SIGUR ROS
JAPAN TOUR 2008
追加公演
@新木場スタジオコースト
2006年4月の渋谷AX以来のシガロス。
前回の時はあまり良く知らないまま観にいって、そんな言うほど
すごいとは思わなかったんだけど、新作の感じが結構好きだった
ので、今回も行くことにしてみました。
スタジオコーストは今年6月のマーズヴォルタの時以来。
アゲハの時は入場チェックとかウザ過ぎるから大嫌いだったけど、
最近は普段のライブで良く来ることもあって大分アレルギーはなくなってきた。
開場時間前に新木場に着いたせいか、あんまりチケット譲って
の人は多くなかった感じ。
でもコーストの前は既に一杯でさすがソールドアウト公演だな、と。
今回わざわざクリマンの会員に入って会員先行でチケットを取った
わけなんだけど、多分その効果で整理番号が240番台というなかなかの良番。
お陰で2階椅子席を確保。
こんなの初めてだぜ。
ぎゅうぎゅうに詰め込まれるフロアを上から眺めつつ待つこと1時間。
横の方とか多分フロアから一段上がった後ろなんか全然見えない筈。
ライブは18時15分過ぎたぐらいに開始。
・SIGUR ROS
1曲目はじまってすぐ思ったんだけど、ヨンちゃん声嗄れてない？
高い声一応出るけど、すんごい頑張って出してる感じ。
こりゃプロとしてどうかなあ、延期にして欲しいなあ、といきなり
若干醒めてしまった。
とは言え、中盤からはその声にも慣れてきて、中盤「Hoppipolla」ぐらい
からぐっと引き込まれてしまう。
思っていたよりも力強いリズムで体が動いて、なんかやっぱ立って
見てもよかったな〜って感じ。
まあ殆どの観客は完全に動かないわけなんだけど。
中盤過ぎに一度ヨンちゃんが一緒に歌って的なことを言って、
オケの指揮者みたいに両手でさあさあみたいに合唱を促したんだけど、
2階席なんて誰も歌わないし、フロアもなんかショボい合唱だったな(笑)
シャイな日本人だもんしょうがないよね。
シャイな俺も勿論歌えなかったよ。
ってか2階席で1人で大声で歌ってたらちょっとキモイよね。
本編のラスト2曲は「Festival」そして「Gobbledigook」。
新作の中ではこの2曲がとても好きなのでとても嬉しかった。
「Gobbledigook」の前にはヨンちゃんが手拍子を促して、そして例の
プリミティブな6拍子(だと思うけど違うかな、自信はない。)に合わせて
手を叩く。
いいねえ、これは上がるねぇ〜。
そこにポリリズムでヨンちゃんの歌が入って、さらに展開するところで
合唱を促されるんだけど、拍子が良くわかんなくなっちゃって手拍子
だけにしておいた。
後で家でやってみたら普通にできたので、こうと知ってれば練習して
いくんだった。
俺ライブ好きやけど、音楽素養ないし、演奏センスゼロやからな。
そして、満場の手拍子の中ステージサイドから巻き上がる紙吹雪の演出。
2階からステージが見えなくなるぐらいの大量の紙吹雪で壮観。
やあほんと、こうと知ってればフロアで立ってみれば良かったなあ。
アンコールは1曲だけ、untitled 8 a.k.a. 「Popplagid」。
これも後半にぐっと盛り上がるところでフロアにいた外人が拳を挙げて
振っていて、俺もそんな気分だったんだけど、さすがに2階席で座ってる
奴がそんなことすんのもなあ、と思って頭でリズムとって我慢した。
1.Svefn-G
2.Glosoli
3.Ny batteri
4.Fljotavik
5.Vid Spilum Endalaust
6.Hoppipolla
7.Med blod
8.Inni Mer Syngur
9.Saglopur
10.Festival
11.Gobbledigook
En.Popplagid
セカンドアンコールはなくてメンバーが出てきて肩組んでお辞儀して終了。
名古屋では2時間やったという情報しか見てなかったので、1時間半も
ないってのは予想外だったけど、まあ丁度いいくらいかなってな感じ。
ただし、予定セットリストには「Hafsol」があったみたいで、それをやらなかった
ってのはちょっとないよなあ、と後で思った。
後しつこいけど、声ね。
隣にいた奴らとか「金返せ」とか言ってたからな。
そこまで言うかと思う気持ちもあるけど、まあわかる気もしないではない。
明らかに歌とばしたとことかあったし、咳き込んだりしてたし、プロなら
完全なショウを見せれないなら延期するのが正しいと思うな。
でも、それでもこれだけ俺的には良かったので、完全な状態だったら
と思うと次の機会が楽しみだ。
今回の埋め合わせのためにも早いとこ次来てくれよ。
