01サマソ、フジ05(こん時は通りがかりにルーザー聞いただけ)、
一昨年4月リキッドということでちゃんと見るのは3回目のベック。
NHKホールっつうのも初めて。
というか指定席でちゃんと座って見るライブ(コンサートやね)は去年12月の
ダブセク以来。
1月のラブギターイベントもAXの2F指定取ったけど、
あれは結局1階に降りて見たしな。
新作「Modern Guilt」は最近の俺にしては珍しくそこそこ聞き込んでいて
(例によってナプっただけで買ってはないけど)、それなりに気に入ってはいたけど、
何しろ前回のリキッドのライブが全く楽しめなかったので半信半疑で19時前会場入り。
そして中にはビールはおろかアルコール類が全くないという惨状。
思わず聞きなおしたよ。
俺「ビールないんすか？」
売店「ないんですよ。」
俺「何かアルコールはないんですか。」
売店「ないです。」
俺「この売り場だけじゃなくて、ホールのどこにもないんですか？」
売店「っないですっ。」
まじありえないんだけどー(語尾上がり目)。
ま、ポケットウィスキーあるから素面でライブ見るという状況にはならないんだけどさ、
ビールぐらい欲しいじゃん。
何故この状況で文句が出ないのかわからん。
愚痴はそれぐらいにして客層。
6割以上が20代半ば〜30代のお洒落な女性。
系統としてはデキル女系って感じかな、やたら煙草吸ってる率も高い。
後はまあ幅広く普通にいろいろいます。
当日券あったみたいだけど、2階前列から見える範囲では9割以上
埋まってたようだから、キャパ3600というとやっぱり3000人以上は
入ってるわけで、やっぱすごいねえ。
19時ちょい過ぎに客電落ちて早速始まるかと思ったらアナウンスが入って、
今日はスペシャルゲストが来てる、だって。
どっかの国のマジシャンだと言われて2人組が出てきて、音に合わせて、
いや音にも全然合ってないな、トランプ出したり剣呑んだりという
よくある芸をやって数分で去っていった。
そこそこ受けてたけど、俺は全く楽しくなかったぞ。
何がイリュージョンじゃ、超つまんねー。
・BECK
しょうもないマジック後20分以上待たされて19時半からライブ開始。
後ろにドラムセットとエフェクト系機材があってそこにそれぞれの担当が1人づつ。
前列は右にベース&キーボード、左に赤いタイツのギターの女の子、
で真ん中にベックハンセンのフォーメーション。
セットリスト(ミクシから)
1.Gamma Ray
2.Devils Haircut
3.Timebomb
4.Leopard-Skin Pill-Box Hat
5.minus
6.Que Onda Guero
7.youthless
8.where it's at
9.soule of a man
10.Orphans
11.Bonfire Blondes
12.Think I'm In Love
13.Walls
14.Girl
15.Hell Yes
16.Black tambourine
17.Clap Hands
18.Lost Cause
19.Evrybodys gotta learn sometime
20.Asshole
21.Broken Drum
22.Chemtrails
23.Loser
アンコール
E1.E-pro
E2.Sexx Laws
まずは新作からカイハンセン、じゃなく「ガンマレイ」キター！
1階はすぐに客が立ち上がり前方のりのり。
2階席はぽつりぽつりと立ち上がって揺れる人がいるぐらい。
俺は今日はあまり立つ気もないので座ったままゆらゆら。
前回のリキッドでは過去のヒット曲を全くやらなくて、もう2度と
ベック見ねえとか思ったんだけど、今回はサーヴィス精神旺盛。
後ヒプホプ調になるとのりやすいというか、中盤で前の客が立ち上がったのを
契機に俺も立って揺れる。
終盤は落としめチューンをいくつかやって、最後「ルーザー」。
4年ぶりのアイマルーザベイビー、ここは唄ってもいいとこでしょ。
中々に盛大な拍手の中メンバーが戻ってきてアンコールは3曲。
だったと思ったんだけどセトリじゃ2曲だな。
よく覚えてねえや。
メジャーらしくとても洗練された質の高い音楽だと確かに思うし、
(だから自分にとって好きな音楽かどうかってのは別問題だけど)
思いの外素直に楽しんじゃったので見に来て良かったです。
約1時間半、7800円、でもちょっと高いかな。
追加公演が同じ値段で前座ゆら帝って、それはずるいと思う。
開演前からステージの後方に40体ぐらいの男のマネキンが立てられて
いたんだけど、結局そのまま何にも使わなかったな。
それがアートってやつ？
