contrarede presents WHY? Japan tour 2009
@渋谷O-WEST
先週のハイラマズ以来のWESTに開演ちょい前に到着。
20半ば〜30代が主な客層。
ちょっと格好いい系のお洒落さんとイノウファンと思われる比較的若い普通系、
4割位の女性と1割強の異人さん。
9割位は埋まってて驚いた。
なんたって整理番号30番台やったからね。
・THE LOYAL WE
喋り方と仕草が可愛らしい子と、美人系の子の2人の若い白人のキーボードと
日本人の男子ベース、ドラムの編成。
可愛らしい方がメインボーカルでたまにアコギも弾く。
音はマイナーキーだけどドリーミンな感じ。
まだ未完成な感じだけど悪くないね。
留学生なのか2人ともなかなか日本語上手。
イノウのことをイノウエとか言ってたけど(笑)
演奏は20分ちょい。
・あらかじめ決められた恋人たちへ
今月頭のナツメンxジョイハイツでDJやってたけど、バンドでは去年10月の
渋谷タワレコインストアライブ以来二回目。
今日はベース、ドラム、パーカス含めた4人編成。
俺の位置からは見えないけど強めのダブ効果入ってて、うっちー？とオモタ。
これが本来の形なのかな。
池永正二は最初はピアニカなしでレゲエリズムに乗って暴れる暴れる。
何度も飛び上がって叫び声を上げて意外だった。
ロック的タテノリもできるし、そういう人もいたけどベースが引っ張るレゲエリズムに
のるのが圧倒的に気持ちいいと思う。
暴力的な程の暴れかた&叫びと、物悲しいけど扇情的なピアニカの旋律。
横に置いてあるキーボードはほとんど使ってない感じ。
いつの間にかパーカスの人もピアニカに持ち替えていて、ベースのレゲエリズムを
補佐してて、超気持ちいい。
30分強の演奏。
すげえ良かった。
・group_inou
去年11月の早稲田祭UBC-jam以来これも2回目。
ファンはそこそこいたんだろうけどアウェイだった。
確かに打ち込みと早口ラップだけではどうしても発展性に欠けるキライはある。
が、生命線である打ち込みの性急な上げ感はクオリティ高いと思う。
MCのマイクの音がうまく調整されてなかったのか、ラップの内容は
あんまり聞こえないんだけど、それぐらいのがいいや。
・WHY?
真ん中にスタンディングドラムのメインヴォーカル、右にキーボードセットの人、
左にドラムセットの人、後ろにベースという4人組。
全員がマルチ奏者で、ドラムの人は最初ベース弾いてたし、
ドラムセットの横には鉄琴が置いてあるし、ベースの人はギターも弾く。
キーボーディストもギター弾きながら鍵盤叩いたり、真ん中の人も
キーボードやギターも出来るみたい。
音は、なんというかいろんなジャンルの要素が含まれてて、
簡単に言うと変な感じ。
決してガンガン乗せるとかそういうわけじゃないんだけど、
とても深く多彩な楽曲でとても面白い。
基本的にはマイナーコードが多くて、たまに微妙に祝祭的なフレーズを
織り込んだりしてて、ぐいぐい引き込まれていった。
なんかこの感じどっかで体験したな、とライブ中ずっと思ってて
よく考えてみたら、アニコレで体験した感じと似てる。
じわじわと染み込んでくる世界観。
いやあもうとても良かった。
今回のこのツアーも、気鋭のレーベルcontraredの招聘。
今のとこ、OMとコロちゃんにWHY?でハズレなし。
引き続き注目してます。
