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joy

フジ前夜祭の日に情報が伝わってきたハラカミさんの急逝。
なんてこったい、また好きな音楽家が若くして亡くなってしまった。
俺が唯一持っているハラカミさんのCD「lust」からの2曲目。
2005年の作品。
最初にライブを見たのは確かロボの野音だったと思う。
こんな優しい電子音楽を、ってか電子音の一つ一つが柔らかいのね。
one & only、日本が世界に誇るアーティストの一人だったと思う。


そんな中楽しむと決めてフジロックはしっかり楽しんできました。
でもクラムボンのライブではやっぱりハラカミさんのことを
ミトの野郎が話しやがるもんだからもうぼろぼろ泣いてしまうし、
他にもいろんなミュージシャンがハラカミさんのことを追悼してた。
ほんとに楽しいフジロックだったけど、ハラカミさんのことを思い出す、
そんなフジロックになっちゃったな。


今日仕事先でrei-harakami.comを見たら、ユザーンからの追悼分が
載っていて、もうほんとに涙が出ました。
その中にはハラカミさんの人柄に触れている部分があって、
絶対に人を損得で判断しない、誰に対しても全く分け隔てなく相手に
尊敬を持ってつきあっていた、それがとてもナチュラルに出来る人
だったと。
俺はやっぱりそういう人が作る音楽に惹かれるし、そういう人を
良いと思う人が作る音楽に惹かれる、と思う。
技術の前に心だと、そういう人の音楽をちゃんと嗅ぎ分けて来られている
ような気がします。
とりようによってはとっても偉そうな書き方だけど、
今日早上がりして、バスの中で本当にそう思ったんだもん。
俺のブログなんだし、素直に書いておく。


とても幸運なことにyanokamiで予定されていたイベント出演は
矢野さんの英断によりそのまま出演することに決まったようで、
さらに幸運なことに俺はその全てを観ることが出来そうです。
多分これが最後になるんでしょう。
しっかりと胸に刻んできます。
それまではさよならは言わないよ。


最高だったフジのことはまたそのうち書きますね。