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グラスヴェガス@リキッド

GLASVEGAS
@恵比寿LIQUIDROOM


ひねくれ者なので、レーベルや音楽誌、ブログなどでの絶賛には
ついつい構えて見てしまうところもあるんだけど、気にならないか
といわれたらそうでもなく、ってな感じで行ってみた初来日。


欧州では大人気らしいけど、前日でもチケットは買えたし、整理番号も500番台。
こりゃ売れてねえなと思ったら、開演10分前でもフロアがらがら。
PA後ろを関係者エリアにしたり、フロア入り口からバーまでを
カーテンで仕切ったり、となるべく一杯に見える工夫を凝らして
最終的には埋まったように見えてた。
実際にはキャパの7割位の入りかと思われる。


男女比率は6:4ぐらいかなあ、男の方が多かったのは意外。
年齢層は20代半ば〜30代ぐらいを中心に幅広くて、外人さんも2割ぐらいいた。


・GLASVEGAS
15分押しで暗転、メンバー登場。
モッズ風って言うの?、なんか革ジャンにリーゼントみたいな
フロントのギターヴォーカルと、左右にギター、ベース。
その後ろに立ったままドラムを叩く女性、というか化粧とふくよかさ
の関係でおばさんにしか見えない。


曲知らないのであれなんだけど、ジザメリを引き合いに出すほど
ギターノイズがあるわけじゃないけど、そう思わなければ
気持ちいいって感じのギター。
メロディは秀逸というほどキャッチーではないかな。
歌ってる内容は全然わからんけど、とても歌い上げる感じ。
英語わかる人にウケるのはわかるような気もするな。
ただし、曲の感じもリズム的にも似たようなのが続くので若干飽きる。


後半に入ったぐらいで何人かの客が手を上げて歌ってる曲があったけど、
ラスト前の「Daddy's Gone」でも大合唱なんて望むべくもない感じの
微妙な盛り上がり。
最後を「Be My Baby」のグラスベガス的カヴァーで占めたのは
ある意味正解だったと思う。
正直演奏中の客の反応はかなりおとなしめだったけど、曲が終わった
後の拍手は大きくて、暖かく見守ってるファンが多いなあ、という印象でした。


ほぼMCなしでライブ時間は約1時間。
特に「See you summer!」的な言葉もなかったけど、まあフジは
規定路線だろうな。
UK好きな人は多いし、レッドでやったら丁度いいよね。


それにしてもドラムはあれでいいのかな。
なんかすごくギコチないというか、なんかドタバタしてるというか、
それは俺が素人だからそう思うだけ?
ドラムに詳しい人の意見を聞きたいもんだ。
あれなら俺にでもできるような気がしました。