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2012アルバムベスト10

ではいってみますかね、2012俺的ベストアルバム10選。
一応今年発売のアルバムを好み中心に拾って年末に集めて
聞いてみたので自分なりにちゃんと選んだつもり。
ただしいつも通りジャンルや考察の誤りや認識の誤りについての
指摘は受け付けません。
全て俺基準なのでそこんとこよろしく。


1.ROVO : Phase
ここはもう迷わずに決まり。
進化し続けつつも揺るぎない世界観。
壮大なスケールで展開する最後の曲が祈りという意味を
込めたものであるということを勝井さんから聞いて、
やはりロボに間違いはないことを確信しました。


2.Godspeed You! Black Emperor : Allelujah! Don't Bend! Ascend!
約20分の大曲を2つ含んだポストロックファンタジー
前回はライブを楽しめるところまでいかなかったので、
これを聞いた後にもう一度ライブを観てみたいもんです。


3.Death Grips : The Money Store
おもしろいの出てきたなー、って印象。
これまで知らんかっただけなんやけど、
ゴリゴリしたエレクトロロックフォーマットの上に
かなり攻撃的なラップがのって攻めてきます。


4.Converge : All We Love We Leave Behind
待望の新作ですが、快心の出来栄え。
メタル、ヘヴィロックとは一線を画しつつもそっち系のファンも
うならせるプログレッシブカオスヘヴィコア。
2月の来日が楽しみです。


5.Napalm Death : Utilitarian
帝王のない恥じない堂々たるナパデ流ハードコア。
こちらはメタルもヘヴィロックも飲み込んでまとめて
なぎ倒すような潔い突進力が満ち溢れています。
折角の来日を殆ど観れなかったのが残念なんでまた来てね。


6.Orbital : Wonky
ダンスミュージック系はいくつか迷いつつもオビタルで決定。
ベテランらしからぬやわらかな新しい感性をうまく
エレクトロに載せて気持ちよく躍らせてくれますな。
俺は「ハルシオン」より好き。


7.Dragonforce : The Power Within
ライブが全然ダメだったんで期待はしてなかったんですが、
意外にもライブ良かったんだよね。
テクニカルなメロスピを恥ずかしげもなくこれでもかというぐらいに
大仰に奏でてくれます。
やるならここまでやらなきゃ、っていうね。


8.Alcest : Les Voyages De L'Âme
ポストブラックメタル、ってもはや言ってる意味がわからないんだけど、
聴いてみるとなるほどなあ、って思うところはライターさんもすごいね。
数多のポスト/マスロックには出せない必死さがいいです。


9.Bomba Estereo : Elegancia Tropical
これはもう今年のフジへの期待を込めての選出。
「Fuego」の延長と言えばそれまでだけど、ラテン系フィメールラップ
バンドロックのオリジネイターとしての充実度が伝わる佳作。


10.いずこねこ : 最後の猫工場
ネコ路線による縛りのままどこまでいけるのかわからんけど、
平板なアイドル歌唱をうまく利用した実験性にみちつつ
キャッチーさをしっかり備えた意欲作。
半分リミックスなんでアルバム扱いにするのは迷ったんだけど、
アルバムとして出してるわけだしリミックスもいいのがあるのでここで選出。


次点.Zazenboys : すとーりーず
前作の驚きの変貌から大分時間を置いての待望の新作。
充実度合いがわかる濃い楽曲が並びます。
意味があるのかないのかわからない日本語の連呼と
強烈なバックミュージックの威力。
ゆら帝なき今の日本ロックの最重要バンドじゃないかと思っている。
(他のJ-ロックしらんけどなー)


まだまだいれたいのはあってナジャの充実作とかカニコの貫禄のアルバム、
勢いのあるラムちゃん、とかね、ラウド、ノイズ系は充実してた。
アイドルモノは姫きゅんちゃんもでんぱ(これは今年じゃないか)も
アルバムとしては大したことないかと。
後EPではキャンドルズが素晴らしいのを出してましたが、フルアルバムに期待だね。
後えびのベストとデートコースの新譜は旧曲の再録だったりリミックスだったりで
残念だけど外しました。


なんだかんだで結構聞いてはいるんだよな。
今年の期待はアイドル勢でアルバム予定されてるももくろちゃん、えびが楽しみ。
後はスピベガと、悲しいけどライブは観れないカテドラルの最終アルバム、
カーカスの復活アルバムがメタル的には大期待。
他は流行がわからんのでまたリリース→来日の外タレや対バンで出会った
日本インディーを適度に聞いていきます。