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Killing In The Name

南ベトナム僧侶による焼身自殺の写真をジャケットにした
レイジ1991年デビュー作からの2曲目。
Fuck you, I won't do what you tell me.
強烈なアジテーション政治的主張が楽曲のクオリティを
究極のレベルにまで押し上げている。
音楽と政治は切り離して、とかぬるいこと言ってんじゃないっすよ。


まさか21世紀の日本で政治的アピールのための焼身自殺事件が
起こるなんて想像もしていなかった。
この行為を称えるのが大きな矛盾をはらんでいる事は
しっかりとわきまえる。
自傷行為で政治にアピールするのは本当に最後の手段だ。
その上で何故彼がそこまでの狂った判断をしなければならなかったのか、
きちんと取り巻く問題について考えられないのなら
あんたが狂ってんだとおもうぜ。
迷惑、キチガイ、ヘサヨのアピール、在日の仕業、こんな思考停止ワード
ならべて冷笑していてもあなたの不満は何一つ解消しないよ。


集団的自衛権、っていうそもそも言葉的に意味わかんない話が
どんどん進められつつあって、危機感を募らせた人達がたくさん
動いているけれど、俺も含めて指くわえて眺めてる人が殆ど。
わけわかんなくなってくるんだよな。
少なくとも不安に思っている人がたくさんいる段階で必要性が
わかってないお前らが悪いと言わんばかりに強引に進めるのはおかしい。
そういう手続きなくしたら政治の横暴でしょ。


あっちが挑発してくるんだからこっちも負けないように力を
誇示しないとって、子供かよ、って思う。
力にたよらず賢く生き抜くためにあらゆる手を尽くすのが政治じゃないの。
同じレベルで競い合ってどうすんだよっていう。
武器の輸出も解禁するし、戦争起こってほしい産業のために
動いているとしか思えないね。
マジでまだこんな社会やるのかよ。


ついったにはいろいろ書きにくくて仕事終わって今日の事件終わってからは
無視してます。
少なくとも今日ライブ行ってはしゃいで酔っ払ってわーみたいなのは
俺はできなかったや。
重いことが多過ぎる。
もっとシンプルにならないのかなあ。
争うのやめて気軽に楽しく生きれるように向かえないのかな。
そのためにみんな敢えてバカみたいに明るく普段どおりのツイートしてるのかな。


こんなことを書かなきゃいけない日が早く終わるといい。