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旭輝黄金鯱@国立劇場

初春歌舞伎公演
通し狂言 旭輝黄金鯱 四幕八場
@国立劇場 大劇場


確かにおばさんが多いけど、意外に若者や青年ふうなのもいる感じでまず驚き。
1等A席で若干値段ははるもののお陰で快適に見られました。


以下セットリストw
序 幕(京)  宇治茶園茶摘みの場
        宇治街道の場
二幕目(尾張) 那古野城内大書院の場
        同 天守閣屋根上の場
三幕目(美濃) 笠縫里柿木金助隠家の場
大 詰(伊勢) 御師大黒戎太夫内の場
   (尾張) 木曽川の場
        鳴海潟の場


今後も公演が続くのでネタバラシ良くないのかもしれませんが、ライブ日記同様
書いちゃいますお。
というわけで人物設定もおぼろげなまま序幕からぐいっと引き込まれていって、
まず第一飛び道具が2幕目。
城内の場の後会場内暗転、そしたら客席後方から凧にのって菊五郎の柿木金助登場。
舞台上に出現していた天守閣に降り立ちます。
おとわやっ!!
一転して3幕目はストーリーの核心が明かされると共にぐっと心に迫る場。
そして大詰、チュチュートレインまで取り入れた軽いノリの笑い舞台と
もう一つの大きな飛び道具、本当の水を使った菊之助の「鯱つかみ」。
それ水使いたいだけやろ、というツッコミもありつつ、最後は要人がそろって
見得を切って終了。
お話的には2幕最初の場と3幕目が要で大詰は付けたしみたいな感じながら、
やはり最後の大見得を切る場というのがさすが、というほどにカッコ良かった。
話なんかわからなくてもあれだけでも見に行く価値あると思ったぐらい。
ド素人ながら今回は松緑さんには男ながら(全部男か)ホレました。
老若問わず女性ファンが多いのは良くわかる気がする。


というわけで本当に面白かった&自分的見所がわかった、のでまた行こうと思います。