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ムミートローリ@クアトロ

Far From Moscow 2017 Mumiy Troll Live in Tokyo
@渋谷クラブクアトロ


こんな誰も知らないようなバンドがクアトロソールドっていう時点で
やばいとは思ってたけど、開演30分前ぐらいのクアトロのビルの周り、
既にロシア。
4階に着くともうロシア語以外聞こえない。
それも結構女性が多目ね、ブロンドの白人、だいたい長身。
すごいバーカンのドリンク列長いのを待ってると、前のロシア女性客、
ワイン少ないもっとって兄ちゃんにお願い。
兄ちゃん抵抗してたけど要求収まらずちょっと増やして渡す、
ウィンクで返すロシア女性、さすが、世界一の国土の奴らは違う。


UHNELLYS
まあそんな中フロアもロシア人しかいないですよ。
言い過ぎた、フロアには3組ぐらい日本人いました、俺以外で。
なんか知らんけど嬉しそうな笑顔で登場のキム、とミディちゃん。
そこそこフロアも好意的な感じした。
最初ちょっと引き伸ばした感じから初めてだいぶ溜めてからミディの
ドラムのアタック音がガシガシ入る流れ。
すっげカッケー。
んだけど、観てて思ったのは、これやっぱかなりアングラな音楽なんで
大衆的な音楽好きに簡単に受け入れられるものでもないよね。
って思いつつ端の子供が腕振り上げてのりのりだったりして、
あ、ロシア人の子供ね、一番正しいのは彼だったかもな。
ただちゃんとウケも良くて前方の客は総じて好反応、
しっかり手応え感じてるような二人の表情でした。
ってかいつになくいい笑顔だった気がするな。
なんつか今日特にだけど、この二人が笑顔で視線遇わせてるとこなんかいいな。


・Mumiy Troll
ウネ終わってすぐからコールかけるでっかいロシア人とか、
結構前にいると温度差ありそうなので後方へ。
ロシア語喋れないの俺だけじゃないかという状態ですがまあ。
ボーカルなしでのセッションから開始。
途中も一回ボーカル抜けあり、それなりの歳っぽいからな。
しかしそういう時はもう特に後方とか盛大なお喋りタイム。
途中なんか知らんけど日本語の曲ありました。
序盤からたまにロシア人はみんな知ってると思われる客に歌わせる曲が
出てきて、最後もそれで終わりかと思いきやアンコール扱い?で引き続き。
なんか歌メロは基本全部マイナーコードしかないのね、
その状態で一部の客が跳ね回って盛り上がるんですよ。
そしてそういう盛り上がり方をしない客が大多数。
でも熱はすごい。
思ったのが、例として言われてたロシアのサザン、みたいなキャッチコピー。
なるほど聞きに来る客が音楽マニアではないわけよね。
そういう目でみるとなるほど、っていうとこが一杯あって、
確かに貴重なロシア大衆音楽を体感できたのは良かったんだけど、
これは俺の心に刺さるものではなかったな、という気持ち。