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MDTフェス@日比谷野音

ROVO presents MDT FESTIVAL 2009
@日比谷野外大音楽堂


Man Drive Tranceという言葉もそろそろ(笑)みたいな感じになってきた
ようなとこもあるかもしれんが、恒例のロボ主催MDTフェス、宇宙の日。
皆勤の7回目参加してきました。


正直頭がくらくらしててこの俺がビールの一滴も飲めない状態のまま
15時前に日比谷公園に到着。
野音横のサテンのテーブルで開場を待ってから入場。
若干肌寒い曇り空。
風は午前中に比べれば治まったけど、たまにぱらりとほんの少しの雨粒も。


さっそく野音内では恒例の宴会が始まってて、みんなまあよくいろんな
もん持って来るわと感心する。
クーラーボックスぐらいは当たり前、PA横にいた微妙なオフ会っぽい集団は
うどん食ってたぜ。
ぽまえらは何をしに来たんじゃ。
まあこのよくわからんぐだぐだ馬鹿騒ぎも風物詩ではある。


・SAKAKI MANGO & LIMBA TRAIN SOUND SYSTEM
ベース、ドラムと親指ピアノのサカキマンゴー。
サカキは膝にもなんんかじゃらんとした楽器っぽいのをつけてるみたい。
たまに足を踏み鳴らすように音を出してる感じだった。
開場前にリハの音が出てて、結構踊れる感じのノリが意外だったんだけど、
実際はそこまでフロア志向ってわけでもなかった。
もちっとバンド的なグルーヴィな感じの演奏。
コノノNo.1程単調な感じはなくて、時には踊れてなかなか面白いとは
思ったけど白目ミュージックというほど痺れたりはしなかった。
約40分の演奏。
客席は1割位が立ってる感じだった。


Dachambo
多分去年の朝霧以来のダチャンボ
酔っ払って気持ちが入っていけば楽しいんだろうけど、いろいろと長い。
なんつうかいろいろ工夫凝らしているように見えて、実は同じようなことを
だらだらやってるだけ、って気もしないではない。
といいつつ俺も一応ずっと立って踊って、最後の曲の合間では
ぴょんぴょん跳ねたりしてました。
ほぼ総立ち、言い過ぎか、8割ぐらい立った客は大盛り上がり。
約1時間弱の演奏。


ここまで酒なしで見てたがさすがにちょっと飲みたいと思って氷結購入。
ずっと寝てたカミさんも起きて、まだ暗くなる前の18時15分、
6人のメンバーがステージに登場。


ROVO
18時15分メンバー登場。
大阪のセットリストでしばらく聞いてたこともあり、「CANVAS」「LOQUIX」
と来た時点でああツアーと一緒のセットだなとわかる。
1,2曲目で結構すんなりと盛り上がる展開になって、まあいいんだけど
まだ酔いが回らないので適度に踊ってみる。
次の新曲はとても特徴的なヴァイオリンが繰り返しメインテーマを弾いて、
バックの演奏でくるくると表情を変えていく中々の充実作。
なんか聞いたことあると思ったら、前日のRORで大雨の中泥酔した記憶が
若干蘇ってきた。
そういえばやってたわ。
で、「メロディア」最後上り詰めるところがちょっと俺のツボとずれてしまって
爽快感が味わえなかったのが勿体無かったが良かったと思う。
それまで携帯を見てなかったんだけど、気付いたら友人Dからメールが
来てて実は俺らのすぐ後ろで立ち見してたというオチ。
「NEW SINO」は終盤爆発的な演奏と盛り上がり。
迫田さんの映像というか光の炸裂具合がかなり効果的。
そして芳岡コンビを残して一旦メンバーが掃けてドラムセッション。
相変わらず凄いが、どっかでバシッと1回切って欲しかった。
で改めて「NA-X」の流れでもいいのにね。
「NA-X」は「NA-X」で恒例ヒットチューンだしサプライズはないけど文句の
ない盛り上がり、そして本編のラストにふさわしい快心の締め。
ロボファンの集いだから当たり前だけど大喝采でアンコールへ。
俺の間違いじゃなければアンコール出てくるとき勝井さんが両手でガッツ
ポーズみたいにしてて、なんか嬉しかった。
挨拶がまたなんかいつも丁寧な感謝と最低限の告知ぐらいしかしないのに、
去年以上に感激したような感じの言葉を喋っていて、「雨降らなかったですね、
途中から雲が切れてって、晴れ間が見えて、」みたいな、こういうとりとめの
ないことを言うのは勝井さんにしてはとても珍しいと思う。
間違いかもしれないけど、芳垣さんもドラムセットの後ろで立って、大きく
手を上げていて、まああれはPAに何か指示したのかもしれないと今は
思うけど、その場の雰囲気は特殊なとてもいい空間だった。
アンコールはピカピカ仁デストロイのディジが来たので、あ、「シスコ」だ
ってわかってそれだけで嬉しくてギャーギャー騒いだ。
徐々に徐々にペースを速めるゆったりと強いリズムにのって高速化する
演奏、そして宇宙の名に相応しい電子音、また最後が俺のツボと若干
ずれてしまったんだけど、いいですそれは。
満員の野音を上から見下ろすと全員が両手を上げて、一番先には6人の
鬼神達が居て、これを俺は毎年見続けて行きたいなとやっぱり思った。
ほんとは酔ってないのと多分疲労とでロボの世界に入り込んで宇宙に
飛ばされる感覚までは行けなかったんだけど、それでもやっぱそう思った。


セットリスト
1.CANVAS
2.LOQUIX
3.新曲
4.MELODIA
5.NEW SINO
6.WOOF SESSION
7.NA-X
アンコール
8.CISCO


勝井さんの最後の挨拶は「夏に大きなフェスティバルで合いましょう」。
これは勿論フジのこと、だよね。
2001,2003,2005,2007と来てるんだし、今回なしなんてあり得ない。
オレンジトリぐらいかな、なんて予想してます。


ちなみに一昨年ぐらいで最悪の果てまでいったかと思った客層は
今年はそれほどでもなかった感じ。
酔っ払ってる奴は変わらず山のようにいるけどね。