2019 はてなダイアリーから移行しました

NAHAマラソン

第24回NAHAマラソン
フルマラソン
3時間18分34秒

トイレタイムを除いた俺計測ネットタイム
ネットだと350位ぐらいかな。
詳細後日。



以下追記分。


朝からホテルで体をほぐして、会場まで軽く走ってきたこともあり、
走る体制としては7時半過ぎに会場についた時点でOKって感じ。
気候的にもそんな寒くもないので、8時にはジャージを脱いで半袖
半パンのランニングスタイルになってもう荷物は預けてしまう。
8時10分から30分までにゼッケン別の集合場所に集まるので、体が
冷えないようにゆっくりジョグってたら若いお兄ちゃんに声を
かけれられ、ゼッケンが前後ろ反対ですよ〜っと言われる。
計測チップのある方が前なんだって。
俺はいったいこれまで何度大会に出てるのかと問い詰めたい。


Tシャツを一旦脱いで、汗が引いて寒い中急いでゼッケンを付け直し
たらそろそろスタート位置への移動時間。
体が冷えないように屈伸したり、軽く跳んだり、手足ぶらぶらしたり。
なんかすっげ落ち着きのない人。
昔からそうなんよね。
レース前ってじっとしてられない。


市長とJリーグの我那覇、重量挙げの女の子(三宅じゃない)のゲスト
2人が鐘を突いて9時にレーススタート。
最後の10秒は全員でカウントダウンしましょう〜、とかアナウンス
してたのにいきなり「6,5,4...」っておいおい、っと思いながら
スタートの開始線までは歩く。
3万近い人数だけど、多分申告タイムが早いお陰で俺のゼッケンは1500番台。
なので、20秒後ぐらいにはスタート地点に来てさあここから。
直後は20000番台とかで仮装してる人が若干名のろのろ走ってて
走りにくかったけど、4分48で1キロ通過。
うんそこそこ良い感じ。


レース想定としては4分45もしくは楽な感じならもう少し速いペース
で35キロ位までいって後はその時次第、みたいな感じ。
ただし、コース的に若干の起伏が続くためたまに5分超える時も
出てくるかと思えば4分20秒ぐらいになっちゃう時もあって、
後半この影響が出たりしないかな〜って終始びくびくしてた。
序盤から右足膝とつけねの辺りに若干の違和感もあったんだけど、
これは20キロ後半ぐらいになるとだんだん消えてった。


コース序盤は那覇市街からだんだん高台に登っていくような感じ。
日差しを正面からまともに受ける形で結構暑い。
8時以降給水してないこともあって、序盤から喉が渇いてヤバイかな
と思ってたけど、10キロ超えたぐらいからはそこら中で水やら
なんやらを沿道で配ってくれて、これはかなり良かった。


中盤手前の高台からぱっと視界が開けて海が見えてとてもキレイ。
しんどさも忘れるぐらい。
中間地点の平和記念公園では走路の両側を高校生と一般応援団が
列を作って声援を送ってくれて、ちょっとしたヒーロー気分だった。


28キロ地点、2/3を過ぎてまだほぼ予定通りのペース。
後14キロ、これぐらいいつも走ってるだろ、って辛い感じが襲って
くるたびに思い返す。
後12キロ、10キロ、いつもこんなの余裕だろ。
その一方、確実に疲労も強くなってきて、30〜35キロの壁に対する
恐怖心が疲労感を刺激する。
頭がぼ〜っとしてきて、思考能力も低下する。


中盤まではハイタッチを求める子供からなるべく遠いところを
走ってたけど、そろそろ恥ずかしいとかいう感情は機能しなく
なってきてて、一生懸命手を伸ばす子供達の手を次々タッチして
エネルギーをもらう。
高校生のエイサーと太鼓の応援に右手で大きくガッツポーズを
示して、若くて男臭い声援に背中を押してもらう。
この辺りになると歩き出したり止まってるランナーも増えてきて、
追い抜きざまにファイトと声をかける。
これも相手に対するというより自分への激励。


37キロで10キロごとに口にしてきた梅干の最後の半分を口にして、
後5キロの標識。
ここからキロ表示が残り何キロ、しかなくなって力抜けるがまあ
それもいい気晴らしだ。
まだペースは落ちてない、力も残ってると思ったところから、
最後の長い登り。
俺これぐらいの登り普段なら気にしないけど、さすがに辛い。
でもペースは落とさないでどんどん前を抜いていく。


那覇市内へ入って、3時間20分切りは確信。
最後の力でペースを上げる。
奥武山公園に入って時々声を出して活を入れながら競技場内へ。
やっぱ最後一週回るんか、もうええわ、と思いつつトラックで
また4人ぐらい抜いてゴール。
最後の1キロは3分58秒。
ああやった、俺よく頑張った。


アーテントへ荷物を取りに行くと、俺は多分3番目ぐらいに
帰ってきていて、ゆっくり着替えてビールを買いにいっても、
そこもまだランナーが殆どいなくて、とてもいい気分だった。
愛想は悪かったけど、レース後最初のオリオンがキンキンに
冷えていて、もう最高やね。



3時間15分とはいかなかったけど、最後まで同じペースを守れた
ことはとてもとても大きい。
やっとフルを走るスタミナが備わってきたのだと思う。
今年はそこそこ頑張ってきたもんな。
ただ、30〜35キロのペースダウンなしでもこのタイム、この疲労
ってことを考えると、サブスリーの難しさを改めて感じる。
まあでも最後キロ4分切れているわけだから、さらなるスタミナ
強化の方向性でしばらくはいいのかな、と思った。


若干コースは起伏あり、天候が良いとむしろ暑い、というような
点はあれど、まさに太陽と海とジョガーの祭典。
走っててとても気持ちいい大会でした。
実際に走ったのは3万人いなかったみたいだけど、申し込み者
3万3千人っていったら東京マラソン規模だよね。
お上主導の作られた市民マラソン@首都に対して、地方都市主催の
本当の市民マラソンだなという気がした。
全ての関係者と応援してくれた沖縄の人達に感謝。