2019 はてなダイアリーから移行しました

勝井&迫田@440

"floe"
@下北沢440


440久しぶり。
開演20分前に入ったんだが、予想通りというかガッラガラ。
観客8人ですよ。
以前行ったロータスギターと勝井さんのドローン競演の時と似た感じ。
最終的には席が大体埋まったので30人位にはなったと思うけど。
客層としてはコアなファンと女子集団は勝井ギャルってやつか。
勝井さん関連イベントで見たことあるような顔がいる。


勝井祐二、迫田悠 guest GOMA、辻コースケ
定刻を15分程過ぎてステージに勝井さん登場。
迫田さんはPA席の前にVJ用セットを整えて暫く前から待機済み。
まずは映像とバイオリン。
この組み合わせを見るのも既に4回目でなんとなく馴染んできた。
抽象的かつ曖昧模糊とした映像とゆったりとしたうねりを作り出すバイオリン。
気持ち良くなって眠りそうになった30分後、いつの間にステージにはゴマちゃんが
立ってる。
最初は設置済みの太いディジでリズム的な音を出し、次第に長い低音へ。
絡まるようなバイオリンと共に一度終息して、ゴマちゃんは細長い手持ちのディジに
チェンジ。
細いほうが高い音出そうに思うけど、どうもセッション向きの音じゃない気もした。
開始から約一時間たって今度はパーカス辻コースケ登場。
ゴマちゃんは再度太いディジを使って中盤から長いロングトーンで本領発揮。
躍動感溢れるパーカスと天空を駆け巡るようなバイオリン。
これはとても素晴らしいセッションでした。


パーカスセットが真ん中にあって、そこで辻コースケは立って叩くため迫田さんの
映像の中心部分が体に当たってしまうんだけど、それはそれで炎の
パーカッショニストから周囲にエネルギーが放出されているみたいだったりもして。
うむ、なんかわからんがとても満足した。


この後アンコールでゴマちゃんはまた細長い方のディジ。
最初またリズム的な音から入ったけど可音域が狭いからなのか、なんとなく
バイオリンと合わないで進んだ感じ。
途中パーカスがディジに合わせてJRS的になったりもしたものの、最後は強引に
各楽器が主張して力尽くでまとめたみたいに思った。
それはそれで緊張感高くて見物だったけどね。


ってなわけで終了22時15分。
約2時間のライブでした。
こういう世界は奥が深いというかまだまだわからないことがあって、だからこそ興味が
沸くのでまた行こうと思う。