いけばな草月流の草月会館に初めて入館。
時間的にホール以外は閉まってるので草月らしいところは
ホールの外の照明ぐらいでした。
・青葉市子
広々としたとても見易いホール。
15分ぐらいおしてゴミ袋をかついだいっちゃん登場。
そっから1時間半近くほぼ動きなくギター弾き語り。
存在自体が音楽みたいな、ぽつぽつと喋るMCの間もギターを
ぽろぽろならしながら。
ちっさなカップ一杯だけが手元にあって、たまにそれで
給水?するんだけどほんとに一口ちょろっと口つけるだけで
そんなんで足りるのかよって思った。
なんか仙人みたいな水も飲まないし人間食うものなんて食べない
もちろんトイレとかもいかない、みたいな音楽の妖精みたいなイメージ。
静まり返ったホールでたまにごごぉって音がちょっとして、
「これ、銀座線。」下を通る銀座線の音がするんだね、その後また
地下鉄が走るたびにそれも効果音なような気持ちになった。
曲も歌詞、言葉も半分空想みたいな世界観でふーむって思いました。
今回の新作にあわせた世界観をステージセットとか衣装に周りの
友人達がやってくれたらしいんだけど、これなんかギリギリ
学祭的なとこあって特に衣装超変だと思ったのはそういう才能が
俺にはないからでしょうな。
アンコールでも持ってきたゴミ袋には白いぽんぽんみたいのが
入っていて客席に投げたりしてたんだが、そのパフォーマンスも
ちょっと不思議ちゃん作り過ぎ過剰を感じてしまったのは
俺にはセンスがないからだろうな。
中盤まではかなり入りこめたんだけどなー、ってか曲とか
音楽と一体化したような弾き語りライブ自体はとてもいいと思うんだ。
MCでちょっと出てたけど確かに旅人のライブと似てるとこある。
また機会をみつけて確かめに行く。