2019 はてなダイアリーから移行しました

ベルハー@クアトロ

Stepping Stone 〜ステッピング・ストーン〜
@渋谷クラブクアトロ


こんなに長いことべるはちゃんを観なかったのは1年半ぶり。
こんなに長いことエッジでモッシュしなかったのも1年半ぶり。
本当に久々のライブを本当は万全で迎えたかったのだけど、
休日出勤が終わってかけつけたら3曲目でした。
しかもこの後また仕事だったので後方から酒も飲まず観ることに。
っていうか前座の中年ハートとコラボした一曲目「ステッピンストーン」って
もしかしてピストルズ??(※元はモンキーズピストルズはカヴァーだって)
まじかあああ。
しゃあないけど。


BELLRING少女ハート
フロアに上がって、ああほんとに埋めちゃったなあ、ってのが第1印象。
売り切れたって情報見てたし、これぐらいのキャパは行けるって
根拠もなく発表の時から思っていたけど、でもほんとに埋めちゃった。
満員の客の中におまいつたちの汚ねえミックスの声が混じって
「キャンディ」の横移動で波打つフロアがなんか誇らしい。
「ゆーらり」からの、来ました初披露「プラスチック」。
この曲もいいんだよな、早くもっと覚えるくらい観たい。
この日は他の印象が一杯ありすぎてあんま残ってないんだ。


自己紹介後にゆるめ3つ入れてからの「ライス」、
7人メンバー全員集合バージョン。
からの寸劇コーナー、ひどかったねw
コントにもなってないようなひどい茶番でございましたw
これいるかー??っていう、いいけどね。
そん中でHELクライム登場し「ライス」懺悔ミックス初披露だよね。
これはお得感ありました。
寸劇でもあったんだけど、みずほの直線的なバトルラップが
結構決まってた、というかビッケは「もうちょっと練習しろ」とか言ってたけど
普通にちゃんとラップできたって意味ねえんだよな。
みずほのリズムでみずほの声でたまにもたつくぶれるからパンチが効く。
わかってねえなと思ったらヘルクライムの別の人はみずほすごいって褒めてて
俺はこっちの人間だと思いました。
みずほがすごくねえわけねえだろ。
あとここでもえちのピアノ披露がありました。
これまたびっくりするぐらい下手だった。
失笑起こってました、マジで人前に出すレベルじゃねー。
これはもうちょっと頑張りましょうって思いました。


さて木を取り直しての後半戦。
DSP」は以前にも披露した7人バージョン、これが結構迫力あっていいんだわ。
てぃらぴょんは以前に比べて目立たなくなってしまっているんだけど、
早いところ他の新しい曲もフリ入れてもらって覚えて全部を7人でやって欲しいね。
べるはちゃんのダンスはみんなでそろえるというよりもそれぞれが
有機的に絡み合うような作りになることが多いので多いとそれだけ
動きが面白くなるんだね。
てぃらぴょんのダンスは元々きれいなのでまたエース奪回目指して頑張れ。
そしたらもっともっと面白くなると思う。
で、この辺からカオスというかべるはちゃんお真骨頂というような激しく
狂おしい熱に浮かされたようなライブが展開していきます。
「サーカス」の身体を振るところは完全に音を無視した振り。
その中でカイちゃんが昔に戻ったみたいにゆっくりになっててワロタ。
最後の絶叫が今回はかなり長い時間続いて、ちょっとドキっとするような空気だった。
ときての「アイス」。
後方だったので右手を前に出さない人もいたけれど、フロア中央からいっせいに
ステージに向かって延びるたくさんの手のひら。
宗教みたいなキチガイじみた集団行動、これが高純度で成立する現場だから
彼女達のパフォーマンスも映える、って言ってもいいと思うの。
一つの象徴的なシーン、というかある意味一つの到達点。
「クリムゾン」の前にはみずほが曲間に一人で勝手にアカペラでサビを
歌いだすシーンがありました。
「クリムゾン」は音程も高くて難しいのでみずほは全く音程を保てないし
声も出ないんだけど、気持ち良さそうにワンフレーズを歌った。
最高だと思った。
自分の歌が下手だなんて露ほども思っちゃいない。
わかってたけど当たり前だけどみずほは天才だ。
不器用だけど、まっすぐ俺に突き刺さる表現ができるんだ。
「クリムゾン」後は完全に初出しの「オレンジスランバーズ」。
1冊の本を回し合ってメンバーがそれぞれポエトリーリーディング
きれいな曲、ほんと次から次へとすごい曲ばっか出てくるよな。
更に初披露の「クマゴクリ」。
カワイイ振り付けでニコニコパフォーマンスするのがメルヘンチックな
気持ち悪さも裏に併せ持つ感じで思ってたようにやっぱり良かった。


