャツ着ていきました。


そんなわけでもはや盛り上がるしかないわけなんですが、
またもや失敗というかなんというか。
なんとなく、朝から酒あんま飲みたい感じしねえなあ、なんて思いつつ一応横浜駅
氷結買って京急乗ったら、気分が悪くなってきた。
やばい、眩暈ってきた、と思って蒲田下車。
そっからはすぐ降りれるように&座っていけるようにドン行乗りました。
前夜寝汗をかいて寝てるうちに布団を取っ払ってて、それで冷えて風邪ひいた、かな。


まあでも勝どき着いてゆっくり歩いて晴海ふ頭に向かううちにはそんなことも
忘れてしまって普通に酒飲んでた。
会場では最初若干並んだものの、思ったよりはスムーズに12時過ぎには入場。
で、ビール買いに行ったら、きたぁああ、シンハー縛り。
これは聴いたことねえ、コロナよりはましっちゃましか。
でもなあ、安くなるんやろうけど、こういうのほんとやめて欲しい。
全然客スタンスじゃねえよ。
といいつつソカバン待ちの頃には2本目飲んでた。


もう一個疑問だったのが入場のリストバンド引き換え場所を進んでフードエリアの
先に入場口があってそこに飲食物持込禁止、ってあるんですよ。
まあコンビニで買ってきたものを持ち込ませないのはよくある話やけど、
フードエリアで買ったビールをそのまま持って入れない、のは何故?
だって中入ったらすぐ同じビール買えるんだよ、変じゃない?
まあ実質はザル確認だったね。


・R.I.P dj klock (King & Queen Field)
メインのステージは海を背中にお昼の日差しを後ろから受ける形で左右に2つの
演奏用ステージ、真ん中にDJ用ステージ。
これを順番に使うので待ち時間がない、という仕組み。
クロック追悼は特にDJステージに誰かいるわけでもなく、坦々と曲がかかってた。
まあ彼の曲知らんのだが。


曽我部恵一BAND (WHITE KNIGHT Stage)
ヒドイ並び様の入り口付近を横目に建物裏の2F踊り場のステージへ。
最初ちょっと音もうまく出てない感じで、この客層で盛り上がりどうかな〜、
って思ってたけど、最後は普通に盛り上がったね。
さすが。
「天使」「キラキラ」「海の〜」「永い夜」「テレフォン〜」「青春〜」
「魔法のバス〜」最後「メロウ〜」の鉄板ライブでした。


ソカバン後メインステージに戻ろうと思ったらなんと一回建物の裏へ出て、
また入場口から入りなおさなければならないという謎の仕組み。
めんどくせ〜、が、これは運営上の工夫だろうし効果はあったと思うので仕方ない。


・WRENCH (King & Queen Field)
エッライ久しぶりのレンチ。
いつだったかの渚で見て以来だと思う。
あん時はクラウドサーフ発生するぐらい盛り上がってたけど、今回はステージが
広いところだったこともありモッシュまで。
それでも随分暴れておりましたな。
カン高い声に慣れれば難しいこと考えずに頭振って暴れられていいです。


SOUL FLOWER UNION (King & Queen Field)
そのまま続いてメインの左側のステージで魂花ライブ。
「平和」「コタツ」「月光」「アンチェイン」「満月」「風の市」(SFUついった
では赤旗とあったんだが、こっちであってるような気がする)「荒地」「神頼み」
「海いかば〜」「モノノケ」「歌は自由を目指す(ちょっとだけ)」。
序盤フェスでの定番とは言いがたい曲で若干落ち着いた感じで始まったのが
返って良かったと思う。
きちんと聞かせるところは聞かせて「満月」を染み渡らせてからのお祭り騒ぎ。
あんまりこういう暑苦しい歌聴かなそうな兄ちゃんが拳振り上げて感無量って面持ちで
歌ってるの見ると逆にぐっとくるね。
既に声が枯れそうなぐらいに俺も歌った歌った。
そして酔っ払った酔っ払った。


二階堂和美 (WHITE KNIGHT Stage)
SFU後急いで階段上がってニカちゃん。
なかなかタイミングいつも合わなくて見れないんだよなあ。
頭に花つけて、カラフルな民族衣装みたいなずろっとした衣装着て、時に笑顔で
時に可愛らしく愛嬌を振りまいて、そして時には渾身の想いをこめて歌を届ける。
なんて美しくて素敵でキレイで可愛いんだろう。
そしてなんて強い表現なんだろう。
いつもいつも言ってるけどほんとにちゃんとライブ見に行こう。


