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FRF09 終了

朝5時半、全ての音が止まった苗場。


キヨシロうさぎとSEE YOU NEXT YEARの写真を撮って、
ゆっくりゲートを出たらその足でテントを片付けにキャンプサイトへ。
友人Dは途中でダウンして車に戻ったということだったが、テントの撤収には
よぼよぼになりながらやってきてくれるというので、キャンプサイト下の苗プリの
売店で景気づけに朝ビールを買ってきてもらう。
もはや酔っていても疲れていても素早い慣れた手付きでテント撤収。
キャンプサイトのスタッフにお疲れ様を言って、リストバンド交換所のほうに
向かっていると、V/HのTシャツを着た外人がいたので、
「イェー、ヴァンヘイレン!」って指差したら苦笑いされた。
外人もさすがに疲れてるらしい。
リストバンド交換所エリアの売店でビールをもう一杯。
フジが終わったこの朝に、酔っ払わずにいられるかってんですよ。
運転手の後輩Bにはとても申し訳ない話しだが。


それから車に戻っていつもの湯沢の温泉行って、ゆっくり朝飯。
ここでまた疲労がピークに達して途中のSAまで後部座席で寝かせてもらう。
いつも立ち寄る赤城高原SAで起こされてフジロッカーだらけの売店
会社のメンバー向けのお土産をいやいや買って並ぶ。
カミさんにはチーズとあんず、俺用にたまねぎドレッシング。
それからは助手席に戻って再度帰路に着く。
友人Dの寝ぼけのせいで練馬まで行ってしまって、すごい混んでるし
ふざけんなとか言ってたら隣にフジロッカーっぽい車がいて、運転席の向こう
側に何やらみたことあるような髭。
もしかして、と思ったら助手席に不破さん!超ご機嫌で談笑中、でした。
道は間違ったが、これはDのおかげか。


で、再度練馬から高速に乗り直し、入間まで戻って下降りたら毎年行く
コンビニで荷物整理して発送。
途中雨降ってきて、「敢えてカッパ着ようぜ」とか言ってゲラゲラ笑いつつ
なんとなく寂しい気持ちを紛らわせる。
解散場所もここ何年か恒例の拝島駅
友人Dの車を返して、後輩Bは西武腺、俺はJR青梅線
1人になってからはいつもとてつもない喪失感が襲ってきて、平日夕方前の
時間に汚いカッコでリストバンドという姿をじろじろ眺められつつ、悲しみを
紛らわせるために例年通り酒を飲みながら立川→川崎→横浜と帰った。


横浜駅はまだ帰宅ラッシュの時間にはなってなくて、現実だなあ、
と思いつつ三浦三崎港で少し飲んで食ってからタクシーで帰宅。
タクシーの運ちゃんに今日の天気は〜だねぇ、昨日までは〜だったのにね
なんて言われたけど、俺は昨日まではここじゃない夢の国にいたんだよ。


家着17時ぐらい。
まあ今年はね、一応この後アフターパーティがあったんだけど、あれは
実際にはフジとは別の単発イベントのようなものだったわけで、フジロック09
としては家に帰りついたこの時をもって無事終了。
そしてまた次のフジロックを待ち望む一年の始まり。
は、じ、ま、り。(巡礼イメージ)