この辺で一回ゆーゆがそろそろラスト的なことを言ったんだったかな。
実際にはまだ曲は残っててじゅりが騙された的なこと言ってた。
じゅりも好調だったな、自由さと弾ける勢い、瞬発力。
「シャウト」の曲中のメンバー同士のタオル交換でてぃらぴょんが
みずほに渡すところをゆーゆに投げたらしくてみずほ怒ってて良かった。
みずほがてぃらぴょんに結構本気で文句言うところ結構好きw
この頃になると後曲何残ってんだっけって考えてて、あーって思ったとこに
「アッチェレ」爆発、素晴らしいな、素晴らしすぎるな。
俺ずっと後ろにいたんだけど、フロアにいるのと気持ち的に
あんま変わってなかったよ、心ではとても楽しんでた。
さらにまだあった初出し曲「スターライトソロー」。
これ「オレンジスランバーズ」と記憶被っちゃってんだけど、
大仰な感じのバラード曲だったようね。
(※6/28追記 全然違いました。リップスのレースフォーを思わせる
ノスタルジックな軽い感じのギターロック)
パフォーマンスはかなりいろいろ手が込んでた覚えがある。
で本編締め、「ワイドマインド」でした。
「ワイド」「アッチェレ」だったかでみずほが後ろの壁をステージに
持って来てパフォーマンスしてたな、発想がクスリだね。


なんかね、アンコールに「エッジ」残した件については前回も
いろいろ言われていたけど、まあ仕方ないかな、それはそれでいいかな。
ステージには前回ワンマンと同じくステージ後ろにベルリンの壁
あったんだけどそれを破壊して登場っていうのも一緒でした。
だからアンコで「エッジ」でいいんだと思います。
敢えてベタにやってんだと。
それにしてもアンコ前壁の前に筋肉自慢の外人ならべて
壁破壊までのためだけに用意したってのが、すげえ豪快なムダで爽快ですな。
そして壁にはBRSHの文字がありました、BRGHじゃねえのかと。
この辺の適当感もらしさ、ですな。


アンコはまだある初出し「リベリー」。
キャバレーダンスみたいなかわいらしい振りの踊りと
べるはちゃん楽曲にしては平板な感じのギターロックって感じ。
勢いとメロディは悪くないのでこれもどうライブで育っていくかは
やっぱ楽しみではあるね。
そしてお待ちかね「エッジ」、おおきな輪が出来てましたね。
みずほがステージ飛び出して俺のいた後ろまで出てきちゃってました。
それでしばらくステージに帰れずじゅりが持ってたでっかいタイコは
結局叩かれず仕舞いでじゅりは悔しそうだった。
じゅりもつっこんでくればよかったんだけどあれは重いか。
そして最後「ベドヘ」締め。
終了して挨拶があって去っていくところ、それぞれのTOから花束贈呈。
これがただの告白大会になってて蛇足でした。
もはやお前らのものじゃないんだよ、もうそういうとこは今日で抜けたんだよ。
って言いたいとこだけど、メンバー嬉しそうだったし、
彼らも一生懸命なのはわかるし、めでたい日だから大目にみよう。


そんなわけで全24曲(「ライス」懺悔ミックスは別)
これまでにないボリュームのライブでフロアにいたヲタちゃん達は
相当疲れただろうな。
べるはちゃん達はアドレナリンでまくってたんだろうけど意外に元気そうでした。
一杯汗かいて息も上がっているけど、最後まで笑顔、すごいね。
2つ目の壁も破られて、この後どこまで進化するのか。
実はちょっと最近の現場の居心地の悪さにちょっと距離をおこうか、
なんて気持ちは芽生えつつあるんだな。
でもいずえれにしてもペースは落ちても彼女達の今後を見守っていきたい、
そう思う気持ちには間違いはないよ。
充実の2ndワンマン、よくできました。


2ndワンマンのセットリスト
1.Tech Tech Walk
2.World World World
3.c.a.n.d.y.
4.yOUらり
5.プラスチック21g
《自己紹介》
6.月の真下でオオカミさんに尋ねました。
7.ヒバリの空
8.ボクらのWednesday
9.ライスとチューニング
《ゲストコーナー》
・寸劇
・ライスとチューニング/懺悔MIX
・もえちピアノ
10.D.S.P 〜だいすぴッ〜
11.Pleasure 〜秘密の言葉〜
12.サーカス&恋愛相談
13.アイスクリーム
14.ダーリン
15.Crimson Horizon
16.Orange Slumbers
17.kUMA GOQLI
18.Shout!!!
19.夏のアッチェレランド
20.Starlight Sorrow
21.WIDE MIND
《アンコール》
E1.Revelry!!!
E2.the Edge of Goodbye
E3.BedHead


印象に残ったこと
・「新規に優しくないっすよー」(知らないファンの声)
・元たけのこのなつきちゃんらしき子が俺のすぐ前で観てました。