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眉村ちあき@スターラウンジ

WONDER WORLD vol.28
@渋谷Star lounge


日曜夜の渋谷も大変な混雑。
そんな中を抜けてインディ音楽シーンのライブ会場へ向かう。


せのしすたぁ
旧曲も復活させて好調なライブが伝わってくるせのさん、
今日はドルイベというよりはちょっとアーティスト寄り、
ってこともあったのかもひとつ盛り上がりきらない感じではありました。
が、フロアに降りてのコールアンドレスポンス、
からの最後「ラストチューン」。
サビで「ねったいやー」(イエッタイガー」が正しいの?)の
モッシュ発生しないな、って思ってたら最後のサビで来たので
突っ込みました。
久しぶり超楽しかった。


眉村ちあき
「夢の音」で眉村さん演じる葵ちゃんが着ていたという
イカ柄のTシャツを着たおまいつオタクが最前へ。
機材のセッティングで出てきた眉村さん、今日はピンク衣装でポニーテール。
SE無しで本番時間になったもののPCからなかなか音が出ず、
店のスタッフに何かを指摘されて、てへ、みたいな、スタッフ女性も好い人
ぽくて笑顔でした。
ってなとこから「ナックルセンス」、ちょっと一拍あってからやったー!
5日ぶりのライブってことで元気もりもりだそうです。
「メソポタ」は早速フロアへ降りて落ちサビで床に寝る。
みんなもー!って声にですラビ軍の女が呼応するという
なんともクレイジーな展開。
で、そこからはあはあ息をしつつステージに戻って新曲です。
朝ついったでタイトル「ローリングフィッシュ」っつってましたが、
タイトルなんだっけ?忘れちゃったに、フロアから声が上がると
「それは嘘だよ」笑
やる前に新曲作成の間が空いたことについてのほんとの理由。
アルバムの制作で忙しかったから、という理由は表向き。
実は持ち上げられるプレッシャーで曲が作れなくなってた、という。
ボツにしまくって生き残った曲だと。
で、結局タイトルコールは「みっころ」笑
エレクトロで始まり、そういうプレッシャーとの戦いをテーマに、
2番からオケ音とビートが強くなる。
歌詞の言葉、メッセージ、より強い内容で繰り返す。
私だって才能でやれちゃうわけじゃない、積み上げたものがある。
ヤバイヤバイって思ってるうちにまゆむらさんも目を潤ませての熱唱。
自分もこらえきれず完全にボロボロに涙出た。
メロディーが切なくてでもどこか暖かくて素晴らしいの、
メチャクチャ最高なのなんなのこの子ほんと信じられない。
喝采の中、顔を一度覆って、泣きながら作ったって話をした。
で、難産を克服したらその勢いでもう1曲、できちゃった、やろっと。
って、へ?
次はインドだと思うの、ってことで始まるもろインド風イントロ。
歌い方もインド風、涙拭く間もなく大笑い。
この感情のジェットコースター感な。
またこれ曲が良くできてて最初ブンババブンバーみたいなコール、
途中からぐるぐるどっかんのコール&レスポンス。
結構すぐにフロアも反応、沸き系曲またできちゃったね圧巻ですわ。
朝6時くらいに先の新曲ができたツイートがあったけど、寝て起きて、
もう一曲ってなってこっちは17時にできたって、さっきじゃん。
なんか天才って言うと悪い気がしたけどやっぱり天才だよ。
天才は人よりも努力することができる、だから天才なんだと思う。
時間がないということでラスト「電話っぷ」。
「みんなの前なら新曲もぶっつけでやるのも怖くないの。」
サビで鯉のぼりを振るまゆむらさんに向かって全力で手を振る笑顔の俺
および俺らの顔をみて満足そうな笑顔の怪獣眉村ちあき
「みんな一緒に住もう、一年計画でゲストハウス経営を考えてるの」
ってさ。
ヲタクから、ヤッター!笑
やだよ、一日中一緒じゃこっちがもたんよね笑
そんな言葉を曲中に話しながら美しいう〇この歌終了、
泣き笑いのような表情のまゆむらさん、ほんとに今日もまた素晴らしいライブ。
でも、結婚してなかったら、全部を眉村さんにかけてゲストハウスに
住む人生も良かったな。
毎日仕事行って帰ってきたら眉村さんが、勝手に弾き語ってんの、最高やん。
友達が初めてまゆむらさんを見に来てて、だったら「リアル不況和音」
欲しいとか思ったりしたけど、あの新曲の前で何も問題ないだろ。
時間がゆるせばCD買ってすぐにあの曲をまたすぐ聞きたかったけど、
大混雑の渋谷の街を、すげーほんとまじすげすぎる最高すぎるってぶつぶつ
唱えながら帰りました
なんかね、明日からちょっと頑張って働こう、ってほんとに思った。
で、また眉村さんの曲を歌を観に聴きに行くんだ。
人生ってそれだけで充分に素晴らしいかもしれない。


セトリ
1.ナックルセンス
2.メソポタミア
3.なんだっけ? 新曲
(CDにこう書いてあるので今タイトルになっているけど、多分ほんとは
なんだっけ?ではなくほんとに忘れたのでそう書いたのでは?と思う)
4.インドのりんご屋さん 新曲
5.東京留守番電話ップ


ふっと思ったこと。
眉村ちあきって、今この瞬間を音楽にする人だと思う。
10年後とか、もしかしたらもっと近い未来、この同じセトリでも
なんの感動もないもしれない。
言葉もリアル今のワードを多様するから、風化しちゃうかも、とか。
でもね今このリアル現場での感動はむちゃくちゃすごい。
あと、声、特にバラード的な曲を歌う時の声が何かに似てると
思ってた、それはウタダヒカルでした。
泣き声ってやつね、「ファーストラブ」のサビとかで顕著なアレ。
うん、曲センス込みで2010年代のウタダヒカルって言っていいかも。
いや超えちゃえばいい。