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眉村ちあき@ロフト

眉村ちあき2ndワンマンライブ
〜SOLD OUT 関係者席ありません〜
@新宿LOFT


眉村ちあき
ほんとに売り切れは驚いたけど、ちゃんと後ろでも見えるぐらいの
余裕を持った売り切れ。
これ以上入れると柱の後ろから見ないといけない人が出るから、
というツイートがあったように450だったみたいね。
そういうところも信用できる。
あとほんとに関係者席はないようで、さかい少年はヲタの余りチケを
買ってきたみたいだし、付き合いで来てそうなアイドル関連ぽい
女性客も後方で見辛そうにしてましたね。
ぱいぱいさんとか、この人は付き合いとかじゃなく、だろうけど。
といいつつ見えないとアレなのでフロア横から。
シンゴジラ風の怪獣まゆむら襲来の茶番映像から開始。
結局爆破ネタってそれだけやったな。
スクリーンが上がるとステージ中央でっかい風船。
ゴー吉田が挨拶をして針を風船に、出てきたのは知らないオッサン。
ゴー「お父さんじゃないすかっ!」、それだけですが笑
本人は後方ロフトバーから登場最初は「ナックルセンス」だー!
ヤッター!って最近言わなくなったの寂しい。
気持ちはめちゃくちゃヤッターなんだけど。
そっからはもう怒涛の連続ライブ、ほとんどMCっぽい時間もとらずに
ガンガン曲をやっていく。
あとこれ多分意図的なんだろうけど、シリアスな曲とふざけた曲を
ほぼ交互にいれてくるんだよな。
この感じ俺はとても好き。
「あごけずりゆうこ」ゴムボートでフロアへ、の予定がゴムボートの
半分に空気が入ってない。
「空気入ってねーだろ!」と誰かにキレるまゆむらさん笑
しかしその半分のゴムボートで果敢にフロア観客の上を移動。
ぐるっと柱を回って俺のいたフロア横エリアへ。
そこからフロアって柵もあるし一段低くなってるのでそれを下に
流すの危ないかなーって思ったけどそこはバランス能力に長けたまゆむらさん
ちゃんとうまくステージまで戻れました。
7曲やってスクリーンが再度下りてきて、仮面と黒タイツのダンサー?と
共にスクリーン前に3人ならんで「留守電っぷ」。
ダンスに注目と紹介されつつまったく踊れない黒タイツでした。
多分1人はわぽさんやな。
「電話っぷ」はほんとはステージを自由に動いているところを見たい。
開放感とか、解放感とか、浮遊感とか。
「お天気お姉さん」、ちょっとミスったけど「前々前世からずっと
君を探し続けたよー」のコール。
ワンマンで多分初ライブの人も多いし、最近もほとんどやらない曲なので
さすがにコールは少なかった、けど、これ大好きなのでまたやりたい。
「リアル不協和音」最高、あ、そうそう例によって宇宙服だったんですが、
途中で今日から発売のオレンジのみっころTシャツに。
やたら短いスカートだなと思ったらその下が例の水着でしたね。
終盤は水着でのライブ、ちょっとどきどきするからもうちょい露出は少なめで
お願いしたいところ。
あ、で、オレンジTでの「リアル不協和音」ライブの中盤に多分ここって
いうところにおいた必殺の一曲。
今日も素晴らしいです、素晴らし過ぎてもうなんも言えねえ。
それからふっと軽い雰囲気での「スーパーウーマン」。
これでも結構中身は重くって、いい曲なんだよな。
曲中MC、「この曲、昔付き合ってた人のことを歌ったんだけど、
もしみんなが他界したら、みんなの曲になるから」、だって。
そうだね、そうならないようにずっと好きでいたいほんとに。
で、久々のイントロ「これほんまに眉村さんが作ったの?」。
これさ、俺がみた3回目のライブ、2回目にまゆむらさんを目当てに
ボリスを蹴って観にいった新宿レッドクロス。
その日初披露、最初にこの曲をやったんですよ。
あの衝撃、すっげーカッコいいトラックからいきなりおこちゃま発音の
ふざけた歌、拡声器を使った狂ったパフォーマンス。
相当久しぶりの披露だと思うけど前方ヲタクちゃんと拡声器を持ってて
まゆむらさんに手渡し、いや、最高だな、猿でーす。
「コカコーラ」、唯一負けるとしたら、今回は「誰にも負ける気しねーよー!」
そして新曲です。
その前後あたりにちょっとMCあったんだっけな。
2ちゃんをまた見たけど前より余裕でふーんって思えるようになった的な。
「ロフトでひーひー言ってるようなのが売れるか」っていう書き込み
あったけど、2週間前に売り切れたもんねー、やーい。
俺も知らないそいつに向かって「ばーかばーか」って言ってやった。
匿名で悪口書くやつとかマジでクズだ、今の俺か。
とりあえず新曲、ラブソング、やわらかなメロディ、ゆったりリズム、
ああーこれはーって思っているところへ「ハゲ、でも」っと
フロアの誰かハゲを指差してたのかな、笑いが起こってそこからサビへ。
さよならの寂しい気持ち、恋心、それはまゆむらさんからのヲタクへの
愛情と重なってうっすらと胸がぽっとする、きゅんっとする。
これ他の人も言ってたけど、ブギーバックのサビみたいだって思いました。
21世紀のブギーバック、俺ならそういうキャッチコピーをつける。
そして、「荻窪選手権」というコールの後、何がくるんだろう、
きっとなんか知ってる曲だとみんな思っているところへ
ほんとに新曲「荻窪選手権」ワロタ。
衝撃的でふざけてて面白いっちゃそうなんだけど、俺はどっちかってと
ぽかーんって感じだったな笑
「新曲が一曲しか作ってないわけないだろー!!」って嬉しそうな
まゆむらさん。
また自分でハードル上げちゃったんじゃ。。
それとなんかもういつもながら情報量が多過ぎて「なんだっけ」も
ハイライトというかライブの中の1曲でしかないという。
苦しみの中から産まれた時との思いの違いもあるかも。
それまで時間もあんまり気にせずにいて、「あと2曲」に
ほんとに自然に「えーっ」ってなる。
この時点で時計みたら1時間40分ぐらい、あっという間。
もの足りないってわけじゃなくて充実して一瞬で時間がたってしまった感。
ここで久々「ビバカメ」やったー、大好き。
合唱はイマイチ、知らない人が多いんだろうな、という印象。
ラスト「ピッコロ虫」、前唱アカペラ部分でアドリブ。
なんかワンマンについての気持ちとかだった気がする。
結構ひっぱってアカペラ続いていたんだけど、
まゆむらさんPCの側で控えていたたなか。がタイミングを見て
曲をスタート。
PA席にそそくさと戻るたなかをにやっとしながら睨むまゆむらさん。
いいな、この関係微笑ましい。
高音が突き抜けるサビが素晴らしいこの前の新曲で比較的にあっさりと
本編は終了。
ステージのスクリーンが下がって拍手が続く中で映像が始まる。
ここで過去のいろんな振り返りといろんな発表。
発表も一杯で忘れちゃったかもだけど、トイズと仮契約、
東西クアトロライブ、無人島クリスマス、来年のスタジオコースト、とか。
クアトロはもう今なら余裕だと思うけど、コーストは2500人か。
いけるかもって気がするが、その人数のライブがどんな感じに
なるのかちょっと想像つかないような、あんまり変わらずやっちゃうような。
さあ、アンコールを始めよう、って文字が出てアンコール。
結構本編終了から時間があった間に着替えとかしてたみたい。
白いドレスっぽい服と髪飾りで登場。
「マリア」とか名乗ってました、なんだよ。
で、披露したのがオペラ歌唱、ピアノ伴奏はまんぼうさん。
これが素人の真似事レベルを断然凌駕するすげーできばえで、
改めて能力の高さを思い知る。
からの、バンドメンバーが出てきてて(ルームイズマイン)、
まゆむらさんドラムでのエアロスミス「ウォークディスウェイ」。
この反応の薄さがまた音楽ファン以外の層の多さを表しているような。
最後2曲、バックをバンドに任せて、残しておいた「ツクツク」「メソポタ」。
若干バンド音が違和感、ってか慣れてないからそんなもんなのかも
というところはあったけれど、「メソポタ」ジャンプ大会で大団円でした。


