Fuji Rock Festival '10 一日目
@苗場スキー場
NASPAで鋭気を養ってから理想的な時間に苗場帰還。
まだこの時点では一応雨はなくて、ミクシの知り合いと乾杯しようと
言ってたのでまずはグリーンへ。
無事に再会、乾杯。
この娘とは2年に一回ぐらい、フジかサマソでだけ会う、という関係。
でもまあマイミク暦も長いので身の上話など聞きつつスーパーフライを待つ。
開催宣言前のSEでなぜかオアシスがかかって、今年はもうキヨシロ
やめたのかと思ったらその次かかりました「田舎へ行こう」。
もう俺は悲しくない、こともないけど、大丈夫、これでフジロックが
始まるんだ、と回りも思ったのかどうかは知らんがグリーンモッシュ
ピット近辺は歓声が上がって、その後例の二人が登場。
大将あいさつは今回もなかったな。
・SUPERFLY
声は好きなんだけどねええ。
歌詞がなければねええ。
ってことでとりあえず見れたことと、一曲サビまで聞けたことで
満足し、マイミクちゃんに手を振ってバイバイ。
・キセル
今年初のボードウォークを渡って、程よくまばらな入りの今年初ヘヴン。
ヘヴンはいい、なんたっていい、ヘヴンだもん。
そこに昼真っからキセル、そりゃいいに決まってんじゃん。
今回もバックにエマーソン&ゆうこりんを引き連れて穏やかな、
とても幸せな音楽が最高の空間にあふれる。
一昨年のオレンジでぼろ泣きした「ベガ」はなくて代わりってわけじゃ
ないだろうけど「銀ヤンマ」久々聞いたよ。
すげええええ良かった。
うっすら泣いた。
最初っからええもんみたなあ、って思いながらオレンジへ。
・ヒカシュー
吉祥寺のスタパで見て以来で久々。
後ろの方で椅子に座ってメシ食いながらゆるゆると見てました。
そういうのもありだね。
相変わらずいいわ巻上さん。
そこそこの盛り上がりもあって、なんか雰囲気良かったね。
さすがフジロックだね。
ここでそのまますやすやと睡眠へ。
椅子って寝てまうな。
（もちろん邪魔にならない端の後ろのほうにいますよ）
今回は頭のこともあるし、無理しない、がテーマなのでこれで良し。
じっさい、やっぱ疲れてるしな。
・橋本F高橋
目覚めてちょうどいい時間だったのでアヴァロンへ。
ちょうど後輩Bがいたので最初は後ろの方にいたんだが、
やっぱえりこかわい過ぎるので前へ。
チャットと違ってアコギとか鍵盤とか使ってゆる〜くやってた。
まあアヴァロンだしメジャーさんだからしゃあないけど、
もうちょい緊張感あってもいいような。
途中の質問コーナーとかはマジでいらん。
最後の「わたし〜を、てば〜なせない〜」ってのをえりこがバック演奏
で他の二人が歌ったんだけど、あれはえりこのがいい。
絶対いい。
・JAGA JAZZIST
若干雨が降り始める中ホワイトへ。
ビール売り場で会うの2回目のついった友達と乾杯。
彼女もフジ9回目という世間的には病気の人。
音楽という共通点とフジの空気が俺を普段とは別の話好きの人間に変える。
そうこうしてるうちに演奏が始まって、しばらくすると雨も本降りに。
思った以上の生ライブの良さにこれは想像以上だね、なんていいつつ、
彼女はDP目玉だったのとその前に本格雨装備する、ってことで途中でお別れ。
こういう選択って辛いよな〜、良くあることだけど。
それまで後ろで見てて周りが若干くたびれ気味で温度差がもったいなく
感じてきたのでここで俺は前方へ。
ドラムのヒゲがなんだかんだとMCしつつ盛り上げるのと、
勿論そうでなくともすばらしい演奏とでずいずい上がっていく気持ち。
雨も少し弱まって、聞きたかった「トッカータ」キター！
後管楽器がいいよね、すごく、迫力満載。
最後知らなかった曲「オスロスカイライン」、これを「フジロック
スカイライン」って紹介して演奏。
相当酔いが回っていたというのもあるんだが、なんかもう抑えきれなく
なってきて拳ふりあげつつ何故か涙がにじんできて、これが今回の
ベストアクトとなりました。
・DIRTY PROJECTORS
酷く高揚した気分のまま一応その後オレンジ行ってDPも中盤ぐらいまで見た。
「オルカビッテ」って繰り返す曲やってたのは覚えてる。
ただこの辺から記憶は相当曖昧ミーマイン。
最後まで見たかどうかは良く覚えてない。
・SPECIAL OTHERS
BSS見にレッド戻り途中でスペアザに遭遇。
後ろそんなには込んでなくて、なんだかんだで好きなもんで終わりまで
見ていこうってことで後方にとどまる。
最後「ローレンテック」だったね。
ほんと感心するよ、あのメロディセンスには。
終了後も口ずさみながらレッドへ戻る。
・BROKEN SOCIAL SCENE
雨の中レッドのテント出た後ろで見てたのは覚えてんだが、
これまたほとんど記憶ねえな。
「World Sick」はやってうわあとか叫んでたと思う。
・!!!
昔からあまり彼らの良い聞き手ではなくて、今回も折角新譜も
聞いたからってな感じでホワイト後方へ。
結構盛り上がってた、ような、たぶん、おそらく。
俺も途中までぺこぺこ踊ってた。
が、この辺で疲労が結構なことになってきて、ああもう駄目だ休もう
ってことで確か途中で抜けてオレンジへ。
オレンジではオールナイトフジが始まっていたところで、
俺は邪魔にならない横隅に椅子置いて完全に落ちました。
そっから4時間ぐらい寝たみたい。
それは寝すぎだろう、といままでなら言うが、俺頭病気の人やから。
去年のような無茶しないでこれで正解だと思います。
そんなわけで石井ちゃんもGVも見れず。
・TAKKYU ISHINO
確かもう薄ら明るくなったところで寒さで目が覚めてうわ寝すぎた、と。
でもしょうがないしまだ時間あるのでのろのろ立ち上がってゆらゆら。
盛り上がってたし卓球もうれしそだったね。
人はさすがに減ってて、でもここまで残る奴らってほんと楽しそう
なんだもん、こっちもにこにこしちゃう。
たとえ俺がさっきまで寝てたとしてもさ。
・DINO PSARAS
そしてすっかり明るくなってから、実は結構楽しみにしてたトランス。
ガンガン踊りまくるほどは力なかったし、草履の靴ズレが結構ひどい
ことになっていたこともあってまあちょこちょこと踊りながら。
音はなかなか好きな感じ。
でも、もう体力ねえって、なんかそういうのもフジだよなあ。
一応6時ぐらいに終了ってことでブライアンが挨拶して、その後one more。
ブライアンはスッカスカになった前方に降りてきて、まだ踊ってる
俺らと一緒に満足そうにステージ見て誰かとしゃべってた。
もう、ほんま限界ってのの先の手前ぐらいでオールナイトフジ終了。
勿論、それでもほんとに楽しかった。
それにしても、そっから車戻るまでが遠いんだな、これがまた。
でもそれがまたフジなんだな、これがまた。
ってな一日目。
ベストアクトはJJ。
次点キセルってことでFA。
