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ロボセッション@キネマ倶楽部

ROVO TOKYO Session at 東京キネマ倶楽部 Vol.2
@鶯谷 東京キネマ倶楽部


Guest:高良久美子(Vib,Per,etc)、大野由美子(SteelPan,Moog,etc)
映像:迫田悠


開演5分前ぐらいに5月のダブセクステット以来のキネマ倶楽部に入場。
野音なんかに比べると若干大人な感じの客層。
入りもキャパの7割ってなところだと思う。
まあね、ロボの曲やるわけじゃないからね。


ROVO
2006年の七夕に行われたアルゼンチン音響派の3名(サンチャゴ・バスケス
アレハンドロ・フラノフ、フェルナンド・カブサッキ)との合同セッションの続編。
バッファロー大野由美子、吉垣夫人の高良さんを交えてのセッションです。
なんか身内で済ませた感はあるけど、大野さんは意外にロボ近辺との絡みは
見たことないかもしれない。
ちなみに大野さんはベースにパン、後ムーグ(モーグ?)ってシンセか。
高良さんは鉄琴(ヴィブラフォンというべきなんでしょう)になんかいろいろ
叩いたり吹いたりする鳴り物、ピアニカ。
ステージ配置は半円を描いて向き合うような形で8人が並びます。
左からもっさん、益子さん、大野さん、岡部さん、吉垣さん、原田さんもとい
仁デストロイ、高良さん、勝井さん。


序盤は30分のロングセッションと10分ちょっとの短めセッションが2つ。
短めの2つは一続きかもしれん。
あまりぐいぐい引っ張る感じじゃなくて、8人の音色の交わりを楽しむような
落ち着いた、でも華やかなセッションでした。
そして、15分休憩の後は芳岡コンビ+高良さんがステージ中央に集まっての
パーカスセッションに始まり、終盤はロボ的な疾走浮遊感溢れる展開。
ドラム2人がガンガン引っ張り出すと一気に空気が密度増すね。
即興の強みというか、ロボ以上の緊迫感や自由度がとても良かったです。
アンコールは5分もないぐらいで強引に吉垣さんが終盤を展開させて一気に
終わらせた感じでした。
勝井さんは「ロボ史上最短の曲でしたね。」と言ってた。
でも、もちっと聞きたかったね。
そういう人が多かったのかだいぶ長いこと再アンコールの拍手してましたがなし。


3年に一回ぐらいならこういうのもいいな、と思いました。
年1回でもいいか。
いろいろゲスト想像するのも楽しいよね。
ウエハラひろみとか、ユザーンとか、インキャパとか、ううあなんか面白いと思う。