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CDJ幕張2日目

COUNT DOWN JAPAN 08/09 2日目(12/29(月))
@幕張メッセ国際展示場 1〜8ホール・イベントホール


Base Ball Bear
またしても開演過ぎて入場したので野球クマーさんはちょっとだけ。
うーん、他のろっくいん的なバンドとの違いがあんまりわからん。


DE DE MOUSE
生ドラムに美人keyとバックにmac使いをつけてバンド感を出しつつ、
J-popノリでエレクトロをやるというコンセプトで大成功って感じかな。
一応DJやってんのかしらんけど、手を左右に振ったり手拍子煽ったり
以外に彼が何か音楽的なことをやっているようには見えないが
まあそれはそれで良かろう。
問題はどっかからコピってきたようなありきたりのエレクトロで
耳障りいいのを繋げて、普段あんまクラブミュージック聴かないような
客にライト感覚でセンスの良さをアピールする、みたいなとこが
確かにふぁっくおふだなあと思いました。
嘘、ほんとはちょっと踊りました。
こういうので楽しめなきゃ絶対モテないと思う。


GRAPEVINE
うーん、結構最初から最後まで見てたんだけど、今となっては
何にも思いだせん。
関西弁だったのだけ思い出した。


STANCE PUNKS
最後だけちょっと見たけどパンクスでした。
今時そんなと思うぐらいパンクな装い。
結構客入ってて、それもびっくり。


SOUL FLOWER UNION
今日のメイン。
思っていたよりは開演前にフロアは人が入ってきて(多いとは
言えないけど)悪くない感じでした。


1.荒れ地にて
2.風の市
3.神頼みより安上がり
4.月光ファンファーレ
5.海ゆかば山ゆかば踊るかばね
6.満月の夕


例によって後方で歌い踊った30分。
2曲目からの完全フェス仕様セットでどんどん盛り上がるフロア。
みんな手を挙げて笑顔で踊り狂うってなんて素晴らしい。
最後を「満月」でしっとり締めたのも良かったと思う。
95年に作られたこの歌の意味をどれだけの客がわかっていたのか
知らないけれど、敢えて最後に持ってきたこの歌の意味を、
この日初めて見て共に踊った人達が後で知ってくれればいい。
そんな難しいことは抜きにして、やっぱりフェスの彼らは凄い。


キセル
ソウルフラワーの余韻で、しばらくはぼ〜っとしてたんだけど、
はっとキセルを思い出してコスモステージに走る。
1曲目の「ビューティフルデイ」の途中から見れて、結構前は
空いてたので、ステージから5メートルぐらいの向かって左側まで
進出してライブを見る。
フジロック振りのキセル
あんときゃ「ベガ」で泣かされたなあ、なんて思いつつ。
したらさ、「ベガ」が始まって、これやばいなあって思ってたら、
兄弟がラララって合唱するとこで抑えきれなくなって泣いた。
汗だくの30男が泣いてるのははっきりキモイと思うがしょうがない。
バックはフジの時と同じくエマーソンkeyにドラムゆうこりん
ゆうこりんは叩かない時はマイクを通さずにこにこして口ずさんで、
足をぶらぶらさせてたりしてとてもかわいいんだこれが。
エマーソンのふわふわした雰囲気も含め、キセルは兄弟だけじゃ
なくて今のバックバンドメンバーも含めて完璧なんだと思う。
とても良かった。


アースステージに行く前にちょっとだけ竹内電気を見たんだけど、
これまた何にも覚えてないような普通のバンドだった。
でも人気はあるみたい。


木村カエラ
AxSxEも絡んでるし、実は期待していたカエラたん。
だけど、うーん、こんなもんか〜、って感じ。
演奏も歌も悪くないと思うんだけど、俺にとってぐっと来ない典型みたい。


tacica
ちょっとだけ見た。
とてもキャッチーで聞き易くて、いいと思った。
けど、それだけだと思った。


斉藤和義
というわけでやっぱせっちゃんは安心印だなあと遅ればせながら
アースステージへ。
キセルのお兄ちゃんに、エマーソンも既にバックバンドとして演奏中。
仕事熱心だねえ。
「歌うたい」は聞けなかったし、チクビの色がどうのこうのと、
またくだらんこと言ってたけど、いい曲一杯だね。
最後は「歩いて帰ろう」でぴょんぴょん跳ねて終了。


泉谷しげる
コスモステージははちきれそうに客で一杯。
1曲しかやんねぇから、と言うとおりほんとに20分ぐらいで1曲で、
アンコールをなんかテケトウにやってた。
メインの1曲はずっとコールアンドレスポンスとか、合間のMCとか。
さすがの貫禄というか、余裕というか、普通に面白いし、普通に
いい曲だし、いやあ参ったね。
「写真撮影するなとか、メシ食うなとか、なんだとか…。
いいから全部やれ!ポーズ取ってやる。」みたいなサービスもあり。
なんかしらんけどすげえ。


ACIDMAN
うーん、結構聞いていったんだけど、赤橙しか残らなかった。
それもライブだからといって別に特別でもなんでもないと思った。
申し訳ないがつまらない。
もう二度と聞かないし、二度と酷評もしないので許してください。


泉谷さんで帰ったら良かったなあ、と思いつつアースから出て、
性懲りもなくまたコスモを覗いてmonobrightを少しだけ見た。
凄い人気で人一杯だった。
そして俺にはやはりぐっと来なかった。
今日見たいくつかのバンドとの違いが本当にわからない。


最後にDJブースとやらも見てみてとっても強く思ったんだけど、
ロキノン系フェスと自分の間には埋められない溝がある。
客層との明らかな乖離があって、居心地がとても悪い。
勿論ずっと前からわかってはいたことだけど。
どうしても俺はエクストリームなものとか、唯一であるものを
求めてしまうから、普通のバンドで普通にいい曲があるとかじゃ
あんまり心を動かされないんだね。
要するにぐっと来ない。
かといって見たいのがないかというとそうでもないとこが難しい。
まあその間休んでればいいんだろうけど、それが苦手なんよね。
リクライニングで昼間から寝てるのもなんか違う気がするし、
フェス飯なんて基本食わないし。


まあそんな思いを抱いて今年のフェス納め。
酒だけはアホ程飲んだぜ。