2019 はてなダイアリーから移行しました

読響@サントリーホール

読売日本交響楽団 第516回 定期演奏会
@赤坂サントリーホール大ホール


読売日本交響楽団
指揮 ゲルト・アルブレヒト


セットリスト
ブラームス:交響曲第3番 へ長調 作品90
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68


ロマン派っつうんですかね、ベートーベン直系の壮大優雅な楽曲が好き。
あと、俺の印象は木管の音だな。
それと、随所にあらわれる奥深いメロディライン、これが鳥肌モンやね。
3番は最初の楽章いきなり吸い込まれた。
楽章の最後を静かにしめるのも趣きがあっていいね。
といいつつ終盤は少しうつらうつらでした、スマソ。


15分ぐらいの休憩後昨日に引き続き1番。
まあ昨日は半分寝てたんで、今日はしっかり聴けました。
これは本当にすごいですね。
最初から効果的に構成された印象的なモチーフの応酬と、
その中にぴったりとはまりつつ浮き上がるしっかりと地に足のついた
優雅なメロディライン。
2楽章のコンマスソロはイマイチ期待ハズレだったかな。
そして3〜4楽章。
クララのテーマを織り交ぜつつ豪快だけど正確に構築された展開に
胸がざわざわするような感じで最後はガッツポーズしたいような
感じで終了。
プログラムには「凱歌を上げる」的な表現があったけど、
言い得て妙だと思います。


この日は楽団のヴィオラの後ろの方で弾いてる人のラストコンサート
だったようで、5回ぐらいのカーテンコールの途中で団員の女性が花束を
その人に渡して、最後のカーテンコール後は団員達がその人のもとに
わらわらと集まって握手してました。
なんかいい雰囲気だったなああ。
33年間やってきての定年退団だそうです。
別に歳とってもできるだろってのは思うが、その辺は素人はだまっとけだな。
とにかく、100%リスナーの俺と違って、演奏する側の人にしかわからない
想いってのがきっとあるんだろうな。


クラシックって、いいですね。
ロマン派いいですね。
ブラームスいいですね。