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JLMF@リキッド

GOMA&The Jungle Rhythm Section
セカンドアルバム「AFRO SAND」リリース記念
“JUNGLE LIQUID MUSIC FESTIVAL vol.2”
@恵比寿LIQUIDROOM


2年振り開催のジャングルリキッドフェス。
なのに、いろいろあって19時前にリ8月巡礼以来のキッド到着。
てめたぼによるとフミヤ2時間、その後ゴクーが終わった後だったみたい。
客層は思いっきりフジの奥地系、オーガニック系おしゃれ男女が多い。
ライブ中はフロアが8割以上埋まる感じで男女は半々ぐらいでした。


cro-magnon
去年の春渚以来、かな。
今年アルバム出した、とかは知らなかったけど、結構好きなバンドです。
抑制された演奏の中で地に足着いた感じで盛り上がっていくのがいい。
今日はあんまり飲まないように、なんて思ってたのに、気持ち良くてついつい
ビール追加、ウィスキーも飲んじゃう。
クールな感じがいいとこなんだけど、もう少しアツさがあったらハマると思う。


GOMA&The Jungle Rhythm Section
6月のタワレコインストア以来、今年はまだこれで3回目。
(ゴマちゃん単独でのセッションとかはもうちょっと見てるけど)
2時間やる、ってことだったので、2枚のアルバム全部やっても余るよな、後MCか
なんて恐ろしいことを考えてました。
そしたら、中盤にアコースティックセットとエレクトリックセットを挟むというゴマ好き
にとって願ってもない豪華なライブ。
最初のMCの後、「折角なんでアコースティック一本吹きやります」って言ったの
聞いて思わず「うぉおおおっ」っとか変な声を出してしまったぜ。


前回はフジで大仕事をやった後のお楽しみ、みたいなとこもあったけど、
今回はアルバム発売ツアーの集大成。
最初の高速「Omotino」のリズムが一気にフロアのボルテージを上げてすげえ
なって思ったら、ゴマちゃんが両手で煽りまくって登場し、目が覚めました。
正直今日の気合を甘く見てた。
ゴマちゃんマジです。
新旧織り交ぜ続けざまで多分7曲、「Wooden 〜」以外は全て高速チューン。
しかも何曲かは原曲よりBPM上げてたと思う。
「Wooden 〜」はこれはこれで前半のハイライトとも言える盛り上がり。
「ドラム&ディジ」終了でやっと最初のMCになって一息ついた。
ここは適度な長さのMCで前述のアコースティックとエレクトリックセット。
エレクトリックセットは20分ぐらいやってたのかな。
最初は知らない人達の不穏な空気が流れたんだけど、終いにはみんなぼんぼこ
踊ってた。
で、リズム隊が戻って第2部。
最初の曲は新曲かな?と思った。
後「アフロサンド」からの3曲やってまたMC。
MC前2曲が「ユーカリ〜」「スコーピオ」だったんだけど、これがもうバカ上がり。
新曲のクオリティの高さは本当に嬉しいことだ。
そして恒例、フロアの熱を冷ます、恒例の長い静かな語り口のMC。
当然ここまででもう汗だくで、ちょっと休憩って意味もあって、まあいつもに比べりゃ
適切だったのではないかと思います。
今日ここまで残ってる奴らはみんなゴマちゃん好きだしね。
MCはぽつぽつと喋るけど、内容はとってもアツイ話で、「これからは日本から、
世界に発信していくんだ、自分達のものは自分の国で作っていくんだ」という
言葉にあちこちから「ゴマちゃーん!」という掛け声がかかって、本当はとっても
感動的だった。
既に1時間半は過ぎていて、ここから最後の3連発。
恒例「リオ」の曲中メンバー紹介もやって、本編終わりかな、と思ったらまたMC。
ここでまた一回テンション落とすのはないなあ、と思ったら、前の方にいた女の子が
「ゴマちゃん、あげてこっ!」だって。
ゴマちゃんもそれでにっこりしてフロアも熱がまた上がって、最後は「ワングルーヴ」。
再度曲中メンバー紹介では、1人ずつ曲中の演奏をキレイに合わせて、珍しく
「ディジリドゥ、ゴマでしたー!」と自分も紹介して勿論大喝采を浴びる。
終盤はいつもの大爆発。
沸きかえるフロア、叫び声、振り上げられる拳、ひらひら舞う手のひら、椅子席の
後ろで見てる奴らまで笑顔で手を上げて、その中で同じように狂いながら俺は
この上なく幸せでした。
フジ、朝霧に並ぶ、いや寧ろ超えた、と言っていい。
それは最後の音が止まる時にゴマちゃんが胸の前、固く握りしめた両拳に
端的に表されると思うんだ。
何度でも言うよ、素晴らしい、最高だった。


アンコールはおまけ、というかクロマンニョンとゴクーを呼んでワイワイと賑やかに。
フミヤもなんとかして参加すれば良かったのにね。
ゴクーの派手なタイコアクションもいいけど、クロマンニョンのキーボードとギター
メロがあるとやっぱ曲が華やぐね。
まあそれやっちゃうとGJRSではないって気持ちもあるけど、今の編成に少々
ウワモノ担当入ったって特異性はそんなに削がれない気もする。
俺的にはそれもありだなあ、とかちょっと思いました。
最後はまたゴマちゃんより、感謝の言葉、そしてアーティストの紹介。
最後にPA席のウッチーが紹介されて、俺も近くにいたので、周りの奴らと一緒に
ウッチーの名前を呼んで喝采を送りました。
なかなかここまでされることも珍しいのかウッチー恥ずかしそうに笑って照れてた。
誰かおっきな声で言ってたけど、なかなかこんなパーティないぜ。
また、2年後でいいから、ゴマちゃんが次のステップに行った時にジャングルフェス
やって欲しい。


ちなみに新作のゴマT、高いヘンプの方を購入しました。
ライブ後だったらサインもらえたんだけど、先に言ってくれと。
ああ、もう一つのやつもやっぱり買っときゃ良かったな。


セットリスト(怪しいところあり)
1.Omotino
2.Uran
3.Stars ・・・ ここは怪しい
4.Wooden Mask
5.Southern Cross ・・・ これも怪しい
6.Bul Bop
7.Drum & Didge
MC
8.アコースティックセット ・・・ 10分程度、タンギングっぽいリズム吹き多目
9.エレクトリックセット ・・・ 曲間切れ目なし、20分ぐらい
MC(第2部行きます)
10.新曲 ・・・ ではないか、と思うんだが
11.Cactus ・・・ かなあ?
12.Eucaliptus
13.Red Scorpion
MC
14.Afro Sand
15.Riodidgeneiro
短いMC←ゴマちゃん、あげてこっ!の声
16.One Groove
E1.cro-magnonGocooとのセッション


「ウォークアバウト」と「ウッドピッカー」やってないのはわかってたが、
「アフロビリー」もやってなかったんじゃん。
今気付いたよ。
それでも充分満足できる程だったということやね。