2019 はてなダイアリーから移行しました

J-Wave Live@代々木体育館

サンスター オーラツーpresents
J-WAVE LIVE 2000+9
@国立代々木競技場第一体育館


15時過ぎぐらいに今年2回目(5月ぱふーむ以来)の代々木体育館に入場。
さすがにJ-POPイベント、客層がいろんな意味で普通です。
俺が普段行くイベントがいかに特殊な一部のコミュニティの人間の集まり
なのかということを思い知らされる感じ。


前回は1階のG席で思った以上にステージも良く見えたんですが、
今回は2階のH席、しかも前よりステージを前の方に作っているため、
最も端っこのエリアから見ることになっていて、ステージ奥は見えません。
はっきり言って糞席、というヤツ。
悪いけど、イープラスの先行で取った座席指定のチケットってこれまで良席、
どころか、普通に見える席、にあたったことがないです。
先行料サービス料とか適当な名目つけて金とってこれか?
わかってたことだけど、これ以降絶対に座席指定のイープラ先行はやらない、
と固く心に誓いました。


今回のライブは(毎年そうなのか知らんけど)出演アーティストの出番が実際に
出てくる直前までわからないということで否応なく最初から行ったわけですが、
なんでこういうつまらんことやるのかね。
最初から来させないとオーラツーとJ-WAVEの宣伝効果が薄れるから?
結局はまあ妥当な出演順で大体予想はついたし、順番わかってたら目当て
以外は見なかっただろうし、今回見なきゃ多分一生見なかったので結果的には
良かったんだけどね。


ライブ前に7組の紹介映像が流れて、それぞれ歓声が上がる中では圧倒的に
ユニコーンが一番人気。
歓声の音が他の倍どころじゃない感じでした。
そして、ユニコンTも一杯。
ここまで人気あったんだっけなあ、っというのがとてもしっくりこない感じ。


flumpool
さわやか男前vo.4人組J-pop系ロックバンド。
ノリ易くていい曲です。
若い女の子に人気のようで曲を知ってる彼女達は腕を振り上げながら跳ねてて、
後はみなさん行儀良く手拍子、っていう感じ。


BoA
実はちょっと楽しみにしてました。
曲も好きなのがあったし、ぶっちゃけ可愛いくて好きなんです。
序盤から洋楽R&Bな感じで始まって、やたら本格的だなあ、と感心してたら
アメリカデビューなんだって。
utadaもそうだったけど、あんまりあっちの流行にあてはめ過ぎちゃうと逆に個性が
なくなっちゃうんじゃないの、って思ってしまうような曲の感じでした。
ダンスはいいけど、せっかくの伸びやかな声が活かせてないような。
勿論さすがに楽曲の完成度は高いんだけどさ、あっちじゃありきたりじゃね?
聞きたかったバラード(曲名知らん)は聞けず残念でした。
ちなみに客席は、今回一番反応が悪かった感じ。
座ってる人もちょこちょこいました。
が、それでも手拍子はしっかり聞こえてるのがさすが。


・JUJU
いつだったかのサマソのビーチで暑い中たまたま見たことがあるので2回目。
その時に比べたら段違いに知名度と人気は上がってて、相変わらず歌は
とても上手くてちょっと感動するぐらい良かった。
MCがハナにつくようになってきたのは若干慢心があるかもねー、と思った。
最後の曲で高い声の男が出てきてデュエットしてました。
誰かは知らん。


スキマスイッチ
テレビで聞いたことのあるような曲をライブでバックバンドいれてダイナミックに
やってて感心しました。
が、酔っ払ってきて途中で寝ちゃった。


倖田來未
実は嫌悪感に近いものがあって、客席にいると嫌でも立ち上がって手拍子とか
手を上げて左右に振る動きとかやらないと気詰まりそうなのでとりあえず
席はたって休憩所にいたり、また通路から見たりってな感じで鑑賞。
感想としては思った以上に楽しませるパフォーマンスだなあ、という感じ。
可愛いともエロかっこいいとも歌がうまいとも曲がいいとも全く思いませんが、
なんか皆で一体感作って同じ振りで盛り上がろう、みたいなのはすごく
きちんと機能させてるんだな、と感心しました。
後、途中ヘソ出し衣装のmisono呼んでデュエット曲やってました。
misono痩せてからすんげ可愛いな。


RIP SLYME
サビぐらいは知ってる曲もあるJヒプホプですが、思ってた以上に表層的な
音楽だなあと思いました。
逆にそういう軽く楽しめる部分だけを抽出して難しいことは抜きでみんなで
楽しもうという、そういうことなんだと思います。
ヒプホプDJ部分の音は俺は昔から好きなので、音に合わせて体を揺らしてたり
してたんだけど、どうもそういう聞き方は赦されないような感じで、みんなで
同じ動きする周りから責められているような不快な時間でした。
「今日は完全燃焼しちゃってもいいです、かっ!」とか、
「もう1曲付き合ってもらっちゃってもいいです、かっ!」とか言うんだが、
「ヤダー」って言いたかったぐらいキツかった。
タオル回してる人の前を抜けて出ていくのも申し訳ないしさ。


UNICORN
去年のツアーは先行も何もかもハズレまくって結局ここまでずっと見れなかった
再結成ユニコーン
高校生の時に好きで、「Maybe Blue」とか「I'm a Looser」とか「大迷惑」とか
「おかしな2人」とかいつもカラオケで歌ってたです(古いな)。
ほんと楽しみにしてた反面、新作聞いてないし、時間も短いし、画一的な
動きしかしない客層の中で気詰まりなまま見るのはどうかな、なんて
思ってたんだけど、2曲目「服部」でスイッチ入りまして、後は楽しもうモードに
切り替わって思う存分好きなように楽しんできました。
自転車泥棒」ね、大好きだったんですよ。
すげえ感動してたら、ここでも手拍子する周りお前ら正気?
テレビで見ただけだった「WAO!」も適当に手を上げたりして楽しくて、
ヒゲとボイン」「大迷惑」で昇天です。
周りに迷惑がかからないように小声で歌ってたけど、意外に昔覚えた
歌詞って忘れてないもんだね。
しかしここでも手拍子しようとするお前らマジで大丈夫か。
どっか気分でも悪いのか!?
「大迷惑」のイントロに合わせて手拍子始まりかけて(さすがにすぐ消えた)、
これは怒りよりもむしろ笑いました。
そして初めて聞いた「HELLO」。
とてもいい曲だとどっかのブログで見てた通り、本編を閉めるに相応しい
名曲だな、と初聞きなのに思った。
最後はアンコール「素晴らしい日々」で締め。
この短い時間では充分な満足感でした。
楽しかった。


セットリスト
01. ひまわり
02. 服部
03. オッサンマーチ
04. 自転車泥棒
05. WAO!
06. ヒゲとボイン
07. 大迷惑
08. HELLO

      • encore---

09. すばらしい日々


でまあユニコンのライブは良かったんだけど、やっぱ俺はこの客層のライブには
来ちゃ行けないというか、アーティスト側から求められた時や、その曲の感じで
盛り上がった時に手拍子や手を左右に振る動きをやるのはいいんですが、
そいうのとかを延々全員でやり続けるというのが北チョウセンみたいで嫌です。
もっと自由に音を受け取ろうよ、そしてその喜びはもっと自由に表現しようよ。
って思ってしまうので、そいう我がままな考えになってしまう自分のような人間は
画一的な音楽を画一的な動作で楽しむ場にいる人のところに入っていって、
こんなふうにぶつぶつ文句を言って、そうやって楽しんでいる人の気分を
害することがないように今後は注意しようと思いました。