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ヒカシュー@スターパインズ

ヒカシュー 夏物語「スイカの伝説だっけ?」」
@吉祥寺Star Pine's Cafe


去年11月のアコパルライブ以来のスターパインズ。
開演直前に入ったら、この日は完全カフェ仕様で、ゆったりとテーブルと席が
置かれていて、荷物を椅子に置いてる人もいるぐらい。
整理番号110番台だったけど、50人いないんじゃなかろうか、何故だ?
客層は20代半ばから4,50代まで幅広い。
20代後半ぐらいのオシャレな女性が結構いるのは意外だった。
全体的にも女性比率のほうが若干高いような感じでこれも意外。


開演時間ちょうどに巻上さんがステージに出てきて、今日はゲストを呼んでるので
先に演奏してもらう、とのこと。


・Picidae
ノルウェイから来た男女2人組。
基本的には女性がvo.と脇に抱えられる大きさの小型ハープ、男性の方が
トランペットで演奏。
トランペットもとても小さな音で、静かな森の中のような音楽。
男性はたまに膝に鍵盤楽器をおいてイフェクトかけたような音を使う。
女性もよくわからない楽器を膝に置いてエレクトロな感じの音を出したりしてた。
心が落ち着くいい音楽だったんだけど、折角ならノルウェー語でやればいいのに、
と思いました。
4,5曲で20分ぐらいの演奏。


後で彼らについて調べてみたら、先週から日本ツアーに来てて、東京は月見ル
で2日、その後静岡と京都で公演したみたい。
巻上さんは静岡公演で共演。
ほんっとにね、まだまだまだまだ、知らない音楽に触れる機会はいろんな場所に
ひっそりと、でもしっかりとあるんだな。
企画はOffice Ohsawaというところなので覚えておきます。


ヒカシュー
20時ぐらいにまずはバンドメンバーの変な演奏から開始。
ピアノ(グランドピアノの上にキーボード置いて同時演奏)と、gt,b,drの4人と
vo.巻上さんはテルミンとたまにトランペット。
ようこそいらっしゃいませ、的な話なのか歌なのかよくわからない状態のまま
最初の曲が進み、そこで挨拶とか紹介とか。
なんだか余裕があって喋るのも面白いのね。
「生きること」は圧巻でした。
暴走したり静まったりする演奏と巻上さんの変幻自在の声。
ヒカシューのすごいとこを体現するような曲だと思う。
メンバーの演奏はプログレッシブな感じで普通にカッコ良くて、それを楽しそうに
笑いあいながらやるのがいい。
変な音楽を真剣に長い間やってきた余裕というかなんというか。
巻上さんのアクションも奇妙でいいんですが、ギターのおじさんの動きもコミカル
で面白かった。
アンコール2回、2時間超。
変な歌詞だけど普通にノレル曲も一杯あって思った以上に盛り上がってました。
こんな世界があるなんて、知らなかったよ。
音楽の世界の奥の深さに驚異さえ覚える。


また見に行きたいと思うんですが、次回のライブはサマソと被っちゃってました。
まあまた機会もあるでしょう。
年末ほんとに「カレー三昧」の合唱やらないかな。