we're from japan! x Japanese Sunday SPRIT 『JAPAN』 tour
@渋谷O-Nest
2週間前のウェディングプレゼント以来のネスト、今年これで3回目。
開場ちょい過ぎにフロアに降りると10人居なかったけど最初のバンドの終わりには
100人位になってた。
意外に盛況。
7割位は20〜30代男。
異人さんも2割程いる模様。
・ルルル
ほぼ定刻通りに開始。
先月末の昨晩さんレコハツで初めて見て以来の遭遇。
前回もとても良かったので楽しみにしてて、その期待通りの好演奏。
カタルシスティックな展開に印象的なギターフレーズ、そして音に魂を込める
かのようなダイナミックなメンバーの動きが爽快です。
3曲30分。
・December
スリーピース叙情インストポストロック。
音も展開もまんまモノですな。
ベースの女の子が曲が展開するパートで長い髪の頭を振ってぐらんぐらん揺れる姿は
曲の印象と合っててとても美しかった。
惚れた。
最後は座って弾いてたギターが椅子から降りて地べたでノイズ。
メンバーが去ってもしばらくギターの柄で床の何かをガンガンやってた。
こういうとこをもっと取り入れたりすると特色が出ていいかも、なんて思う。
MC無し、30分多分3〜4曲。
・texas pandaa
ステージ左右の両端にそれぞれベースとギターの2人の女の子がツインボーカルを
取る4人組ギターロック。
ソニックスみたいな物憂げマイナー調だけどもうちょっと可愛らしい感じ。
ちょっと後ろの真ん中に位置したお兄ちゃんというかおじさんギターが
ふゎんふゎんと出す音が印象的。
ツインボーカルは英語であまり歌を聞かせる感じでもなく楽器の一部的な使われ方。
意外に活動歴長いのかしっかりした世界感あっていいけど、俺の琴線を刺激するほど
すごいいいとまでは思わなかった。
前2バンドと違ってニコニコと明るいMCあり。
でも内輪的なメンバー同士の話はサークルぽくて好きくない。
これも30分位だったと思う。
・Japanese Sunday
fromサンディエゴ4人組叙情→激情ポストロックほぼインスト。
かっしりとしたドラムと激情部分で華々しく弾けるギターが素晴らしい。
真ん中のふっくらギターボーカルさんは日系入ってるのかなと思った。
沖縄でよくみるような濃い系の顔。
パンダの後ちょっと人が減ってフロアは若干寂しい感じになったんだけど、
約40分とても熱いいいライブでした。
拍手。
・we're from japan!
fromオレゴン。
こっちは見るからに白人な4人組。
ジャパン的な要素はどこにも無い。
編成もサンデーと一緒だし基本的には同じ系統の音楽だけど年季の差なのか、
奥の深さとか説得力が一枚上手だね。
偏執っぽいぷよっとしたドラムが素晴らしくずしりとした音で、MCを取る右のギターは
常に屈んで床すれすれで胸を焦がすようなフレーズを奏でる。
真ん中の長身ギターさんのTシャツは「I am Hip-Hop」って、なんでやねん。
それは関係ないけど、とても素晴らしかったです。
ちょっと感動した。
アンコール1曲含めて50分位。
ステージの右端で若い男が3,4人ライブ見ながらのっててどうも主催の残響レコードの
人達らしくあんな若いのかとびっくりした。
ほんとね、彼らみたいな若者には頑張ってもらいたい。
大衆音楽も好きだしいいけど、こういう好きな人達のための音楽を今後も日本に
どんどん紹介して欲しい。
今日はほんと疲れてたんだけど行って良かったよ。
