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O.N!N!リリパ

Rhytm CHANT 〜O.N!N! New Album Release Party〜
@渋谷O-EAST


前日にチケット買ったにも関わらず整理番号10番台という
恐るべき実態にビビリながら19時頃にEASTへ。
EASTもしょっちゅう来てるようで実は7月のROVO以来3ヶ月ぶり。
それにしても関係者列並び過ぎだろ、ほとんど関係者なのか?


入り口で「お目当ては何ですか」と聞かれ「お、オルケスタ...」
と口ごもりつつ伝えると「はっ?」っと聞き直される。
やべ、略し方間違ったか、こいつ知らねぇのに見にきてんの
かよプッ、とか思われてるのかなあ、とドキドキ。
で、もう一度「オルケスタ!」と言って見たら伝わったみたい。
ONN、とか言った方がいいのかなあ、あ、略さない方がいいのか。


・秀
EAST内はフロアに椅子が並べてあって、まだ50人ぐらいしかいない中
ハッピみたいなのを来た男がステージの下でなんか叩いてた。
取り合えず一杯飲んで一服して荷物をコインロッカーへ。


・Orquesta Nudge!Nudge! with Kik_07
予想外のこんな時間に早くも真打登場。
約15分ぐらい、オーソドックスなリズムでウォームアップには最適。
打楽器11人、やっぱ迫力あるね。
Kik_07(=キクチ七変化とかって言ってような)というダンサーが
ステージ後方の台の上で音楽に合わせてるのかどうかわからないが
パフォーマンスしてた。


・pikaia pandeiro special
トランペット&ジャンベ&声&タンバリンの人。
ビリンバウ&ジャンベ&タンバリン&声&ホイッスルの人。
トーキングドラム&シンバル&ちっさい機器のついたちっさい
トーキングドラムみたいなの&タンバリンの人とギターの人の4人組。
みんな歳食ってるせいか、なんとなく閉塞感があるなあ。
でも、どんどん押してくるのでノレます。


・Steve Eto
映像+テクノ+パーカッションでのりのり。
3種類の違うものを叩いている自分を映した映像に合わせてステージ
でもなんか叩いたり、いろいろ趣向を凝らしたリズムミュージック。
ドラム缶使ったり、鉄の棒使ったり、これは面白かった。


・Orquesta Nudge!Nudge! 練り歩き
ロアの横から岡部さんと芳垣さんがなんか叩きながらフロアを練り歩き。
と思ったら2階から他のメンバーもいろいろ叩きながら降りてきた。
ちょっとしたサプライズで盛り上がる。


ASA-CHANG&巡礼
ほんとにひっさびさのASA-CHANG、2年ぶり。
ステージではなくPA前に設置してあったセットで演奏。
そんな盛り上がるという音楽ではないけど、興味ない人多過ぎ。
レッドバーに人が溜まって、馬鹿でかい声が聞こえてきて非常に邪魔だった。

まあ、それは誰も悪くないか。
でライブだけど、短めながらやっぱいいなと思ったよ。
「つぎねぷ」に「あたらしい花」「12節」とか5,6曲やったかな。


・Suji
いかにもアングラアーティスト風の長髪男によるタップダンス。
両腕で器用にバランスを取って、いろんなリズムを刻む。
普通に感心しました。


・Orquesta Nudge!Nudge!
さあメインですよ、と思ったらフロアの大半は座ったまんま。
最初アフロックスの人がアフリカっぽい言葉で歌う曲で、
踊るとかそういう感じじゃなかったのも良くなかったかも。
なんだか盛り上がりに欠けるまま、新作アルバムの1曲目。
威勢のいい掛け声と共に、11人の豪快なリズムが相当気持ち
いいんだけど、う〜ん最前のおじさんとファンの女の子達
及び俺含むフロア後方の立ち見エリア以外はノッてもいない。
後半だいぶ健闘するも結局半分も立たなかったな。
まあ、芳垣さんも言ってるように、踊らせる曲ってわけでも
ないからしょうがないけどね。
一応アンコールはやって、とっても静かな曲。
メンバーが小さい打楽器とか鈴みたいなのを鳴らしながら
静まり返ったフロアをバラバラに歩き回るというとても
不思議な世界を作り出して終了。


打楽器の新たな可能性とか、変わった楽器とかの追求という
意味では文句なく面白くて、今後も見て行きたいと思う。
多分、曲もわかる人なら凄い、とわかるのかもしれない。
けど、それがマスにウケるかというとそうじゃないんだね。
ヴィンセントと同じような突き抜けない感をどうしても感じてしまった。
それでももっと注目されていいと思うんだけど。