2019 はてなダイアリーから移行しました

ハイラマズ@west

THE HIGH LLAMAS JAPAN TOUR 2009
@渋谷O-WEST


整理番号は60番台だったしガランとしてるのかと思ったら、当日券売り場並んでるし、
開演時間ちょうどでほぼ満員。
20〜30代メインやね。
控えめにお洒落な人と若干ウォタっぽい人と大多数のごく普通の人、
異人さんはぽつぽつ目につく程度。
6割位男が占めてるのはハイラマズのせいかな?
勝手なイメージだけど。


masa
10分程開演時間を過ぎて見た目アキバに居そうなおっさん
(30代後半か40代ぐらい?)がアコギ弾き篭り、じやなくて弾き語り。
普段ロンドンでニールって人と2人でやってるが今日は1人だそうで。
全英語詩ゆったり系。
高いのも出るいい声な気がするが、俺にはこの音楽の存在意義がわからない。
確か5曲で20分位。


トクマルシューゴ
1人でどうやってあの多彩な音を出すのかと思ってたらバンドやった。
ボーカル&ギターのトクマルさんにパーカスのメガネくん、そしてお嬢チックな
鍵盤担当の女の子。
この娘が毛糸の帽子が良く似合っておとなしそうでかわいんだ。
ピアニカ、アコーディオン、鉄琴に鈴みたいの振ったり可愛らしい笛みたいの吹いたり、
ほとんど聞こえないコーラスやったりで、トクマルさんよりずっと気になった。
全体的には軽やかなポップを彩る独特のパーカスとアコギ、その他いろいろとふわっと
浮いてるような歌声がとてもいい感じ。
あんまりステージ見えないのが残念だったけどあっというまの30分でした。
また見たい。


The High Llamas
ギター2人、ベース、ドラム、キーボード、鉄筋(その他リズムものとか)
というおじさん6人組。
真ん中の髭のギターが歌う声は風貌に似合わない透き通ったわりかし高い声。
ナプスタで事前に聞いてたとおり、落ち着いた大人のロックだけど、枯れた感じとは
違って瑞々しさが失われてない曲を演る。
観客も微かに体を揺らすような人がいる程度でみんな大人しく聞いてて、
でも曲毎に沸き起こる拍手はとてもアツイ感じ。
最近こういう感じのライブをよく見るな。
本編1時間20分ぐらい、そこからアンコール2回含めて結局2時間近くやりました。
申し訳ない話なんですが、中盤はうつらうつら立ち寝しそうになって、
何度かふらついてしまった。
まあ、気持ち良かったということで許して。


京都、名古屋と回ってきて昨日はネスト、明日も町田でやるみたいなんですが、
今回の日本ツアーって大手の興行主じゃなくてsaitocnoというところがやってる。
たいしたプロモーションもなしでwestとは言え満員にしたのは大したもんだと思う。
contraredeといい、ここといい、こういう気概あるイベンターが頑張ってくれると
とてもありがたいよ。
大手レーベルのプロモーションで作られた人気だけが売りの音楽はやっぱり
それ程俺の心には残らないと思うんだな。