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Mリヴォ@ネスト

Marvins Revolt & The Spook of the Thirteenth Lock Japan tour 2009
@渋谷O-Nest


18時半丁度位にネスト到着。
去年12月の旅団ライブ以来。
また下のコンビニ前に女の子が一杯溜まってて凄かった。


一方ネストの中はガラガラ。
でも最初のバンド始まって半分位埋まった感じ。
なんか半分以上若い女の子で、こういう客層なの?ライトのせいか?


・deepsea drive machine
15分位押してギター&ボーカル2人とドラム、ベースの4人組登場。
打ち込みで印象的なメロディを出すダンスロック。
半分はインスト、でも演奏が完全に打ち込みに負けてる。
ドラムほとんどハットしか叩いてないし、みんなあんま上手くないような。
歌入るとロキノンに山程いるバンドみたい。
フロアの前方だけガランとした状態で拍手もなく20分強。
最後だけ拍手あったけどみんな優しいね。


・LITE
客が前の方にも進出してイベントを企画したライトの出番。
編成はさっきと同じ(ボーカルと打ち込みはなし)で、変拍子を効果的に使った
インストロック。
さっきと比べるからかも、というのもあるかもだけど、演奏は上手いように思う。
音源ではちょっと懲り過ぎかなと思った曲もライブだと様々な展開で飽きが
来なくていい。
難しいリズムをぴったり息のあった演奏でこなし、うねるメンバー達を見るのも爽快。
シンプルで気に入った「Infinite Minor」が想像より面白い演奏でこれまた感心した。
最後の曲、代表曲みたいだけどこれも良かったね。
とつとつと語るMCもそんな嫌じゃない。
大体30分ぐらいの持ち時間。


kamomekamome
また同じ編成かと思ったら、始まってデカイバスタオルみたいのを頭から被って
ボーカル登場。
音源は聞いてたけど、咆哮キター、スラッシュメタルキター!
まんまスレイヤーなリフもありつつ全体的にはハードコア寄り。
バスタオルをとったボーカルの顔もハードコア、背の高さも体のゴツさもハードコア。
特色は半分位が歌い上げ系になるのと、ボーカル君の奇妙な踊りというか動き。
歌詞が青いマイナー系なのと作った感じのMCの上から目線なところは残念。
別にみんながびっくりして見てる訳じゃない。
それを除けばかなり楽しめた。
歌詞もあまり聞こえないから内容あまり気にならないし。
ボーカルは動き捲りで息が上がるから歌の音程外すとこあるけどいい声だし、
上手いと思う。
風貌含め「Vulger」の頃のフィルを思い出した。
これも30分強。
さっきより前方引き気味、人はそこそこ減ってた。
やっぱライトファンが多かったみたい。


・The Spook of th Thirteenth Lock
アイルランドからの4人組。
冴えないメガネのギター&ボーカルに、おじさんギター、ひ弱そうな上半身裸の
ベースにメタリカのジェイムズみたいなドラム。
音はアイリッシュ色溢れるプログレ
そんなにと思うぐらい叩きまくりのドラム筆頭に牧歌的なメインメロの周りは
ハードなロックだったりする。
後半はギター&ボーカルがバンジョーにもちかえて最後の曲では歯を使って
弾いたりしてた。
ドラムがカンペ見ながら日本語で挨拶したりというサービス面も含め
とても好印象で、演奏も上手いと思うし曲も悪くないと思うんだがなんか
寂しい盛り上がりだったね。
確かにもう少し曲工夫すればと思う所もあるけど、フジだったらもっと
盛り上がったと思う。


・Marvins Revolt
さあトリはデンマークから。
ライトファン(多分)が帰ってフロア前方人が完全にはけたんだけど、
開始前にメンバーが前来いよみたいなこと言っていい感じになった。
またg,g,b,dの4人編成。左のギターはキーボードにタンバリンも担当。
真ん中のベース君はとっても男前。
これならライトをアイドル的に応援してる子達も満足じゃない?
ドラム以外の3人のコーラス的な曲から始まったライブは複雑な構成のポストロック。
まあ音源で聞いてた感じ。
でもとても若々しくエネルギッシュなステージはスカッとする。
時間が押してたこともあるんだろうけどアンコールなしの40分ぐらいでした。


というわけでお腹一杯のイベント終了。
こういうのをバイトしながら自分のバンドやりながら企画して、というのは
本当偉いなあ、と思う。