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パティ@ビルボード東京

パティ・スミス アコースティック・コンサート
with ジェシー・パリス・スミス and レニー・ケイ
@六本木Billboard LIVE tokyo


平日昼間に仕事を抜け出してギロッポンへ。
まあ金持ってそうなおっさんおばはんばっかりや。


・Jesse Paris Smith & Tenzin Choegyal
知らんかったんやけど、パティの娘ジェシーとテンジンチョーギャルで前座。
テンジンさんチベットの方なのね、モンゴル系だなーって思ってました。
コンドルは飛んでいく、に会うようなとっても通る歌声。
お昼の贅沢なライブにはあうかもね。


Patti Smith with Jesse Paris Smith and Lenny Kaye
パティ登場、すごい存在感、笑顔、上機嫌で何か話し始めるだけで
ちょっと胸にくるものがある。
基本はギターを持たないアコースティック伴奏で歌う形式。
だからフジの時のロック感よりはもうちょっと歌中心な感じでした。
途中何かのポエトリー、ホーリーホーリーの繰り返しから始まって、
ホーリーピーポー、ホーリーなんとかって続いていく。
なんでこの人詩を読んでるだけで感動させられんだろう。
あと、モハメドアリのこと、そしてエイミーワインハウスのこと、
エイミーの名前を織り込んだ「This is the girl」。
震災のことも話していた。
上機嫌でジェシー、レニーと話ながらも、パティは真摯に暖かく
大きくこちらに話しかける、歌いかける。
2002のフジ、アバロンでのポエトリーリーディングを俺はみて
いないのだけれど、あの時の映像は知っていて、彼女は自国による戦争の
惨禍について日本に謝りながら、日本語で伝えられないことも残念だって
言ってて、今日もおんなじこと言ってたな。
日本の文化や精神的なものとかがすきなのだけれど、それを俺たちに
わかることばで伝えられなくて申しわけない、みたいな。
気にしなくていいんだよな、全部はわからないけれど、パティは
とてもわかりやすい英語で話してくれる、そして全部はわからなくても
言葉以上の思いが溢れててそれに飲み込まれて胸が熱くなる。
本編最後に「ビコーズ」、アンコールでは少年がギターを持ってステージに。
セッションは初めてだけど彼は新しい世代だ、って紹介して一緒に
「バンガ」演奏。
ひょうきんににゃおにゃお歌わせながら途中からギターを客ひ弾かせてた。
最後は「ピーポー」で締め。
クソ高いセレブのライブまじうざいんだけど、パティにまた会えたのは
本当に嬉しかったし、これて良かったと思った。
また元気で日本にきてライブしてくれるのを待っている。
今度は本来の場所で、ライブハウスやフェスで観たいね。


セトリ
1.ベアフット
2.wing
3.Redondo Beach
4.Footnote to Howl (Reading)
5.when doves cry
6.my blakean year
7.beneath the Thousand cross
8.this is the girl
9.pissing in a river
10.because the night
E1.banga
E2.people have the power