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アラマーイルマンヴァサラット@DUO

アラマーイルマン・ヴァサラット
来日公演2009
@渋谷duo music exchange


ミクシの人とぱふーむチケの受け渡しをしてたので20分ぐらい遅れて久々のデュオ入場。
3月のオブモン以来。
フロアは結構後ろまでバー的な感じでテーブルと椅子が置かれていて、椅子は
全部埋まってる。
後方立ち見スペースは余裕ある感じだが、まあよく入ったんじゃないのかな。


子供は居ないけど若者から初老の方までまんべんなくいる。
男女半々、異人さんはほとんどいない。
なんか業界っぽいおしゃれ層と音楽ヲタ、NGOやってそうなおばちゃんが多い。
多分関係者にチケットをばらまいたんだろうって思った。


・Eivør
始まってるかと思ったら長い金髪の白人のお姉さんがエレキギターで弾き語り中。
フェロー諸島デンマーク領だが独立国って?どういうことだ?)が生んだ世界の歌姫、
アイヴォール・パルスドッティル(Eivør Pálsdóttir/Eivor Palsdottir)だそうです。
アコギで足踏みによるリズムをいれた曲もありつつイマイチぐっと来なかった。
と、思っていたら最後、20人前用ぐらいの寿司のお盆みたいのに片側だけ皮を張った
手持ち太鼓をモコモコのついた棒で叩きつつ歌というより祭礼のようなシャーマニックな
声を出してて、これが引き込まれる程良かった。
始まった時間はわからないけど開演時間からは40分ぐらいで終了。


・Alamaailman Vasarat
20時演奏開始。
キーボード&ピアニカ、チェロが2人、ドラム、長身長髪のトロンボーン
ずんぐり体型でシルクハットのクラリネット、という6人組。
チェロの1人はテルミンを使ったりもする。
クラリネットはバズーカみたいな据え置き巨大サックス(チューバックス)を併用。
チューバックスの響く音はいいんだが、低いからあんまり聞こえないな。
音源も聞いてたより、ライブだと多様な音楽のごった煮感が映える。
ありきたりブラスではないね。
盛り上げ一辺倒じゃなく聞かせる部分も多くていいです。
ただドラムはなんかペコペコしたロック系でどうも俺には馴染まなかったな。
終盤MC担当の短足髭サックス(ごめん、誉めてるつもり)スタクラさんが、
ヘヴィーメタルが云々みたいなこと言って、ほんとに右端のチェロがメタルギター
みたいな音を出してドラムもドコドコ、トロンボーンのエルノさんが髪を振り回して
ヘッドバンキング、なんてのもあって面白い。
招待が多いせいか、座った客は微動だにしないのが多くて、折角のいい演奏なのに
もっと盛り上がっても良かったのに、と思った。
フジだったらすげえ盛り上がっただろうに。
スタクラさんのMCもとぼけた感じなんだけど、早口の英語で殆ど聞き取れなくて、
どうもうまくステージとフロアが馴染まない感じだった。
それでもメンバーは楽しそうに懸命に盛り上げようと演奏してて、最後も深々と
お辞儀をして、とても好感持てました。
アンコール3曲ぐらい、またエルノさんの髪振り乱し大暴れあり。
全部で1時間20分ぐらい、あんまり期待してなかったけど良かったです。


明日もデュオでやるから暇な人、興味ある人は見に行くといいと思うよ。