この後はちょっと何か食べておかないと、という思いもあって焼肉うどん、に並ぶ。
無意識のうちに消化にいいものを捜し求めていて、焼肉なしのうどんがいいなあ、
なんて思いながらだったのはやっぱり弱っていたんだと思う。
以外に肉も柔らかくて食べやすくて良かった。


・MONO (King & Queen Field)
で、メインに戻ってmouse on the keysは流し聞きし、昨年末オケ付きライブ以来のモノ。
いつもと変わらず、安定してるね。
最後に去年の新作曲をオケ無しで。
たまきさん(だっけ?)が前半キーボード弾きました。


・oak (King & Queen Field)
以前EASTでやった(今年のではない)シンクロニシティで見て以来。
ドラム女の子だったけ〜、とか、ギターの女の子ってもっとちっちゃい子じゃ
なかったけ〜、と思いつつも多分おんなじだと思います。
インストダンスリズムミュージックってとこか。
やりたいことをもっと素直に破天荒にやっていればもっと支持を得られたんじゃ
ないかなあ、なんて後だしで申し訳ないけどそう思った。
彼らのやりたいことは多分俺が結構好きなことで、それだけに勿体無い。
そんなに人がいたわけじゃなかったんだけど、終盤から凶悪モッシュゾーンが
発生してました。
メンバーもなんかいい表情で、特にロンゲの男ベース&打ち込みいろいろの人の
最後の笑顔が満足した、というような感じでとてもいいラストライブだったと思う。
ステージ脇で関係者らしき長髪のおじさんが本当に穏やかな笑みを湛えてみていた
のもなんかとても心に染みた。


その後はトイレ行ったり煙草吸ったりなんかしつつtoeを外から流し聴き。
新作が絶賛されてるしやたら人気あるよね、彼らは。
俺も新作ぐらいは聞いてみようかと思う。


DJ BAKU (King & Queen Field)
比較的人の少ないメインステージ奥エリアで思う存分に踊りまくり。
ヒップホップ枠からは完全にはみ出してエンターティメントに徹したDJでした。
その分焦点がぼやけた感じはあるね。
まあでも俺的には「AKBAH ATTACK」やってくれりゃOKっす。
最後のほうに微妙な「RAINDROPS」かけたんだが、やるならちゃんとやってくれ(笑


石野卓球 (King & Queen Field)
バクちゃんから卓球にバトンタッチして、卓球節開始。
しばらくだけ踊って2,3回ほーほー言ってから移動。
楽しくないわけじゃないが、卓球さんはこないだも観たばかりだし。


で、オリガミ見に行こうと思ったらBLACK EMPERORというテントのステージは
人が一杯で全然見れねえ。
なのでTHINK TANK見て帰ろうと。


THINK TANK (WHITE KNIGHT Stage)
まったく予備知識無しで見た。
まずサックスとDJと蛍光灯が出てきてヒップホップベースのインスト。
蛍光灯は当然あの方ですね、バシバシ光ってバシバシ言ってます、ほんまアレおもろいわ。
で、こういう人達なのか、とおもったらその後いかにもな風貌のMCが4人ぐらい登場。
音のせいかラップが聞こえ辛くて、ただでさえ酔ってるので何言ってるか全然
わかんかったが、まあいいや。
何曲かみたところで、バスがこみだす前に初日は終了。


すんごい疲れたよん。
帰りもチューハイ飲みながら帰って、飯も食わず、汗かいたのに風呂も入らず寝た。


・初日ベストアクト
最後だしoakにあげたい。

・その他良かったアクト
ソカバン、レンチ、SFU、ニカちゃん、MONO、BAKU、ってかみんな良かったよほんと。
途中で抜けたっても疲れとか時間とかそういうの。
これはダメだー、ってのはほんと無かった。


・その他感想
フードは店舗の数が足りなかったね。
一食食べると並んでる間に一アクト見逃す感じ。
まあ、たまには休め、ということならそれでいい。
ヒプホプ客層はさほど多くなかった気がする。
まあ出演アーティスト的にもヒプホプメインとは全くもって言えないからね。
とりあえず邂逅初日とっても楽しかった。