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ジャパンエックスボウル@東京ドーム

第29回アメリカンフットボール日本社会人選手権
JAPAN X BOWL XX? / ジャパンエックスボウル29
パナソニックインパルス富士通フロンティアーズ
24 vs 21 パナソニック大逆転勝ち


縁あって初めて社会人アメフト、しかもXリーグ勝戦
観にいくことになりました。
学生の留年の時に母校ギャングスターズとリッツの関西学生リーグの試合は見た事あったけど
それ以来2回目、17年ぶりです。
ゆーても日本のアメフトなんて、と思って舐めていたら、
パナもFもすげえ動員だし、Tシャツや応援グッズ配って1階席中心とは
いえものすごい入り。
ちょっと驚いたね。
とりあえず、関西、ということと、エフのコンピュータには縁がないということで
インパルス側に席をとります、っていうか座席一杯なんで立ち見場所。


1Qからパス中心でスムーズに攻撃を進める赤いFに対し、青のパナ側は
うまくラン攻撃が機能せず苦戦気味。
序盤にタッチダウンを奪われて2Qも終盤まで攻めあぐね。
その状態があまりにつまらなかったのか立見席の前にたってたおっさんが
2Q残り2分ぐらいで席をたって、お、観易くなった、と思った瞬間
ちょっとぐちゃっとした展開からのインターセプト、そのままするするっと
ディフェンスを抜けてのタッチダウン、この試合初めて青側が大きく沸きます。
後半、フィールドゴールで3点先行したもののそれ以降流れがまた赤側へ。
でっかいパスによる大きなゲイン、そしてタッチダウンパスという
華やかなプレーで3Q,4Qにそれぞれタッチダウン
QBのキャメロンさん、かなり追い込まれても的確にでかいパス通すし、
やるとなればランもできるってんで後半は完全にやられてた感あった。
前にいたおっさんが「キャメロン潰せー」って叫びまくってたが
なかなか手怖い。
逆に青の攻撃はうまく機能せずストレスが溜まる展開。
4Qに奪われたタッチダウンで10-21とされた時点で隣にいた若者グループも帰宅。
試合時間も長くなっててここでぽろぽろと帰る人もいたが、
さすがに実業団スポーツ、野球のようにごっそりは帰りません。
まあ決勝だしな。
で、帰った人らが歯噛みして悔しがるであろう残り5分。
インターセプトでの大リターンから逆襲が始まります。
じわじわと前へつめて、結構苦しいところからここしかない、っていう場所へ
投げ込むタッチダウンパス、これがめちゃくちゃ気持ちよかった。
サッカーのゴールとかホームランとか、空手の上段蹴りとか、柔道の一本とか、
対戦スポーツの快心の瞬間ってあるけど、俺の場合アメフトってやっぱでっかい
タッチダウンパスだなー。
ここはそんな長いパスではなかったけど。
残り5分を切って16-21、戦略上当然ながらツーポイントコンバージョン狙い。
成功すればあとFGで同点にできる。
結果的には成功、QBがパスを投げあぐねているあいだにするするっと自分で
走ってエンドゾーンへ、っていう感じでした。
こっから残り時間との戦いになるわけですが、最初の4回の赤の攻撃をキレイに
抑えます。
4thダウンかなり後方ラインからの赤のパントがあまり伸びずに、
なんとかなりそうな予感を残す地点での攻撃権獲得。
で、押せ押せの勢いでぐちゃぐちゃっとなったところから強引にギリギリ
タッチダウン、大逆転、大盛り上がり。
残り2分なかったかな、そっから相手の攻撃へ。
これまでやりたい放題やられていたキャメロンのパスを封じて、
4thダウンでも勝負に出たキャメロン、追い詰められて、後方から迂回して
のパスを狙うもランの途中片手でもっていたボールを落球、ジエンド。
この時点で残り30秒ぐらい、後は攻撃権を得た青側が時間を使って、
20秒前からカウントダウン、いやー、初めてやったけど気持ちいいわー。
インパルスを応援しなきゃいけない理由はないんだが、めちゃくちゃ
気分いいスカッとする試合でした。


ハーフタイムショー、Xリーグのいろんなチームのチアリーダーによる
集団ショーだったんですが、これはなかなか圧巻でした。
からのメージェーって人のお歌。
もともと音が悪くてあんま聞こえないし興味ないし、
最後にレリゴーでやけに周り盛り上がってるし、これはつまんなかったです。
べるはちゃんでチアみんなでキャンディやればよかったのに。