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MDTフェス@日比谷野音

ROVO presents MDT Festival 2017
@日比谷野外大音楽堂


今年はタイコ翌日というかタイコの終わる日が宇宙の日ってことで
そういう流れの人多いだろうなって思っていたけど、
結構それみんなびっくりするのね。
完全客層被りだし何人かはいたんだろうけど、リストバンドしてる
俺の近くでそんな人いるのかなー、やばくね、って言ってるのを
何組かみた。
それぐらいならって思ってる俺の普通感覚が完全に麻痺してるようです。


ってことで家にチケ忘れたのでタイコを出て藪原から八王子へ、
八王子で降りて横浜線で家に戻り、まあほとんどそのまますぐに日比谷へ。
軽くメシを食ってから酒とつまみをかって野音へ。
絶好の野音晴れです。
今年は整理番号も10番台だったので何の問題もなくいつもの位置を確保。
ってか前の奪い合いってか並んでるのを押しのけて最前取るんだろうけど
醜いなあ、俺はそういうのはほんと嫌いだ。


D.A.N.
特に言ってはなかったけど、ダンは俺と同じくタイコ組み。
今日はキーボードのかまって女子は肩出しでアピール。
そういうとこも含めて少し背伸びして普通からずれちゃってるのが
音としての特異なところともうまくあってて面白いと思うよ。
そんなに観てるわけじゃないけど、観るたびによくなってるというか
多分慣れてきたんだろうな、これかなりいいと思う。
あと先輩に敬意を表してというのもあるんだろうけど、
呼んでもらった感謝とか、男のボーカルの方は丁寧で好感。
浮遊感を緻密に乾いたエレクトロと秘めた情熱で作り上げていく感じ、
俺が偉そうに言うことじゃないけどこれから多分どんどん行くでしょ。
この若い世代、俺が選ぶのはサチモスでもセロでもなかった、
俺はダンがいい。
ステージ掃けるところ、とことこ走りでカワイク去ろうとみせる
かまって女子肩出しちゃん、いけるとこまでそれで頑張れ。
もしかしたらいくちゃんになれるかもしれないよ。


OGRE YOU ASSHOLE
すっかり肯定派になってやっとちゃんと観るライブ。
真ん中に「ロープ」、そんな長くはやらなかったけど、
周りの盛り上がり具合も含めて見ごたえありました。
あと、ゆら帝みたいな曲、ってか演奏の感じも含めて。
そういや慎太郎が客できてたらしい。
関係ないけど羊のもえかもいたとか、まあその界隈の若手にとっては
ここに絡んでいることの重要性ってあるだろう。
結構初期にオーガのライブ観てて、その頃って歌モノっていうか
全然入ってこなくって、そっから今の形に変わってきたのは
彼ら的には必然もあるんだろうけど、客層とか変わっただろうなって気する。
どうなんだろ、あそこで沸いてた客、彼らこそが変わったのかな。
長く音楽をみていくのは面白い。


ROVO
最初からツインドラム炸裂。
開催日の関係もあるんだろうけど、中盤までまだ明るい中での野音ロボは
新鮮な気がしました。
最初以外は比較的新し目の曲からやってたんだね、
適当に思い込んで納得してるので曲名とかはっきりわかってないんな。
酒もだいぶ入ってるし。
アゴラ」いいよね、好き、「シノダブ」はフジロックを思い出す。
あの爆発的な「SUKHNA」の後の心地よいリズム感。
「DDE」でガン上がりして終わったけど、ちょっと短いように思ったので
アンコールでゆったりしたのが始まったときはコンドル飛んできたのかと
思いました。
最新作の曲だったね、てへ。
全編通して記憶に残っているのが、もっさんがたまにぐあーって
ギター弾きまくるとこがキチガイっぽくて良かったっての。
それと、中盤から暗みがかる野音上空に向かって
突き抜けるエレキバイオリン最高やな。
あと最近特に意識的っぽい仁のアクションと芳垣さんのの動きでブレイクの
ポイントが嵌まるのでこれは初心者にもおススメね、めっちゃ気持ちいい。
勝井さんが褒めたせいではだか祭とかまた調子のってやってたみたい
だけどマジでどうでもいいっていうか、俺はあんなのとは仲良くしない。
酔っ払うけどそっちにはいかない。
そんなこととか途中まで頭の片隅に残っていたつまんない考え事を
すべて吹っ飛ばしていく、これがロボの作り出す宇宙。
15年目、今年も最高の野音でした。
また来年もよろしくお願いします。


セトリ
1.Canvas
2.Baal
3.Agora
4.MIR
5.Sino+Dub
6.D.D.E.
E1.Liege