HEAVY METAL SOUNDHOUSE 2008
@川崎クラブチッタ
これをライブと呼んでいいのかどうか。
まあクラブイベントでも曲かけてるだけってのあるしいいかな。
折角カミさんがいないのでライブだ、と探してたんだけど、
イマイチ食指が積極的に動くものがなくて、どうしよかな〜
と思ってたところにチッタからインフォメール来て、
そう言えばそんなものがあったなあ、と行ってみることにした。
今年は俺的にメタル復古の年だしね。
とはいいつつ疲れてたのと、そこまでのやる気はないので、
開演後50分過ぎたぐらいにようやくチッタ入場。
後方は椅子、テーブルなど置いているものの、そこそこの入り。
客層は予想通り、30代〜40代の天下。
俺なんかは多分最も若い部類に入るんだろうと思う。
思ったより女性率も多くて、2〜3割ぐらいかな。
何故かたまに若くて可愛い子がいたりするけど、多分年上の彼氏
経由なんだろうな。
後は子供連れもちらほら。
そして、とてもアツい前方フロア。
話は聞いてたけど、お立ち台にびっちり人が乗って、エアギター
とかエアマイクとかエアパフォーマンスとかgrgr
しばらくは固まって見てたんだけど、次々と流れてくる名曲と
それに全力で応える観客を見てたら、すぐ気持ちは馴染んだ。
そうそう今日はゴマTではなく10年ぶりぐらいに着たメタルTです。
俺が始めてライブに行った94年のセパルトゥラ「CHAOS A.D.」
ツアーのTシャツ。
ほんとはもっとお気に入りだったパンテラTがあったんだけど、
2004年のフジロックで無くしちゃって、大変惜しいことをした。
なんでフジでそんなもの着たかと言うと、その年のフジの前に見た
赤犬ライブでアキラがパンテラTを着てたので、じゃあ苗場初見参は
パンテラTで迎えてやろうと思った次第。
おっと脱線し過ぎ。
・MASA ITOH
そんなかしこまって書くほどのもんでもないか、まあいいか。
残り30分ぐらいだったけど、インフレ、アチエネ、ジューダスは
「Jagulator」など。
古いのは全然知らん曲だった。
・坂本英三、柴田直人(from ANTHEM)
フェアウォー、ハロウィン「Power」、ライオットって
その流れうげぇえ。
ギターソロうげぇえ。
DIOと最後の自分らの曲では坂本っちゃんステージ走り回って
エアギターにエアヴォーカル(ほんとに歌ってる?)、
そしてエアドラムまで披露して大盛り上がり。
去年もやったらしく、恒例になりそうな感じ。
・KOH SAKAI
暗転してドラえもんアニメタルから。
さらに「To Be With You」「Green-tinted 60's Mind」と
ミスタービッグ2連発〜、嬉しいけど笑っちゃう。
そして今でも完全に歌詞を覚えていることに我ながら驚く。
毒舌MCがまた面白くて、お前ら毎年合唱下手過ぎるから今回は
ボンジョヴィは「Livin' on a Player」なし、といった直後に
イントロ流れ出して吹いた。
後「JUMP」で跳んだ、これ超好き。
なんとなく、来年ヴァンヘイレン何かとカップリングで来日する
ように思ったけどどうか。
他「Final Countdown」「Ace of Spades」「Seek & Destroy」
メガデス、オジーなど。
こてこて定番路線、いいけどヒネリはないな。
・MASA ITOH
2回目のDJはエアボーンから開始。
セーソクはちゃんと新しいものも広めていこうという意思が
あって、それはとてもいいことだと思う。
古い曲勿論いいけれど、それだけだと閉塞しちゃうからね。
「Welcome to the Jungle」「Girlsx3」、AC/DC、そして
スキッドロウは「Youth Gone Wild」。
その前に「お前らまだまだ若いな！」ってなMC入れて、
この辺りの旨さはさすがだなあと思うね。
メイデンがバカ盛り上がりした後、ラウド系入れてくれたのもとても嬉しい。
終盤にテスタメント→スレイヤー→アンスラで完全に壊れて
両手挙げて叫んでモッシュに突っ込んで頭振って暴れた。
こんなことしても誰にも変な顔されないなんて素晴らしい。
最後の曲は知らなかったけど(周りの人らに怒られそう、ハノイ？)、
みんな肩組んで回ってて、とても幸せそう。
世間から虐げられて、バカにされて、キモがられて、それでも
好きな音楽に嘘は吐かなかった彼らが心置きなくその愛を
表現できる場所、ここはそういう場所なんだね。
それにしてもお立ち台でほぼ全曲フルで歌ってる奴とか、
ライブ版でのフェイクとか合いの手みたいのまで完コピしてる
奴とかマジすげえな。
行く前の気分とは大違い。
楽し過ぎてもう満喫しまくってチッタ出ました。
年一回、ここに来るのはいいことだなあ、と思います。