セトリ
1.ナックル
2.インド
3.どっこい
4.オーストラリア
5.面会
6.あごけずり
7.クレヨン
8.留守番電話ップ
9.お天気
10.宇宙
11.リアル不協和音
12.スーパーウーマン
13.ほんまに作ったの
14.コカコーラ
15.本気のラブソング
16.荻窪選手権
17.なんだっけ
18.ビバカメ
19.ぴっころ虫
E1.夜の女王アリア
E2.walk this way
E3.ツクツクボウシ
E4.メソポタミア


その後一旦引っ込んでから写真撮ったりあったんですが、どうしても
新曲のCDがほしくてぱっと物販へ、一番に買えて良かった。
ワンマンを無理に感動的にとかしないで普通に一杯曲をやるってしたの
とても良かった、ずっと楽しくてあっという間だった。
勿論スモークとか紙ふぶきとか演出もいろいろあったけど、
あくまでメインは楽曲とライブパフォーマンスっていう、
それだけでむちゃくちゃ強いエンターテイメントが出来上がる。
みんなが多分楽しいって思える最高のワンマン大成功だったと思います。
そういう意味では普段のライブも同じではあるんだな。
「私は売れていっちゃうけど、自分の決めたことしかやらない」
その宣言を信じてまたこれからもまゆむらさんのライブに行きます。